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旅館ぶらり旅〜初日〜
日時: 2009/07/15 19:07:51
名前: ミクトラン二世

さて、グダグダになってしまったプロローグに始まり、これから始まる旅館ぶらり旅、さてメンバー達は本当に楽しい旅行を楽しめるのか?
メンテ

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Re: 旅館ぶらり旅〜初日〜 ( No.25 )
日時: 2009/07/31 18:22:19
名前: カイナ

ルイギ「う〜……こうなりゃやけ酒だぁー!!!」

ルイギは泣きながらそう叫んで冷蔵庫に直行し、中から酒を取り出すと一気飲みを始める。それを見たテンバは世話が焼けると言うように一つため息をついた。
ちなみにその頃、卓球場ではたまたまやってきたレオがカイ相手に卓球で互角の勝負を見せ、いつの間にかギャラリーがたくさんいる白熱した試合をしているのはまた別のお話。
メンテ
Re: 旅館ぶらり旅〜初日〜 ( No.26 )
日時: 2009/08/03 22:52:07
名前: カイナ

カイナ「あの〜、こっちも書きましょうよ……リレー小説のルール破る事になるけど、お許しください」
――――――――――ー――――――――――

レオ「しっ!」

レオの打った玉はドライブ回転がかかって加速し、勢いよくカイのコートを走る。だがカイの動体視力ならそれを見切る事など造作もなく、逆にドライブをかけて打ち返す。

カイ「どうっ!?」

カイはそう言う直後驚いたように沈黙する。結構なスピードが出てたはずなのにレオはそれを難なく打ち返していたのだ、自分が反応できないほどの速さで。

メリオル「10−9!レオ、マッチポイント!!」

審判をかって出たメリオルがそう言うとカイはちっと舌打ちしてコンコンと玉をコートに当て、ラケットをくるくると回転させる。

カイ「(セットポイントは互いに2、ここでセットを取った方が勝つ……負けたくはないな)」

カイはそう心の中で呟き、フゥと短く息を吐くと構えた。

カイ「……行きます」
レオ「来い!」

その次の瞬間カイが鋭く放ったドライブ回転をかけた玉をレオは素早く打ち返す、がカイはその先に回り込んでレオの逆サイドに叩き込む。しかしレオはそれを読んでいたかのように素早くバックハンドに持ち変えると真正面から打ち返す。だがカイも意地でそれに追いつき、打ち返す。
それが交互に続き、卓球場にはカカカカカという一個のピンポン玉が打たれ続ける音が響き渡る。いつの間にか集まっていたギャラリーもそれを固唾を呑んで見守っていた。
そして、カコーンという音がし、床にピンポン玉が反射する。

メリオル「……勝者、レオ」
カイ「……くそっ」

レオの放ったスマッシュにカイはギリギリで届かず、カイは悔しそうに舌打ちをする。とレオがカイの元に歩き寄り、手を差し出した。

レオ「楽しかったぜ、ありがとう。またやろうな」

レオは清々しい笑顔を見せており、カイもそれに照れくさそうに笑みを浮かべながら右手を差し出し、握手した。
メンテ
Re: 旅館ぶらり旅〜初日〜 ( No.27 )
日時: 2009/08/03 23:04:25
名前: 忠タロウ+その他の皆様

パチパチパチ…♪

勇輝「二人とも、すごいねぇ〜?」
章悟「ああ…。あの浴衣を着てて、あそこまで動けるのはそういない。俺らとて、浴衣を着てるままでここまではそうそうできん…つか、戦闘ならいざ知らず卓球でここまで白熱するか…?」

修治「それが、スポーツだろうがっ!?よーし、次は俺らと勝負だ!!レオさん!!」

レオ「…いいのか?手加減しねえぞ…?」
修治「応!!」

絵美里「じゃあ、ダブルスはどうかにゃ〜?」
章悟「…だが、レオさんはメリオルさんと組むとなると…まさに最強夫婦だぞ?勝てる確率低くないか?」

勇輝「それでも、僕達はやってみせるっ!!!」
章悟「…こっちでも、勝負に燃えてしまってる奴が一人…」
メンテ
Re: 旅館ぶらり旅〜初日〜 ( No.28 )
日時: 2009/08/04 22:48:21
名前: カイナ

ライ「父さん、母さん、頑張れー!」
アルフ「が、頑張れ〜……」

元気に声を上げているライに隠れるようにアルフが声を出す。まあ、それもそうだろう。

絵美里「にゃはは、アルフ君みっけ〜」
アルフ「うわああぁぁぁ!?」

例のごとくアルフは絵美里に見つかって思いっきり背後から抱きつかれる。その前に逃げればいいだろうと言えばいいことなのだが絵美里は忍者のように気配を消してアルフの背後に回りこみ、抱きつくというテクニックを使っている。現にアルフは今まで何十回と抱きつかれそうになって逃げられたのは両手で数えられるくらい。勇輝もまるで自分を見ているかのような目でアルフを見ていた。
ちなみに絵美里が思いっきり抱きしめているせいでアルフの背中には絵美里の胸が当たっており、その類の経験が全くないアルフはこれ以上ないくらい顔を真っ赤に染めていた。今なら確実に熟したトマトやリンゴにもコールド勝ちできるだろう。

勇輝「さ、さあレオさん、始めましょう!」
レオ「お、おう……」

勇輝が断ち切るように試合を始めようと言うとレオもこくこくと頷いて返し、メリオルと共にラケットを構える。そして勇輝、修治ペアもラケットを構えた。それから審判になったカイが口を開く。

カイ「そ、それじゃ試合を開始する。勇輝からのサーブでいいな?」
勇輝「はい!」
レオ「手加減しないぜ」

カイの言葉に勇輝が元気よく返し、レオは不敵な笑みを浮かべてそう言う。そしてカイから渡された玉を左手で持ち、それから大きく上げる。ダブルス、レオ&メリオルペアVS勇輝&修治ペア、試合開始だ。
ちなみに未だにアルフは絵美里に抱きつかれており、もはや意味のある言葉を発しなくなっているのは全くの余談だ。
メンテ
Re: 旅館ぶらり旅〜初日〜 ( No.30 )
日時: 2009/08/11 21:43:54
名前: ミクトラン二世

同時刻『温泉行き廊下』


ピカ「ああクソッ、えらい目にあったぜ・・・・・」
カービィ「まぁまぁ、でもよかったじゃん。一番風呂入れたんだから♪」
ピカ「あれの何処がだッ!!!一歩間違えればいくら俺でも死んじまうぞ!!!」
氷牙「そういうな。これから風呂入るんだから」
ピカ「旦那・・・・・いくら旦那でも殴るぞ・・・・」
サーシャ「マーシャマーシャマーシャマーシャマーシャマーシャ・・・・・・・・(泣)」
ピカ「ええい鬱陶しいッ!!!!!」




エリー「ふぅ、良い湯だったな・・・・♪」
メサイア「あう〜〜〜、ツルツルお肌のお姉さまもまた良い〜〜〜〜〜♪」
マーシャ「あははははは・・・・・・・
こちらはこちらでさっきまで温泉に入っていた人たち。全員浴衣を羽織っており、マーシャはメサイアにお姫様抱っこされている。
レイダ「時折姉様・・・・これからどうしますか・・・?」
エリー「うむ、それは決まっておろう」



ほんでもってこちらスマッシュブラザーズ側
ピチュー「で?風呂入った後何するの兄さん」
ピカ「何ってそりゃ決まってんだろ」



エリー「先ず最初にコーヒー牛乳飲んで・・・・」


ピカ「それから卓球して・・・・」


ピカ・エリー『後は部屋でゴロゴロするに決まっているだろ〜〜〜・・・・・え?』
まさに偶然である、ピカ達とエリーたちはバッタリと角で出会う。
ピカ「・・・・エリー・・・・(汗)」
エリー「・・・・ピカチュウ・・・・(汗)」
ピチュー「あ、義姉さん」
メンテ
Re: 旅館ぶらり旅〜初日〜 ( No.31 )
日時: 2009/08/12 15:00:09
名前: カイナ

二人が出会った瞬間さっきまでの楽しい雰囲気が一気に重くなり、ピカチュウが最初に口を開く。

ピカ「よ、よう……なんでここにいるんだ?」
エリー「メサイアがたまたまここの旅行券を当ててな……ピカチュウもか?」

互いにそう言い合っているもののその雰囲気は重く、なんかゴゴゴという音さえも聞こえてきそうなのだ。まあピチュー達を睨みつけているメサイアがその原因の一端なのはほぼ間違いないだろう。

――――――――――――――――――――
カイナ「ん〜、ピカチュウさんとエリーさんの喋り方がよく分からないけどこんなものかな?……じゃミク二さん、後任せました」
メンテ
Re: 旅館ぶらり旅〜初日〜 ( No.32 )
日時: 2009/08/16 20:47:22
名前: 忠タロウ+その他の皆様

サーシャ「…マ、マー…シャ…?」
マーシャ「あっ、お姉ちゃん!!」

氷「…ほう、つまりはピカチュウ…お前の親戚とその部下が、マーシャを誘拐した犯人とみて…いいんだよな?」

ピカ「…まあ、そんなトコだ。」

エリー「…ふっ、そちらの御仁はもしや…あの属性魔王神が一人[極氷魔王神]の氷牙・アンヴィレントか?」





さて、勇輝&修治VSレオ&メリオルの試合は…どう言葉で表せばいいか分からないぐらいの試合模様となっていた。

章悟「…ふむ。(さすがレオさん、戦闘も然る事ながらこの手のスポーツの腕もかなりのもの…。メリオルさんもメリオルさんで、見事に息ピッタリだな。)」
絵美里「ふわ〜… 、すごい速さで打ち合ってるねぇ〜?どうなっちゃうんだろ…。卓球台とか…」
章悟「…まあ、そっちの方も色んな意味で問題だが…この勝負、長引けば勇輝達が不利だな。」
メンテ
Re: 旅館ぶらり旅〜初日〜 ( No.33 )
日時: 2009/08/16 21:48:31
名前: カイナ

レオ「はっ!」
勇輝「おっと!」

レオの玉を勇輝は軽く打ち返すが、それを予測していたようにメリオルは素早くラケットを構えなおしており、鋭いスピンをかけて修治の方に打つ。

修治「つっ」

その玉は微妙に変化し、修治は体勢を崩しながら何とか打ち返す、がその間に既にメリオルは後ろに下がっており、完全にレオが打つ体勢を作っていた。

レオ「もらいっ!」
修治「げっ!?」
勇輝「ちょっ!修治!!」

そのスマッシュは体勢を立て直せていない修治の方に飛び、修治の身体が勇輝の邪魔になる形で入っていた。

カイ「セットポイント。レオ、メリオルチーム!」
絵美里「ふわ〜……やっぱレオさん達強いねぇ〜」
章悟「やっぱり、レオさんもメリオルさんも互いにコンビネーションは抜群だな。流石って言うべきか」

絵美里の呟きに章悟がそう呟く。するとレオはラケットを剣でやるように肩に担ぐようにしながら口を開く。

レオ「こちとら45年の付き合いだぜ、気心知れた仲舐めんなよ」
勇輝「……負けないよ!いくよ、修治!」
修治「ああ!」
メンテ
Re: 旅館ぶらり旅〜初日〜 ( No.34 )
日時: 2009/08/17 13:53:24
名前: 忠タロウ+その他の皆様

ルイギ「おーおー、熱くなっちゃってまぁ〜…?」
テンバ「まあええやないか。存分にやらせたれや?」

章悟「あ、テンバさん。あと、変態色欲魔人…」
ルイギ「ちゃんと名前で呼べ〜!!?」

絵美里「あれ〜?さっき卓球で負けまくって落ち込んでなかったっけ〜?」
アルフ「…あうう〜…(///)」

ルイギ「…ふっ、鏡夜に受けた仕打ちに比べりゃぁ…すぐに復活よ!?何故なら」
バゴォオオッ!!!

ルイギ「おべろぉっ!!?」
テンバ「うわ、危なっ!!」
メンテ
Re: 旅館ぶらり旅〜初日〜 ( No.35 )
日時: 2009/08/17 17:04:59
名前: カイナ

アルフ「っていうか絵美里さん、いい加減離してください〜」
絵美里「にゃはは〜、だーめ」

アルフが顔を真っ赤にしながら言うが絵美里は逆にのしかかるように力を入れてくる。アルフはもう力ずくで脱出しようとじたばたともがきだすが、そのせいでアルフと絵美里の浴衣が若干着崩れ始めているのには二人どころかレオ達の試合を見ているこの場の全員が気づいていなかった。
メンテ

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