Re: 旅館ぶらり旅〜初日〜 ( No.36 ) |
- 日時: 2009/08/18 15:57:28
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- しかし、それに他の者よりいち早く気づいたのはルイギだった。普段なら飛びつこうとするが、シェリーのいる前ではさすがにと思ったのか………
ルイギ「…おい絵美里、アルフ。浴衣がどんどんはだけてってるぞ?」 「「えっ………」」 章悟「んなっ…!?」 修治「なぬぅ〜!!?」 勇輝「ああっ、修治!?試合に集中、集中!!」
絵美里「いにゃあぁ〜ん!?(///)」 アルフ「あわわっ!!(///)」
言葉で伝えといたが、逆に混乱を招いた様だ。だが、テンバは一応手を顔に当てて呆れた顔をしていた。
テンバ「…まあ、一応は学習しとる様やけど…口で言ったりしたらあかんて…?」 ルイギ「…みたいね。」
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Re: 旅館ぶらり旅〜初日〜 ( No.37 ) |
- 日時: 2009/08/18 17:42:24
- 名前: カイナ
- アルフ「わっわっ、え、絵美里さん、一回離れてっ!!」
幸い絵美里は驚いて手を離しているためアルフは慌てて振り向きながらそう叫ぶ。しかし絵美里は若干パニックになっており、しかも密着に近い状態は変わっていない。そんな状態でアルフが振り向いたらバランスを崩すのはほぼ当然だろう。
絵美里「ふにゃっ!?」 アルフ「えっ!?」
絵美里のバランスが崩れて前に倒れ、丁度振り向いたアルフにのしかかる形になる。卓球の試合を行っていたレオとメリオル、勇輝と修治は思わずそっちに目が行って試合が中断し、全員の視線が傍から見たら上半身裸の男子と下着しかつけていない女子が折り重なっている状態のアルフと絵美里の方にいく。 ちなみに二人の顔はアルフはもちろんの事流石の絵美里も真っ赤で、ルイギが思わず笑いを押し殺すように身を震わせていた以外は全員微動だにせず、沈黙が続いている。 床に当たってバウンドするピンポン玉のコーン、コーンという音がやけに大きく聞こえ、少しずつその音は止んでいった。
アルフ「……あぅ」(///) ルイギ「も、もう我慢できねぇ……ぶっははははは!!!」
そしてその沈黙が破られたのはアルフがそう呟いて羞恥心に耐え切れずに気を失い、同時にルイギが爆笑し始めてからだった。 ちなみにその直後ライと章悟が双剣を抜いて同時にルイギに斬りかかり、ルイギの悲鳴も一緒に響いたのはまた別のお話。
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Re: 旅館ぶらり旅〜初日〜 ( No.38 ) |
- 日時: 2009/08/19 20:42:46
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- ルイギ「…ぐふっ………」(血まみれ、骨折etc.)
シェリー「あ〜… 」 テンバ「…あ〜、ともかく早う着替えた方がええでっせ?」
・ ・ ・
そして…しばらくしてから、絵美里は部屋に戻りベッドの中に入ったまま出て来なくなった。恥ずかしさの余り、勇輝達の前に出られないらしい。
章悟「…で、もう落ち着いたか?」 絵美里「……………まだ。(//////)」
彼女が潜ってしまってるベッドの側で、章悟は椅子に座っていた。あえて、彼女のいるベッドに背を向けた状態で。
章悟「…まあ、さすがのお前でもあれは恥ずかしすぎるだろうな…?あの後、お前もアルフ同様気絶したんだぞ。部屋にまで運ぶのに苦労したぞ…?」 絵美里「…うにゅう〜…(//////)」
・ ・ ・
ルイギ「…さて、いくら何でも二人で俺を斬りまくるのって酷くね!?」 テンバ「あんなぁ…、クリーニング代やら払わされたわての身にもなってくれや!?」 シェリー「…ふ〜〜…!!!」
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Re: 旅館ぶらり旅〜初日〜 ( No.39 ) |
- 日時: 2009/08/19 22:13:57
- 名前: カイナ
- 一方、アルフも絵美里と同じく気を失った後レオに部屋に運ばれ、ベッドに入った後目が覚めたが、目が覚めた瞬間思い出したように顔を真っ赤にして布団を被っていた。
アルフ「あぅあぅあぅ……」(//////)
そしてアルフが潜っているベッドの近くのソファではライが章悟と同じくアルフに背を向けて座っていた。
ライ「アルフ、災難だったな?……大丈夫か?」 アルフ「……大丈夫ならベッドから出てるよ……」(//////)
ライの言葉にアルフは細い声でそう返し、ライはそれを聞くとそれもそうだとため息をついた。
アルフ「あうぅ……なんであんな事になっちゃったんだろ……」(//////) ライ「……俺もお前もああいうのには耐性無いもんな。俺はエルフィと過ごしてる内に多少は慣れたけど……特にお前はいきなりあれって」 アルフ「思い出させないで……ただでさえ頭の中それで一杯になりかけてるんだから……恥ずかしくて絵美里さんや勇輝君達と顔合わせらんないよぉ……」(//////) ライ「まあ……ゆっくり落ち着け、な?」
アルフが細い声でそう言っているとライは諭すような声質で言い、アルフは布団を被りながらも小さくこくんと頷いた。
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Re: 旅館ぶらり旅〜初日〜 ( No.40 ) |
- 日時: 2009/08/20 21:05:38
- 名前: ミクトラン二世
- エリー「ふ・・・・確かに、研究所でマーシャを連れて行ったのは私だ。否定する気は無い」
氷牙「ほぅ、以外に素直だな」 エリー「否定した所で空気が変わるなどさらさら思ってないからな」 マーシャ「ちょ、ちょっと待って下さいッ!確かにエリーさんは私を連れて行きましたけどそれは・・・・」 そう言う前にエリーが人差し指で唇を押さえて静止する。 マーシャ「エリーさん・・・・」 確かにエリーに誘拐されたのは事実です、しかしそれは失敗すれば妹さん達や子供達に危害を加えると脅して無理やりさせた父親が原因だっただけ。実際管理局に連れて行かれて来た時も自分に危害所か逆にまるで本当の娘のように優しくしてくれた(メサイアさんはブツブツ言いながらも意外にリハビリにも付き合ってくれてる)・・・・それどころか娘さん達も親切にしてくれた・・・・
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Re: 旅館ぶらり旅〜初日〜 ( No.41 ) |
- 日時: 2009/08/24 21:41:29
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- ルイギ「…ハア…、さっさと二度風呂して部屋に戻って寝るか…ん?(あそこにいるのは、氷牙達…とエリーの姉(あね)さん♪あと、その取り巻き姉妹…。おや、マーシャもいるが…これはどういう事だ?)…よし、[キメラ・ボディ=サトリ・ブレイン]…。」
・ ・ ・
勇輝「… ホントにごめんなさい…。」 メイル「…ふん、絵美里さんの裸を見るなんて勇輝くんのエッチ!!」 勇輝「ち、違うよぉ〜!!あれは事故だよー!!?」
修治「…何かこっち、微妙に修羅場だな?…まあ、あちらさんもみたいだけど…何故か一人身で良かったと思ってる俺がいるみたいだけど…、このバカップル達のこの光景すら羨ましい… 」
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Re: 旅館ぶらり旅〜初日〜 ( No.42 ) |
- 日時: 2009/08/26 22:48:57
- 名前: カイナ
- レオ「やれやれ、若い者達は大変だなぁ」
メリオル「レオはどうなの?……一応見たでしょ?」
勇輝達を遠くから眺めながらレオが呟き、それにそう返してレオの方を見るメリオルはそれはもう美しい微笑を浮かべていたが目は完全に笑っておらず、レオは思わず一瞬詰まるもののすぐにコツンと軽く自分の右手の甲をメリオルの額に当てて言った。
レオ「残念ながら俺にロリコンの気はないし、愛する妻の前でそんな真似するほど馬鹿でもないっての」 メリオル「……よし、ふざけた回答だったら新しい魔術の実験台にするとこだったわよ」 レオ「そいつはありがたい……ライとアルフ、エルフィに何か飲み物買ってくか?」 メリオル「奢りね。私の分も」 レオ「……へいへい」
メリオルが今度こそ普通の微笑を浮かべるとレオは思わず苦笑しながら返し、二人は売店に歩いていった。
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Re: 旅館ぶらり旅〜初日〜 ( No.43 ) |
- 日時: 2009/08/30 19:46:11
- 名前: カイナ
- カイナ「こっちも書きましょうよ〜。あ、それとミク二さん、ふと質問なんですが。クルミさんに彼氏っているんですか?」
カイ「いきなり何尋ねてんだコラ?」
その言葉を聞いた瞬間カイはカイナの首筋を右手一本で掴み、持ち上げていた。心なしか力もこもってきている。
カイナ「い、いえ……ただアルフってこっち出演面子で唯一恋人いないし、クルミさんも独り身ならどうかなと思いまして……」 レオ「ほう?てめえは一歩間違えたらピチューにアルフを殺害させる気なのか、ええおい!?」
レオが素早くカイナ目掛けて単なるヤクザごときなら即土下座しそうな程の殺気を発し、さらに剣を首筋に突きつけた。
カイナ「めめめ滅相もない!!」 レオ「第一、百万歩譲ってそれがよしだとしよう。クルミさんは本来ミク二さんとこのキャラだぞ。どうやって書く気だ?」 カイナ「……あ」 レオ「カイ、そいつの頚動脈握りつぶせ」 カイ「うす」(右手に力を込め始める) カイナ「ちょっ止め止め止めぐるじぃ……」
レオ「んじゃま、そう言うことで。ミク二さん、この馬鹿の質問にとりあえず答えるだけ答えてあげてください。 それとこれは本編とは何ら関係ないのでシカトしてくださって構いません」
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Re: 旅館ぶらり旅〜初日〜 ( No.44 ) |
- 日時: 2009/08/30 22:53:14
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- 忠「…オリキャラ設定第二弾作って下さい…。あと、ミクニさん…カイナさんの質問についてはいかがでしょう?更にカイ君、やりすぎ!!」
・ ・ ・
ルイギ「…ふ〜ん、マーシャをさらわせたのはあの三姉妹達の父親の命令か…。けど、ホントにそれでいいのかねぇ〜…?」
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Re: 旅館ぶらり旅〜初日〜 ( No.45 ) |
- 日時: 2009/08/31 18:14:19
- 名前: ミクトラン二世
- いんにゃ、たしかクルミは10数年前にピチューが赤ん坊だったのをヴァジェット達も一緒に保護して養子にしてあいつ等だけで生きていられる位にまで育ててあげたので、ほぼピチューの娘ですね(ちなみにピチューには2人の実の子供が存在)。
ピチュー「だけどそれがまずかった・・・・クルミにはどんな生物でも特殊な光で大人しくさせたりどんな怪我でも触れただけで傷一つ残さずに治す事ができる『キュア・リカバリー』という能力を持っていた・・・・それが評議会のゴミドモにばれて軍に無理やり連れて行かれてヴァジェット達もクルミの安全のためにいいように利用されて・・・・・」 ヴァジェット「お陰で俺等は毎日毎日道具のように使われてたっすね、クルミの無事を思えばこそココまで来たみたいなもので」 ハイド「けど奴等、私等の約束を破り捨てた・・・・」 雷「数ヶ月前、ちょうど『スカリエッティ事件』の時です、あの人達、クルミを聖王・・・・つまりヴィヴィオちゃんの使い捨て用の護衛として使おうとして無理やりあの子に制御装置を取り付けたんです、私達はナンバーズの子達と一緒に散りじりになってピチューさん達と戦って・・・・」 電「そのときにテラさんって言ってピチューさんの幼馴染の人が偶然ルーテシアちゃんと一緒に旅をしてて・・・僕等の事を聞いて・・・・」 ハイド「その後は辛かったですね、ゆりかごの事を調べようとしてアジトに潜入したピチューさんを追い詰めて谷底へ落としたりナンバーズと協力してヴィヴィオちゃんを誘拐したり・・・・・」 雷「そして最後に待っていたのは頭に無理矢理取り付けられた制御装置の後遺症によってクルミが記憶喪失になってしまったという現実だけ・・・」 ヴァジェット「しかも氷牙さんやピチューさんでも治す事が絶対不可能ってととだ・・・・でもアイツ、それでも俺等を心配させないように無理に笑おうとするんだよ、自分が一番辛いはずなのに・・・・」 ピチュー「ま、もしかしたらそのうち思い出す可能性もあるから一緒に暮らしてる、けど今回はメンバー全員でだけど。あと彼氏?そんなのいる訳無いじゃん。僕が何処ぞの馬の骨かもしれない奴との交際なんて認めるわけないじゃん。あの子を彼女にするなら僕に認めてもらうことだね」
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