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世界を彩る物語。 #2
日時: 2007/06/11 22:30:41
名前: 黒瀬
参照: http://id29.fm-p.jp/8/ginduki/

たとえば、完結しない物語を書き殴ったノート。
たとえば、途切れた歌がこだまする野原。
たとえば、線画のままで描き厭きてしまったキャンパス。
たとえば、たとえば……


この世界には、書きかけのままいつのまにか消えてしまっただれかの言葉があります。
いいたいけどいえなくて、いつのまにか忘れられてしまっただれかの想いがあります。
この世界には、色のついていない絵が溢れています。
―――或いは、貴方の心の中にも。
ここは、忘れられてしまった"世界"をもう一度彩るために生まれた場所です。
書きかけの詩。絵。物語。
自分の心にとどまっていたものを、ここでどうか吐き出してください。
もしかしたら、その言葉の続きを、誰かが紡いでくれるかもしれません。

もういちど、そんな世界を彩りにいきませんか?
忘れてしまった夢の続きを、もう一度思い出しに行きませんか?
私は、私たちは、ほんの少しでも貴方のお手伝いができたら――と思っています。


世界の軌跡を巡る旅へ、共に参りましょう!


          ♭ ♭ ♭


ここは、誰もが好きなときに好きなように詩を連ねることができるように設置したスレッドです。

早くも二スレ目に突入致しました。
これからも、皆さんとご一緒できたらうれしいなと思っています。
前スレで詩を書いてくださった方、また私の詩に感想を下さった方。
本当にありがとうございます。土下座のままジャンプして着地したときに頭が地面に食い込むぐらい感謝です。
また、ここのスレッドは過去ログにいっても、新スレを代理で建てることはしないようお願いします。
それでは二スレ目、まったりと参りましょう。

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Re: 世界を彩る物語。 #2 ( No.49 )
日時: 2007/05/26 21:45:08
名前: 春歌

<残夢>
なんだかカッコイイ感じの詩だなぁっと思いました
私的には第2連が好きですね♪
Re: 世界を彩る物語。 #2 ( No.50 )
日時: 2007/05/26 21:57:29
名前: 春歌

<こがねいろ>

よるのそらにまたたく  夜の空に瞬く
とおいきんのほし    遠い金の星
むかしきみとちかった  昔君と誓った
ゆめをいまいのろう   夢を今祈ろう

ゆらゆらとゆれる    揺ら揺らと揺れる
あすへのきぼう     明日への希望
よるのそらにまたたく  夜の空に瞬く
ちいさなきんのほし   小さな金の星


みどりのはらにゆれる  緑の原に揺れる
うかぶきんのばら    浮かぶ金の薔薇
ことりたちとうたおう  小鳥たちと歌おう
むかしうたったうた   昔歌った歌

さわさわゆれる     さわさわ揺れる
みどりいろのうみ    緑色の海
みどりのはらにうかぶ  緑の原に浮かぶ
ひかるきんのばら    光る金の薔薇

不出来な詩(うた)は、、、不出来な私の為の詩(し)
 今日も黄金色に輝く、、、何かが私の目の前をちらつくでしょう
Re: 世界を彩る物語。 #2 ( No.51 )
日時: 2007/05/26 22:07:42
名前:
参照: http://www.geocities.jp/akatukiquartet

や っ ぱ り !(何
黒さまの「残夢」、総督なのですね・・・・!
獅子とかその辺りでもう駄目です素敵すぎます・・・!
Re: 世界を彩る物語。 #2 ( No.52 )
日時: 2007/05/26 22:20:00
名前: 黒瀬
参照: http://id29.fm-p.jp/8/ginduki/

はい、総督なのですv
ちょっと私の美化的なものも混じってたりしますが(!)
獅子ですねv彼の誕生日は8月10日ですからね! 野獣ですもんね! しし座ですもんね!
………鳩でなくてね(禁句)
Re: 世界を彩る物語。 #2 ( No.53 )
日時: 2007/05/27 23:53:28
名前: 春歌

やばい、、うち書きすぎだ;;
Re: 世界を彩る物語。 #2 ( No.54 )
日時: 2007/05/28 18:34:14
名前: Gard
参照: http://watari.kitunebi.com/

「空(から)の楽園 〜L〜」


別れの為の言葉は紡がれる前に融けていき
縛り捕らえようとする鎖 貴方は断ち切る
すべてから逃げてしまおうか
貴方と私 二人きりで
誰かに憎まれても 蔑まれても
貴方と生きていけるなら

儚い未来を夢描き
あの日出会った場所へ
貴方連れ出してくれたから
夢が現実に変わる

何も言わない貴方の温かな温もりに抱かれたなら
今だけ忘れてしまおう すべて消える未来を
二人で逃げてしまおうか
耳元で囁かれたコトバ
誰かに恨まれても 蔑まれても
貴方と生きていけるなら

ずっとこの時が続けばいいと
願う私のもとに降り注ぐ
貴方だけ纏うこと許された
色に似た温かなもの

そして世界は真紅に染まる
Re: 世界を彩る物語。 #2 ( No.55 )
日時: 2007/05/28 22:40:48
名前:

 *残夢*
個人的には“独り佇む獅子の牙 剥くは他でもない、この 堕落した世界”のフレーズが気に入ってます。
大人っぽい雰囲気が強く残りました。

 *こがねいろ*
左は平仮名、右は漢字の形式が、どこか不思議に感じます。
その工夫があるのとないのでは大きく違いがでるのではないだろうか、と思うほど神秘的でした。

 *空(から)の楽園 〜L〜*
“誰かに恨まれても 蔑まれても 貴方と生きていけるなら”・・・
『私』にとって『貴方』がどれほど大切で、いとおしい存在かが文章だけでひしひしと伝わってきました。
ラストがややミステリアスでますます惹かれます。
Re: 世界を彩る物語。 #2 ( No.56 )
日時: 2007/05/29 17:33:29
名前: 阿是羅◆T/m6vOA2DTM

【閉ざされたモノ】

時を刻む小さな呟きが
 叫び声のような異常な音のように感じる

普段は純白で美しいレースのカーテンが
 今日は切なさを滲み出させて色褪せて見える

真っ青な空にふわふわの綿のような雲、そして黄金色に輝く太陽が
 涙と虚無で濡れた心とは正反対だった

庭に咲き誇る紅い薔薇が
 赤黒い恐怖心に染まったように見える

ゆっくりと吹く微風が
 嵐がきたように荒々しく吹いている感じがする


何故こんなふうに世界を見てしまうのだろう
私の心が汚れているから?
私の心が冷え切っているから?
私の心が醜いから?
それとも
勝手に私が「この世界は変だ」とか自己暗示をかけているから?
自分の目で見て
自分の手で感じて
自分の足で世界を蹴っているのに

なんでこういうふうにしか見れないの?
何で?なんで?ナンデ?



Re: 世界を彩る物語。 #2 ( No.57 )
日時: 2007/05/29 22:30:44
名前:

  *o'clock*

 朱 に染まる街
帰る場所探して彷徨う人々
 あの日 失くしてしまった
幼い頃の夢 もう辿り着けないけど

 短い夜が明けて
いつもの日々が始まる
 重なる様に過ぎる時
ただ 刻々と

 刻み込んで―・・・

 いつか感じられたあの痛み
あの苦しみ 胸を刺す秒針
 永久の流れと揺るぐ想い

それでも時計は止まらない

 蒼を映す 涙の海
溢れゆく 滾々(こんこん)と

 鳴らし続けて―・・・

 いつか感じられたあの響き
あの歌声 時を打つよう
 もう朱(あか)に暮れる遠い空


それでも時計は止まらない
Re: 世界を彩る物語。 #2 ( No.58 )
日時: 2007/05/30 00:31:12
名前: 春歌

<紅珠白昼夢>

優しい面影を追いかけて
着いた場所は花畑
そこに咲く花は君の花
太陽に憧れる向日葵の花

ゆっくりと振り向いた君は
赤、、、紅色の瞳

確かに君の瞳は赤いけれどそこまで赤くは無いはず
じっっと僕を見つめては、只只微笑むだけ
朱色の空をバックにして立つ君は
怖くて、、、綺麗だった

優しい微笑浮かべながら
血濡れの髪をなびかせて
キョウキを持ち僕の元へ

狂った笑みを浮かべながら
佇むそこは十字架の下
赤い薔薇の花園で
僕は君に向日葵の花を捧げよう

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