トップページ > 記事閲覧
異世界大戦記8
日時: 2011/02/13 18:31:20
名前: ミクニップ

…3つの光…それは志…


…自身の過ちのために残る者…


…守りたいもののために旅立つ者…


…己の未来のため、運命に抗う者…


3つの志交わる時、新たな物語の幕が上がる…


そこに待ち受けるのは出会いか、それとも別れか…?


異世界大戦記8、始まります
メンテ

Page: 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |

Re: 異世界大戦記8 ( No.1 )
日時: 2011/02/13 23:14:55
名前: ミクニップ

レオ「…ちなみに、お前の奴は何装備させてんだ?」
Dゼロ「ある世界で知り合った奴から故障してたのを修理した礼にもらったハロ(移動+2、運動性・照準値+25、武器の射程+1)とアポジモーター(移動+1、運動性+5)、前に連邦からかっぱらったS-アダプター(機体・武器の地形対応が全てS)、そしてエネルギー対策のプロペラントタンクだ」
レオ「うわ、随分とみみっちいなお前…」
Dゼロ「ほっとけ!!ザブングルに乗せるぞ!」
レオ「いや…、あんなのは勘弁してくれ…」
02「オイお前ら…。時間無いから早く準備しろ。…それとカノンノ、お前に新品のハロとかやるから後であの小坊主にでもやってくれ」
カノンノ「は〜い」
Dゼロ「あぁ?ドサクサに紛れて何新品渡してんだゴルァ!…ってオイミリファ。何故俺のハロ取り外して…ってオイ、何だよ。何で顔そんなに紅いの?…ってオイィィィ!!だからそれ俺のだ!!何バレンタインに憧れの先輩にチョコ渡そうとしてる後輩みたいなやり方にソイツに渡して…ってぎゃぁぁぁ!!俺のS-アダプターまで!?それだけは勘弁…は?父上にはハイブリットアーマー位で大丈夫?ざけんなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」



市街地


???「うぅ…、ちょっとミスったかな…?」

ミサイルが被弾し、転倒した機体の中で、全身をボディスーツとマスクで固めた茶髪の少女が呟く。

『…大丈夫ですか?マスター』
???「うん、何とかね…。でも彼奴等、市街地だろうとお構い無って訳?街中でランチャーぶっ放す何て正気じゃ無いわよ」
『全くですね。軍法では、許可が出ない限り、市街地でのミサイル兵器の仕様は禁止されてますからね。…無線をキャッチしましたが、あのリーダーは無許可で使用してます』
???「だろうね」

ペンダントから聞こえてくる声と話しながら、少女は機体を何とか立ち上げる。

???「…さて、これからどうする?応戦する?」
『まさか。マスターは私がそう言っても逃げるつもりではないですか?』
???「さっすが相棒。よく解ってる♪」

機体のブースターを吹かし、そのまま逃げようとする少女。そんな時…


ピー!ピー!


???「!?ど、どうしたの!?」
『ボース粒子の増減を確認。何かがこの空域にボソンアウトします!』

突如鳴り出したアラームを聞いて慌てる少女。そしてペンダントの声を聞いて上空を確認。そして…


シュゥゥゥゥゥ…ヴォンッ!


転送の余波であるプラズマが走り、集まり出す粒子。そしてそれは形を変え、ダークゼロ達が乗る二隻の戦艦となる。



Dゼロ「…よっしゃぁ!!そろそろ行くぜゴルァ!!(泣)」

…恋は盲目という言葉が存在する。恋してると他の事が見えなくなるという意味である。その点では現在、カイに淡い恋心を抱いてしまい、父親の機体の強化パーツを無理やり取り外してカイに渡したミリファがそれに当てはまるだろう。…無理やり取り外されたダークゼロ何か、強がってるが半泣きである。
メンテ
Re: 異世界大戦記8 ( No.2 )
日時: 2011/02/14 14:57:10
名前: カイナ

レオ「さてと……空時レオ、インフィニティゼロ格闘主軸仕様ナイトフォーム。出撃する!」
カイ「そう口上するのか?……えーっと、カイ・レディアント、シャドーフォックス。行くぜ!」

レオの出撃口上を聞いたカイもそう真似て口上し、Dゼロに続けて二人は出撃する。ちなみに他の武装はともかくゾイドにハロを取り付ける事は出来ないとレオに諌められカイもよく理解してなかったためハロだけはDゼロに返還されていた。

レオ「メリオル、ライ、アルフ、エルフィは艦の護衛に回っとけ、俺とカイで充分だ。シャドーフォックス、上手くフォローしてやれよ」
シャドーフォックス[承知している。我もそう簡単に死にたくはない]

レオはメリオル達に指示した後シャドーフォックスにそう通信を行い、シャドーフォックス――正確にはその思考を読み取るモニターに表示される――はそう返した。そしてDゼロ、02、レオ、カイはジム達の前に立った。

リーダー「な、なんだ貴様らは!?」
レオ「あ〜……ま、通りすがりの傭兵団とでも名乗っとくか。とにかく今すぐに攻撃を中止しろ。戦争じゃあるまいし市街地で暴れたら民間人に被害が出るぐらい分からないわけじゃねえだろ」
リーダー「ぐっ……う、うるさい! 任務の邪魔をするものは全て叩き潰す!!」

リーダーの言葉にレオはそう返し、リーダーはぐっと唸るが直後声を荒げて再度ミサイルランチャーを構える。それを見たレオは仕方がないと息をついてこの機体に仕込まれている補助AIに話しかけた。

レオ「ゼロ、あのシステムは使えるか?」
ゼロ[無茶を言うね、使ったらしばらく動けないって分かってるでしょ?」
レオ「大勢の罪の無い人が巻き込まれるよりはマシだ」
ゼロ[はいはい。この市街地から離れた地点に広原がある、方角北東、距離およそ十キロ、使用後数十分は攻撃どころか移動もまともに出来なくなるからすぐに離脱してね」
レオ「了解!」

レオと補助AI―ゼロはそう話し合い、ゼロの言葉にレオは頷くと目を閉じて力を集中する。それと共に彼が右手につけている腕輪が光を放ち始めた。

ゼロ[魔力供給、空間エネルギー変換開始、システムオールグリーン……空間転移システム作動!]
レオ「これがインフィニティゼロの切り札だ! 空間転移!」
リーダー「な、なんだ!?」

ゼロの言葉と共にレオがそう声を上げ、腕輪の光が最高潮になるとジムの姿が一瞬で消える。それにDゼロ達まで目を見開くとレオ――彼のインフィニティゼロは立つ力もないというように跪いている――が声を上げた。

レオ「ここから北東十キロの地点に空間転移させた! 俺はエネルギー切れで動けないから頼むぞ!」
カイ「了解!」

レオの言葉を聞いたカイはシャドーフォックスを駆って一気に言われた方向に走って行き、Dゼロと02もその後を追っていった。

???「な、なんか分からないけど、今の内に……」
メリオル「待った、そっちは追われてる身だったから一応助けたけど事情聴取くらいは受けてもらうわ。一緒に来てもらうわね」

それを見た少女は今の内に逃げようとするがその背後からメリオルの乗ったインフィニティゼロブラストフォームが銃を向けながらそう声をかける。通信から見せるメリオルの顔は笑顔、だがどうしようもないくらいに脅迫の雰囲気も見せており、少女はうぅと唸って諦めたようにうつむいた。レオの機体はライとアルフが保護している。

リーダー「い、一体何が起きたんだ!? ここは、外れの広原!?」
Dゼロ「見つけたぜ! さあ観念しな!」
リーダー「ぐっ……任務の邪魔をするものは全て排除しろ! 命令だ!」

リーダーが驚いたように辺りを見回しているとそこに三人が到着し、Dゼロが声を上げるとリーダーはそう声を荒げ、今度は逆らう理由もないためかむしろもっともな理由のためか兵士達も襲い掛かった。

カイ「頼むぜ、シャドー!」
シャドー[承知!]

それを見たカイはメリオル作成のマニュアルを読みながら操縦桿を握り、彼の言葉にシャドーフォックスも返すと姿勢を低く取る。そして一気に走り出すと同時にシャドーフォックスを煙幕――スモークディスチャージャー――が包み込んだ。

兵士A[舐めた真似を!」

それを見たジムのパイロットもマシンガンを連射する。しかし煙幕が晴れた後にシャドーフォックスの姿はなく、その兵士は目を丸くする。

カイ「くらえ! ストライクレーザークロー!」

その次の瞬間ジムが背後から何者かに斬り裂かれる。パイロットの命までは奪わぬ一撃、しかし機体の戦闘は不能となり、ジムが倒れた直後何もなかったところにゆっくりとシャドーフォックスが姿を現した。

カイ「凄いな! 煙幕を発する上に消えることも出来るのか!?」
シャドーフォックス[正確には光学迷彩という武装だが、そちらの世界には無いのか?]
カイ「俺が知る限りはな。ハロルドやジェイドとかなら知ってるかもしれないけど……」
シャドーフォックス[まあいい、戦闘はまだ終わっていない]
カイ「おっとそうだな」

カイとシャドーフォックスはそう話し合い、シャドーフォックスの言葉にカイもふっと笑ってそう返した。
メンテ
Re: 異世界大戦記8 ( No.5 )
日時: 2011/02/16 19:07:33
名前: ミクニップ

…にしても、すとらいくウィッチーズ加えたい…。ダメかなタカさん?



Dゼロ「ぅぅ…、俺の…俺のS-アダプターが…(泣)」
ミリファ『まだ未練があるんですか父上?だから私は代わりになるA-アダプターを…それにハロだって返したじゃありませんか』
Dゼロ「黙らっしゃいよ!?元を返せばお前が勝手にあの餓鬼に勝手に渡すからだろが!?アレ直すのにどんだけ苦労したと思ってんだよ!?(泣)」

ジム五体相手にさっきの事未だにボヤきながら圧倒してるダークゼロさん。本気であれは応えたようだ。

連邦3『クソッ!喰らえっ!!』
Dゼロ「おっと!」

話してる最中にサーベルで攻撃して来たジム。だが寸前でダークゼロはそれを交わし、腰にマウントされているイミディエットナイフの1本を逆手持ちで取り外し、そのままジムの右肩関節に突き刺す。さらにそこを狙って他の2機が攻撃をしかけるも、脚部キャタピラを使って寸前で回避する。

連邦4『畜生!やっぱり相手がエステバリスタイプだとやり辛い…!』


ちなみに発足して言えば、本来エステバリスと言うのは、ネルガル重工の火星奪還計画「スキャパレリ・プロジェクト」用に開発された局地戦対応型の特殊兵器。 6m前後というリアルロボット史上最小とも言える程の小ささを持っていながら、操縦方式には操縦者の意思をダイレクトに機体に反映させるIFS(イメージフィードバックシステム)。アサルトピットと呼ばれるコクピットブロックを中心としたフレーム換装方式を採用して得た破格としか言いようが無い程の汎用性の高さ。さらに機体からジェネレーターをオミットし、母艦から照射される重力波ビームでエネルギーを供給するという割り切った設計により機体サイズの小型軽量化に成功。そしてそれにより機体サイズに影響を与えずに大出力のジェネレーターを確保できたため、機体各所への反重力推進機関の搭載等の装備を可能にしたという型破りにも程がある構造のお陰で、リアルロボ中最速と言って良いほどの機動力と、光学兵器やグラビティブラストに対して最も有効なディストーションフィールドを所持しているため、限りなく強力な機体である(但しディストーションフィールドは実弾兵器やレールガン等の質量兵器には効果は薄く、さらにはエステバリス自身も装甲が薄い)。



一方…[麻帆良学園]



…ヴォンッ!!


エリー「うぶっ…だ、大丈夫か…?」
ウェルチ「は、はい…。何とか…ってエリー隊長、顔が真っ青ですよ?」

次元転送機能を使い、現実世界まで無理やりワープさせる事に成功したエリー達。だが、その余波で転送酔いになったらしくエリーの顔は真っ青である。

エリー「だ、大丈夫だこれくら…ごぶっ…!?」
ウェルチ「きゃぁぁぁ!?だ、誰かエチケット袋を!?」


−以下省略−


エリー「ふぅ…。この感覚、14歳の時に重度のインフルエンザにかかったのと同じだな…」
凛「もう、世話焼かせないでエリー…というか、貴女そんな事あったの?昔は体弱かったの知ってるけど」

未だに顔色が優れないエリーの背中摩りながら苦笑する凛。

エリー「まぁな。…自慢では無いが、二十になるまでに私のかかった病気は30以上だ」
凛「本気で自慢にならないわね」
エリー「それよりも此処は何処だ?…私は見たことは無いんだが?」
ピチュー「多分、此処麻帆良学園の何処かだと思うよ?」

そんな中、頭を擦りながらピチューが入ってくる。

エリー「お、ピチュー…ってどうした。何だか不機嫌そうだが?」
ピチュー「…さっき落ちてきた木箱に頭ぶつけたからね。今でも痛いよ」
エリー「ふ〜ん?…それで、此処は一体何処かわかるのか?」
ピチュー「ああ。断定できないけど、あの巨大な樹、そして発せられる魔力の質。『神木・蟠桃』に間違いないね」

そう言ってピチューが指を指した方向を見てみれば、確かにファンタジーとしか思えない程の巨大な大樹が存在しており、よく見ればその周辺には様々な学園が存在するのが解る。

エリー「ほぉ〜、此処が噂の麻帆良学園か…」
凛「あ、確かエリーは此所に来た事が無いわね?」
エリー「うむ。昔教師目指してた時に知った位だったからな。…むぅ、まさかここまでデカいとはな。まるで都市だ」
ピチュー「そりゃあ学園都市だもん」

何だかよっとした漫才になり始めてるが気にしないでおこう。そんな時に球に真剣な表情になるエリー達。

ピチュー「しっかし…、これからどうすれば良い訳なの義姉さん?何とか現実世界に来れたけど、実の所無計画でしょ?」
エリー「そうなんだよなぁ…。あの時は非常事態だったから慌てていたから…一応こっちの世界に仲間にした奴等がこの世界に居るんだが…」
ピチュー「え、仲間居たの姉さん?」
エリー「うむ。ある理由で仲間にした奴等だからな。…癖は強いが、かなりの戦力だ。だが…」
凛「予定外の移動だから連絡を入れてないし、入れるとしても来るまで時間が掛る…じゃないかしら?」

確かに。この移動は悪魔でも急遽決まった事である。普通は連絡もできないから、今から入れても時間が掛る。

エリー「だが、今私達には戦力が必要だからなぁ…一応連絡だけは入れたいし…あ、だがその前に拠点を決めなければなぁ…ああクソ!!何処かにいい拠点は存在しないのかぁ!?」
ピチュー「だったら此処にすればいいじゃん」

暫しの沈黙

エリー「…はい?今何て?」
ピチュー「だからぁ、麻帆良を拠点にすれば良いんじゃないかって「阿呆かぁぁぁぁ!?」ぽべぇ!?」
エリー「お前は阿呆か!?幾ら都市が付くからって、流石に学園を拠点にできんだろ!?常識考えろ!!」

ピチュー殴り倒して激昂するエリー。そんなアンタにあんまり常識語ってほしくないのは気のせいだろうか?

ピチュー「ゲホッゲホッ…。だ、大丈夫だよ…。此処の学園長、訳さえ話してくれればちゃんと許可くれるから…。それに此所に仲間達も何人か居るし「馬鹿野郎っ!!」ぎゃぁぁぁ!?」
エリー「そんな旨い話があるか馬鹿者ぉ!何で人守るために来た私達が態々人巻き込むような所に拠点なんぞ作らなきゃならん!?巫山戯んなぁぁぁぁぁぁ!!!」


ガスっ!ガスガスっ!!ガスガスガスッ!!!


ピチュー蹴り倒し、そのまま馬乗りになって殴打するエリー。その後、この殴打は瀕死になりかけたピチューを見かねた凛がエリーを止めるまで続いたそうな。
メンテ
Re: 異世界大戦記8 ( No.6 )
日時: 2011/02/21 00:40:35
名前: ミクニップ


そのころ・・・


リーダー『ぐぅぅぅ…!?何だよこいつ等!強すぎる…!』
連邦1「隊長!ここは一旦退くべきです!」
連邦2「これ以上の戦闘は、民間人所か部隊にまで影響が…」
リーダー『うるせぇ!…こうなりゃぁヤケだ!!例の実験体を出せ!!』
連邦1「!?しょ、正気ですか!?…できません。」
リーダー『黙れぇ!俺は貴様等の隊長だ!!だから言うことを聞け!』
連邦2「嫌です!!幾ら隊長でも、俺達は聞きません!!」


Dゼロ「あんだ?仲間割れか?」

突然仲間割れを始めた相手に疑問を浮かべる一味。そしてリーダー各が部下を降りきると、コクピットから抜け出して、何やら黒い箱を取り出す。



フラッピ「っ!?あわ、あわわわわ…!?」
チョッピ「そ、そんな…嘘チョピ!」
タルト「う、嘘やろ…!?」
ウェスター「ど、どうなってるんだよコレ!?」
サウラー「そんな馬鹿な…あり得ない!」
咲「ど、どうしたの皆!?」
ラブ「ウェスター達も落ち着いて!!」


突如、戦艦内で待機していたプリキュアチームの妖精達、そしてサウラー達もが騒ぎ出す。

チョッピ「さ、咲!舞!誰でもいいからあの人を止めるチョピ!!」
ウェスター「オイお前等!!早く止めろ!!あの野郎…」


『あの箱からウザイナー(ナケワメーケ)の気配がする(チョピ)!!』


『っ!?』

02「ウ、ウザイナーにナケワメーケ…?何故に奴等が使ってたのが…?」
舞「解りません…だけど嫌な予感だけはします」
ラブ「あの!とりあえずアイツらは私達に任せて下さい!!」
02「あ、ああ。別に構わないんだが…(…ダークフォールのウザイナーにラビリンスのナケワメーケだと…?何故消滅した筈の奴等が…?)」



リーダー「クククッ…、コイツはまだ試作段階でテストも済ませていないが…貴様等にはその的としてはちょうどいい…!」

不敵な笑みを浮かべ、勢いよく箱を開けるリーダー角。そして黒い箱からは、大量のドス黒い煙と紅いダイヤが出現する。そして煙は、まるで意志を持ったかのように動きだし、近くにあったトラックと削岩機を包み込み、ダイヤは別に、破壊されたジムと電柱に取り込まれる。

リーダー「ふはははは!行けぇ!!我が願いを聞き入れ、奴等を殺せぇ!!」

高笑いを上げ、血走った目でレオ達を見るリーダー。そしてそれを合図にトラックと削岩機を包み込んでいた煙が、ダイヤを取り込んだジムと電柱光だし、その姿を変えていく。そして…


ウザイナー『ウザイナァァァァァァァァ!!』


ナケワメーケ『ナァァァァケワメーケェェェェ!!』


光が止んだ後、其処にトラックやジムの姿は無く、あったのは頭部に埋め込まれたダイヤと同じものがあるジムと、両腕が鞭になっている電柱を模した怪物…ナケワメーケ。トラックと削岩機を模した怪物…ウザイナー。嘗てプリキュアによって倒された奴等が存在していた。



リーダー「ひゃはははは!成功だ…!あの男が言っていたのは本当だったな…!行けぇウザイナー!!ナケワメーケぇ!!我ら連邦に仇名すアイツらを殺せぇぇぇぇ!!」



メンテ
Re: 異世界大戦記8 ( No.7 )
日時: 2011/02/21 15:28:18
名前: カイナ

レオ「!?」

レオは自らが駆るインフィニティゼロナイトフォームを一旦回収した後エネルギー補充のために時空界に送り返し、これから戦闘終了までどうするかを考えていると突如背筋に寒気が走り、通信を始めた。

レオ「ウェルツ! ナイトフォームのエネルギー充填率は!?」
ウェルツ[なんだいきなり!?……メカニックメンバーによると現在60%、あと三十、二十分ぐらい待て!]
レオ「待てない! 嫌な予感がする、今すぐ再度転送してくれ!」
ウェルツ[無茶を言うな貴様は……分かった]

レオとウェルツはそう話し合うとウェルツのため息交じりの言葉と共に通信が切れ、同時にナイトフォームが転送されるとレオはすぐさま乗り込んだ。

ゼロ[全く無茶苦茶だなぁ、そんなに戦いに行きたかったらライ達の機体を借りるなりゾイドでも呼び出せばいいでしょ?]
レオ「インフィニティゼロは各々の機体がパイロットの脳波と精神波を読み取って起動し、またシンクロしやすいように微調整されており俺の場合ナイトフォーム以外は動かせないって知ってるだろうが。それにゾイドで行ったら足手まといになりかねん」
ゼロ[まあね。でもエネルギーも全開じゃないんだから本当に気をつけてよね、僕もそう簡単に死にたくないんだから」
レオ「ぬかせ。空時レオ、ナイトフォーム、出撃する!」

レオとゼロはそう軽口を叩き合うとインフィニティゼロは出撃し、Dゼロ達のいるはずの広原へ向かって飛んでいった。
――――――――――――――――――――
やばそうだしレオも再度出撃させますね、全力は出せませんけど。
ところでミク二ップさん、Dゼロの機体が使ってるエステバリスのIFSって要するに操縦者の想像通りに動くってわけですか?……インフィニティゼロのモーショントレースシステムみたいな機能、実在したんだ……俺のオリジナルなのに。
メンテ

Page: 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |

題名 スレッドをトップへソート
名前
E-Mail
URL
コメント中には上記URLと同じURLを書き込まないで下さい
パスワード (記事メンテ時に使用)
コメント

   クッキー保存