Re: スマブラIMPACTO! 六の書!! ( No.8 ) |
- 日時: 2009/10/18 23:23:16
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- ルイギ「………ま、そん時はそん時だ。もういねえかもだが、これだけは言っておく…。俺はいくらでも相手してやるぜ?この[不死身のルイギ]がな…。」
・ ・ ・
時間を戻して、魍魎界エリア首都内では鏡夜の指示に従い、紫の水晶の樹を探している勇輝達。
勇輝「…それにしても、何所何だろう?」 章悟「…あの亡者の軍勢がやって来た方向に行けば、分かるんじゃないか?」 修治「なんなら、高いトコから探すのはどうよ?俺が足場作ってやるからさ♪」
章悟「よし、任せる。」 修治「鎧羅甲刃・六甲障壁塔!!!」
ズガッ!!
そう言って修治は鎧羅甲刃剣を地に突き刺す。次の瞬間…
ズゴゴゴゴゴゴ…!!!
勇輝達の地面が六角形の塔となり、せり上がっていったのである。
勇輝「うわわっ!?どんどんせり上がってくよー!!」 章悟「ふむ…。」 修治「今んトコは…2,30メートルが限界かな?」 絵美里「わー、高ーい♪…あ、紫の樹!!」 勇輝「えっ!?…あった…。」
絵美里が指差した方には、確かに淡く紫色に光る水晶の樹があった。
章悟「…確かあの方向には、先人達の慰霊碑があるはず…もしかしたらそこが…!!」
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Re: スマブラIMPACTO! 六の書!! ( No.9 ) |
- 日時: 2009/10/21 21:42:43
- 名前: ていと
- 一方、こちらは、一人の少女が機械を操作していた。
???「・・・係数を代入。1、2、3、4、5、6、7、8、9、10。目標補足、コンテンツ、クェイド。係数を分散、さらにそれを複写。対象・・・コンテンツ、クェイドを繰り返す」
機械はだんだん怪しげな光を放ち始める。
???「・・・起動。・・・この世界の悲しき未来を壊し、新たな記録の完成を」
・・・どこか悲しげなその顔で・・・彼女は機械を見守り続ける。
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Re: スマブラIMPACTO! 六の書!! ( No.10 ) |
- 日時: 2009/10/21 21:53:42
- 名前: ていと
- ・・・なんかすみません・・・!!
ライナス「どうした急に」 ・・・またメルブラ展開になりそうです・・・ レキ「・・・・・・えええええ!?」 すみません、ほんとにすみません!! でも・・・ネタがないorz ライナス「よしわかった。てめえは百回殺す」 許してください、いやどうか!!(逃走) ライナス「待ちやがれ!!てめえ今度こそ地獄に落とす!!」(追走)
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Re: スマブラIMPACTO! 六の書!! ( No.11 ) |
- 日時: 2009/10/21 22:26:20
- 名前: ミクトラン二世
- 同時刻・・・・・
ピカ・マリオ『チェストおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!!!!!』
キュゴオオオオオオオオオオオン!!!!!
キメラ「ぎゃああああああああああああああああああ!!!!!」 こちらはこちらで援護に来たピカ達が粗方キメラを倒していた。 ピカ「おっしゃあああああああああああ!!!あらかた終わったあッ!!」 フェイト「すっごくノリノリだね、ピカチュウ・・・・」 マリオ「あいつ相当鬱憤たまってたんだな・・・・・最近出番なしだったし・・・・」 ブライト「だな・・・・」 サーシャ「くっ!何故だ!!何故マーシャがいるのに出番がなかったんだ!?」 マーシャ「いやそれ関係無いと思うよお姉ちゃん 」 六SF「父ちゃ〜〜〜ん!僕らとヴィヴィオちゃんで先に研究所いっていい?」 ピカ「おう!頼む!こっちはこっちで残りの敵を片付けて・・・・」
キュゴオオオオオオオオオン!!!!
マリオ「!!」 突然、メンバーの前で大量にいたキメラが爆発に巻き込まれ、消滅した。 ピカ「クソッ!!新手か!?」 フェイト「!!ヴィヴィオ!!6つ子ちゃん達!!早く研究所へ!!!」 聖ヴィ・六SF『うん!!』
ダッ!!
リンク「セシリア!!!ブライト!!!気を抜くなよ!?」 セシリア・ブライト「「わかりました!!/わぁってますよ!!」」 ピカ「サーシャ!!マーシャを頼むぜ!!」 サーシャ「いわれなくても分かってます!!!」 研究所へ向かったヴィヴィオ6つ子達、そしてマーシャを抱えたサーシャを他所に、ピカ達は爆発のあった方向へマリオとピカを先頭に戦闘隊形をとる。
・・・・・ザッ・・・・・・ザッ・・・・・・
爆発により舞い上がった砂埃から1人、人影は写る。
ザッ・・・・ザッ・・・・・・ザッ
そしてその人影はゆっくりと・・・・少しずつ姿を現し、純白の軍服、茶色のアーミーブーツ、キレイな金髪のポニーテール、そして女性特有の丸みを帯びたそのシルエットを順番に露にしていく。 ピカ「・・・・ッ!!?」 フォックス「?どうした、ピカチュウ」 途端、遠くにあるその姿を目撃したピカチュウは、眉間にしわを寄せる。 ピカ「・・・・オイオイオイ・・・・まさかテメェが来るなんてよぉ・・・・」 そしてピカは冷や汗を垂らしながら目の前、突然現れた訪問者に対して言葉を投げかける。 ???「ふむ・・・・・まさかお前との久しぶり再会が・・・・こんな所で叶うとはな・・・・」 歩きながら、言葉を投げかけられた女性はピカチュウにむけて言葉を放ち、その場で止まる。 ピカ「正直あんまり嬉しくねぇな・・・・」 ???「何だ?久しぶりの再開なのだぞ?少しは喜んだらどうだ?」 そういって軍人女性は不適な笑みを零す。 ピカ「ケッ、これが喜んでられるかっての・・・」 そしてピカの目がさっきまで丸目から、相手を射殺すような切れ目になる。
ピカ「てめぇが来たのは俺らと戦うためだろ?時空管理局特殊部隊[GRAY WOlF]部隊長、エルメリア・S・スパーク大佐さんよぉ!」 エリー「ほぅ、流石は私の夫・・・・分かってるではないか」
今ココに、二つの稲妻が激突する。
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Re: スマブラIMPACTO! 六の書!! ( No.12 ) |
- 日時: 2009/10/22 00:18:33
- 名前: カイナ
- 一方、カイとカノンノは喫茶店を出た後とりあえず病院への道を歩いていた。そしてその間二人が久々にのんびりと談笑を楽しんでいるとカイの背中から何者かが突然抱きつき、声を出す。
??「カイにカノちゃん見っけー!ひっさしぶりー!!」 カイ「その声、ルキ!?い、一回離れろ!!」
その少女の声にカイが驚いたように叫び返し、カイの背中から重みが消えると共に二人は振り向く。そこにいたのは空のように明るい青色の髪を背中まで伸ばしている、カイと同い年くらいだろう可愛らしい顔立ちの少女だった。 ちなみに着ている服は赤が基調でところどころ革で出来ているのだろう装飾がある。そして頭に被っている防具はどことなく牛の角のような雰囲気があった。 そして少女―ルキの姿を確認したカイは息を吐いて尋ねる。
カイ「んで、何でここにいるんだ?」 ルキ「もぉ〜、久々にお姉ちゃんに会ったって言うのにつれないねぇ〜」 カイ「質問に答えてくれ頼むから……」 ルキ「はいはい。ま、クラトスの大将にカイ達の手伝い頼まれてさ。とりあえず一段落したみたいだけどまだ油断は出来なさそうらしいじゃん?」 カイ「まぁな……」
ルキの言葉にカイは息を吐いてそう呟き、それから続けて尋ねる。
カイ「んで、何か分かってる事ないか?」 ルキ「えーっと、言伝みたいなのは精々死んだ強者が生き返ったらしいってくらい。その黒幕みたいなのは分からずじまいだけどね。ま、そんな難しい事は後回し、とりあえずまずは買い物!行こう、カノちゃん!」 カノンノ「ふえ?わぁー!」
ルキはそう言うと共にカノンノを引っ張っていき、カイはやれやれと呆れたようなため息をつくとその後を追いかけ始めた。
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Re: スマブラIMPACTO! 六の書!! ( No.13 ) |
- 日時: 2009/10/22 18:37:11
- 名前: ミクトラン二世
- ピチュー「どっせぇぇいッ!!!」
どげしぃ!!!
カイ「ろもぉ!?」 突然、どっから現れたのか、ぼこぼこにして縛り上げた氷牙を右肩で担ぎ、頭に巨大なタンコブを生やした鏡夜の襟元を引きずりながらピチューは額に大量の青筋をつけて、助走してカイを蹴り飛ばす。 ピチュー「おどれらああああああああああああッ!!!一体全体どぉこほっつきあるいとったんだごるあああああああああああッ!!!!!ワテは言うたよなぁ?あんま時間あらへんて?ああ!!!?クラトスさんに言いつけられたいんかおどらあああああああああ!!!!!!(激怒)」 どうやら勝手にどッかへ行った事に対して怒ってるらしく、そのせいか口調も荒々しい関西弁になっている。しかもよく見ると後ろにはさっきの銀色の戦艦(たしかアースラだったよな・・・)があり、その砲台にルイギがもうこれ以上お見せいただけませんと言わんばかりの姿にまでされた状態で縛り付けられていた。 カイ「い・・・・いやだからって・・・・・何故俺・・・・・?」 ピチュー「黙れ餓鬼ぃ!!!こちとら鏡夜がウチんとこの病院ぶっ壊したせいで提督に追われる破目になったんやで!?わかるか!?ああ!!?(激怒)」 カイ「いや、それは・・・・・」 ピチュー「以前にあの女は何処だぁ!!!とりあえずてめぇら二人を下着姿で砲台に縛り付けてやらあああああああああ!!!!!!!覚悟しぃやああああああああああああ!!!!!!!!?????????(激怒)」 もはや以前のクールで温厚な姿は無く、其処に居たのは怒り狂う鬼神である・・・・いやもしかしたらそれ以上に怖いかも・・・・・
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Re: スマブラIMPACTO! 六の書!! ( No.14 ) |
- 日時: 2009/10/22 19:09:25
- 名前: カイナ
- カイ「……獄龍」
獄龍[なんだ?]
怒り狂っているピチューを前にカイは何故か異様なほどに冷静に状況を分析し、心の闇である存在―獄龍を呼ぶ。それに獄龍が不思議そうに返すとカイはピチューに気づかれぬよう呟いた。
カイ「今のピチューさんを俺が倒すのは無理だ」 獄龍[当たり前だろ?あの氷牙さんがぼこぼこにされている] カイ「ああ……というわけで」
カイはそこまで言うとまた印を組む。すると目の前に分身が現れた、影分身の術だ。しかしその表情は訳が分からんとばかりになっている。まるで意識があるかのごとく。
獄龍「え、はぁ!?どういう事だおい!?」
どうやら分身の人格は獄龍らしい。するとカイはにこっとこれ以上ないくらいに爽やかな笑みを浮かべて獄龍に言った。
カイ「俺はカノンノとルキを探す。ピチューさんはしばらく任せた!それじゃ!!来い、桜牙丸」 獄龍「お、おい待――」 ピチュー「逃がさんぞワレェ!!!」
カイはそこまで言うと桜牙丸を解放して逃げ出し、獄龍も慌てて追いかけようとするがそれをピチューが捕まえる。どうやら怒りのあまり冷静さを失っており、完全に獄龍をカイと勘違いしているらしい。まあ同一人物みたいなものだから仕方ないと言えば仕方ない。それから獄龍の悲鳴を聞きながらカイは心の中で呟いた。
カイ「(南無、獄龍……お前の死は無駄にしない)」
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Re: スマブラIMPACTO! 六の書!! ( No.15 ) |
- 日時: 2009/10/22 21:33:03
- 名前: ていと
- 一人の吸血鬼が、空を眺めている。
ディクス「・・・相変わらず記憶は戻らず、か・・・。クェイドは行方不明、アドリビトムの連中も尻尾はつかめず・・・。さて、どうしたものかな」
しかし、その考えにふけっている暇はなかった。
彼の背後に、いきなり三体のAKUMAが出現したのだ。
ディクス「!?・・・気配は・・・なかった?」
AKUMA「グアアアアアアアアア!!」
AKUMAたちの、獲物を見つけたという喜び。
ディクス「(いきなり・・・どこから?気配もなし・・・か・・・。)フフ・・・しかしまあ、すばらしい邪魔をしてくれたものだ。・・・代償は・・・高くつくぞ?」
次の瞬間。 AKUMAたちは、何が起こったかもわからぬまま、この世から脱落した。
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Re: スマブラIMPACTO! 六の書!! ( No.16 ) |
- 日時: 2009/10/25 18:50:57
- 名前: カイナ
- 一方病院、ピチューは凄い呆れた表情で一つの病室から出てくる、と彼にゼロスが声をかけた。
ゼロス「よ、ピチュー君」 ピチュー「ああ……」
ゼロスがいつもの笑い顔で言うとピチューはまだ呆れ顔のまま返し、ゼロスはそれから続けて言った。
ゼロス「カイ君は絶対安静状態までぼこぼこにしたらしいけどカノンノちゃんは厳重注意だけって聞いたぜ。どういう風の吹き回し?」 ピチュー「ああそれか、当然の結果だ。あいつ獄龍とやらを分身にして逃げただけに飽き足らず追いついた俺に喧嘩売ってきたんだからな」 ゼロス「そうじゃなくって、カノンノちゃんの厳重注意だけっての。行く前はカノンノちゃんも許さないって叫んでたじゃん」
ピチューの言葉にゼロスはへらっと笑いながらそう返す、とピチューは大きなため息を吐いて返した。
ピチュー「しょうがないだろ……あの馬鹿、カノンノに手ぇ出したらスパーク一族俺が出来る最高の呪いで未来永劫子々孫々まで呪ってやるって気ぃ失いそうな状態で泣きながら脅迫すんだからよ……」 ゼロス「あぁ……カイ君ならやりかねねえな……」
ピチューの言葉にゼロスは頬を引きつらせて苦笑する。その時カイが凄い不機嫌だったからとはいえ過去ふざけてカノンノをナンパしただけで呪い殺されそうになったんだ。冗談に思えない何かがある。
ゼロス「それでカノンノちゃんは厳重注意?ピチュー君も優しいねぇ」 ピチュー「黙ってろ」
ゼロスの言葉にピチューは声を低くして言い、歩き出す。ゼロスはその横を歩きながらまた尋ねた。
ゼロス「んでピチュー君」 ピチュー「何だ?」 ゼロス「左腕どうしたの?」
その言葉にピチューの足が止まり、ゼロスは見抜いたような目で続けた。
ゼロス「左腕を庇ってるのは見え見えだっての。どったの?」 ピチュー「……あいつだよ」
ピチューは今は後ろの方に見えるカイの病室を指して呟き、続けて言った。
ピチュー「俺が油断してたせいかもしれないが、あいつ倒れる寸前に一回だけだが完璧に俺から一本取った……あいつ、もしかしたら化けるかもしれないな」
ピチューはくっくっと僅かに笑いながら言い、ゼロスはふっと笑ってそれに返した。
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Re: スマブラIMPACTO! 六の書!! ( No.17 ) |
- 日時: 2009/10/25 21:10:38
- 名前: ていと
- そのころ、ライナスの病室。
ライナスは、誰かが入ってくることで目がさめた。
ライナス「(誰だ・・・。カイか、カノンノか、それとも・・・)!?」
しかし、次の瞬間、彼は驚愕する。
その侵入者が、自分に向かって手を手加減なしに振り下ろしたからだ。
ライナス「チッ!!!」
寝起きで重い体を無理やり動かし、ベッドから転げ落ち、回避する。 バガン!!という轟音とともに、ベッドが真っ二つに割れる。 ライナスは、侵入者の姿を確認し、思わず苦笑した。
ライナス「おいおい・・・。こりゃあ何の冗談だ?・・・ルイギさんよォ!!?」
しかし相手は何も答えない。 あと、相手の姿がおかしい。 ルイギの体が、全体的に真紅に染まっている。 しかし、そんなことを考えている暇もなく、第二撃が襲い掛かる。
ライナス「(くそ!ここじゃ狭い・・・なら!)」
攻撃をかわし、ライナスは窓を蹴破った。 空中に浮かび、一瞬の浮遊感が彼を襲う。 すかさず、壁にナイフを突き刺し、減速する。 地面に到着した瞬間、侵入者も窓から飛び降り、ライナスの前に着陸する。
ライナス「(コイツ・・・偽者・・・か?いつもとまったく雰囲気が違いすぎる・・・)ったく、何だテメエ?いつからそんな殺意の塊になっちゃったのかなァこの変体君?」
ルイギ?「・・・・・・」
ライナス「無言・・・か。まあいい、偽者だとわかった以上、手加減はしない・・・」
ライナスの顔に、死神の笑みが浮かぶ。
ライナス「ぶち殺す」
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