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夢のあとにW
日時: 2007/01/20 17:05:17
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この世界には各国を治める頭脳明晰、治癒力にも優れ、自在に魔法を操れる姫がいた。王と妃は姫が子供の時に死んでしまったが、姫は一人でも立派に国を統治してきた。

――――が、しかし――――
それは姫がこの国を統治して、50年後の事。当時18歳の少女はいつまでも年をとらなかった。不安がった国民達は一斉に武器をかかげ、姫のいる城へとかけていった。中に入ると、姫はもう死んでいた。姫の傍らには反乱を起こした国民に対する呪いの文がつづった一枚の紙だった。

『10年後、この世界には女性か男性どちらかしか生きれないという、私の命を代価にした呪いをかけました。もし、双方が生きている場合、両方とも死ぬ事となります。』

この紙の内容は各国まで届けられ、男性と女性の争いが始まった。

5年後、この世に残ったのはプロの殺し屋、あるいは戦いによって殺しの技術を手に入れた者だけとなってしまった。女性の集まりの『レディーズ』、男性の集まりの『ジェントルマンズ』という組織ができた。どちらが生き残るのか、またはどちらも死ぬのか、それはまだわからない。

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Re: 夢のあとにW ( No.10 )
日時: 2007/01/20 17:31:55
名前: みせつ

冬瀬「なるほど。僕が……鑑さんが直訳したあと、お姫さまの考え方に合わせて訳しましょうか?父のお姫さまに関して記した本は、大体読みましたから。」
Re: 夢のあとにW ( No.11 )
日時: 2007/01/20 17:33:05
名前: 虚無

鑑「それは助かります。ですが、ざっと見た限りこれは手紙かあるいは姫の日記のみたいな文章ですね。」
Re: 夢のあとにW ( No.12 )
日時: 2007/01/20 17:37:06
名前: みせつ

冬瀬「えっと……そのようですね。でも、何か参考になることがあるかもしれませんよ?」
(冬瀬も手紙をざっと見て言った。)
Re: 夢のあとにW ( No.13 )
日時: 2007/01/20 17:37:44
名前: 虚無

鑑「え〜と、『私を殺めた者たちよ』?」
Re: 夢のあとにW ( No.14 )
日時: 2007/01/20 17:38:48
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リック「・・・・」
黙って聞いている
Re: 夢のあとにW ( No.15 )
日時: 2007/01/20 17:40:00
名前: みせつ

冬瀬「えっと……お姫様って自分で死んだのでは?」
Re: 夢のあとにW ( No.16 )
日時: 2007/01/20 17:42:18
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リック「でも、あながち嘘じゃないかもしれない・・・
    俺達、国民のせいだから・・・」
Re: 夢のあとにW ( No.17 )
日時: 2007/01/20 17:46:37
名前: みせつ

冬瀬「……それにしても、お姫様、国民のことを信じ切れなかったのですか?
たとえ、反乱されても、自分の国の民でしょう?
お姫様は国民殺したいと思う程の憎しみを持っていたのでしょうか?」
Re: 夢のあとにW ( No.18 )
日時: 2007/01/20 17:49:24
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リック「姫様はすごく優しかった
    俺もこんな事をするとは思えないんだが・・・
    だから、コレは俺らにチャンスをくれたんだと思った。」
Re: 夢のあとにW ( No.19 )
日時: 2007/01/20 17:49:34
名前: カイル(阿是羅◆T/m6vOA2DTM

・・・姫の考えていたことは、よくわからないな。

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