Re: 全ては、誠の名の下に〜ありがとう〜 ( No.81 ) |
- 日時: 2008/03/06 00:14:14
- 名前: 山南(凛華
- 山南「おやおや、ゆっくりと隠居というものも味わってみたいものですがねぇ」
近藤「それはなかなかどうして、無理な相談でしょうな。 っと、どうやらもう始まっているようだ」
斎藤「お前の目的が、土方さんであるならば、それは」 (体を反転させ、薙刀の柄から滑るように刀を避け、斬りつけ) 「なおのこと、これより先へ進ませるわけにはいかない!」
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Re: 全ては、誠の名の下に〜ありがとう〜 ( No.82 ) |
- 日時: 2008/03/06 00:23:43
- 名前: 魅鶴(沖見あさぎ)
- 参照: http://tool-4.net/?mysugarcat
- そう……貴方は土方歳三の狗…いや、鴉にござりまするか?
ならばこの鶴めも退けませぬ。 (相手の刀を弾き、砂埃を立てながら後ろに飛び退り) みごとその羽を折り、御首(みしるし)仕りまする! (再度薙刀を持ち直し、一度手先で弄ぶように回してから構えて)
土方「(斎藤の背後の出口から姿を現して) 斎藤、原田! ……何だ?柳生の回し者か!」 原田「ひ、土方さ…」 (すう、と眼を細め)……あれが、土方歳三でございますか?
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Re: 全ては、誠の名の下に〜ありがとう〜 ( No.83 ) |
- 日時: 2008/03/06 00:27:28
- 名前: 斎藤(凛華
- 鴉、か。
(ふ、と口端を釣り上げて) 悪くない。 (刀を構え直すが、後ろから来た土方たちに気がついて) 土方さんっ、来るな!
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Re: 全ては、誠の名の下に〜ありがとう〜 ( No.84 ) |
- 日時: 2008/03/06 00:35:17
- 名前: 魅鶴(沖見あさぎ)
- 参照: http://tool-4.net/?mysugarcat
- 土方「…斎藤?」
――土方歳三という男は。 優秀な手下と同志を連れていると、あの方は仰っておりました。 一人は、貴方のことでござりまするか。 ……真正面から相手をしているわけにはいきませぬ。 (ふうと息を吐いて薙刀を持った手を突き出し、そのまま薙刀をくるりと回して) 駈けよ、閃光狐! (瞬間魅鶴の前方に桜の花弁を巻きこんだ小さな竜巻が六つ発生し、徐々に狐のような形を成していき)
土方「っな…!? 妖術の類か!」
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Re: 全ては、誠の名の下に〜ありがとう〜 ( No.85 ) |
- 日時: 2008/03/06 00:37:21
- 名前: 斎藤(凛華
- な……っ、
(目を見開いて、何かを感じとり、原田に振り向いて) っ、原田、土方さんのそばを離れるな……っ!
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Re: 全ては、誠の名の下に〜ありがとう〜 ( No.86 ) |
- 日時: 2008/03/06 00:46:19
- 名前: 魅鶴(沖見あさぎ)
- 参照: http://tool-4.net/?mysugarcat
- 原田「言われずとも!
(槍を構えたまま土方の前に立ち)」
安心してくださいな、狙うのは貴方の主人ではありませぬ。 まずは外壁を崩さなければ…始まらないのです。 (薙刀を斎藤と原田に突きつけ) お往きなさい。あの鴉と狛犬の動きを止めてみせてくださいませ! (狐が高らかに鳴くような音色が響くと、風で形成された狐たちが三匹ずつ斎藤と原田に向かって駆けていき) 原田「何…っ!!」
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Re: 全ては、誠の名の下に〜ありがとう〜 ( No.87 ) |
- 日時: 2008/03/06 00:48:33
- 名前: 斎藤(凛華
- なんだ、こいつらは……っ
(向かってきた狐に、斬りつける)
近藤「おいおい、ありゃぁ一体……」 山南「幻術……というわけでもなさそうですね」
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Re: 全ては、誠の名の下に〜ありがとう〜 ( No.88 ) |
- 日時: 2008/03/06 00:56:21
- 名前: 魅鶴(沖見あさぎ)
- 参照: http://tool-4.net/?mysugarcat
- 原田「ンだよ…ッ!しゃらくせぇっ!!」
(斎藤と同じように槍を振るうも、どちらの狐も一瞬歪んだだけですぐにまた花弁が形を形成し) ふふ。 相手は身体なき風にございまする、どう応戦するおつもりで? (斎藤に向かったほうの狐が牙を剥き、斎藤に噛み付こうと飛び掛り)
土方歳三。 (薙刀の切っ先を土方に向け) あの方から課せられた命、此処で果たしてみせまする。 覚悟ッ! (ダンと地を蹴って薙刀を振りかざし) 土方「!、チッ(刀を抜いて構え)」
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Re: 全ては、誠の名の下に〜ありがとう〜 ( No.89 ) |
- 日時: 2008/03/06 00:59:13
- 名前: 斎藤(凛華
- ちっ!
(即座に地を蹴って、狐の軌道から逸れる) 土方さんっ!
近藤「ったく、」 (ぐい、と土方の襟足を引っ張って後ろに引き、自分が前に出て魅鶴の薙刀を受け止め、) 「向こうの狙いがお前だって言うのに、前線に立ってどうする」
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Re: 全ては、誠の名の下に〜ありがとう〜 ( No.90 ) |
- 日時: 2008/03/06 01:08:21
- 名前: 魅鶴(沖見あさぎ)
- 参照: http://tool-4.net/?mysugarcat
- 原田「こんなこけおどし、屁でもねェよっ!
(絶えず飛び掛ってくる狐を槍を使って軽やかに避け)」 …邪魔はさせませぬっ! (不意に右手を高く掲げパチンと鳴らすと、全て狐の形状が刃へと変わり) これもさだめであらば、仕方なく…! (刃となった風が二人へと向かい、体を傷つけるのでなく着物に刃を引っ掛けてそのまま壁へと叩きつけ身動き出来なくし)
! (薙刀を受け止められれば一度弾いて着地し体勢を取り直して) 豪傑の同志……土方歳三の要である存在の、近藤勇…と、お見受け致しまする。 (ぎり、と薙刀の柄を握る手に力を込め) これも鶴めの運命にござりまするか…是非もなし! 退かぬのなら、ここで斃して乗り越えまする!
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