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 静 寂 ノ 森 -第六夜-
日時: 2008/09/21 23:44:55
名前:

餓えた小さな犬を一匹

眼前には食えぬ餌を

支柱に繋がれ餓死する手前

頸をそのまま斬りおとし

素っ首纏めて祀りまする


さすれば術者に取り憑いた

犬神ひとつ、誕生しまする



動乱と騒乱の後の、森の静寂。

その裏で、異狄の輩が静かに動き出す――――


* * * * *

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Re:  静 寂 ノ 森 -第六夜- ( No.71 )
日時: 2008/09/23 18:32:02
名前: 恭哉(Gard)
参照: http://watari.kitunebi.com/

そうだね。
色々考えられるけど…………一気に歳を取ったりするかもしれないね。
生命の、魂の「解放」に君の身体が耐えられなければ、下手をすると死ぬかもしれない。
一つの器に幾つもの魂があるのは危険だから。
君の呪いはそれと同じような状態になってると見ていいだろう。
Re:  静 寂 ノ 森 -第六夜- ( No.72 )
日時: 2008/09/23 18:35:54
名前: 月夜(玲)

…………そうか。(そっと瞼を伏せ、ゆっくり開ける)
構わない、と言いたいところだが、今私は一人ではなくなってしまってね。
私が死んだ後、馬鹿な刀を独りにするのも忍びない。
さて、どうしたことか。(困ったような笑みを浮かべ肩を竦める)
Re:  静 寂 ノ 森 -第六夜- ( No.73 )
日時: 2008/09/23 18:39:15
名前: 恭哉(Gard)
参照: http://watari.kitunebi.com/

まあ、方法はないことはないけど…………。
………………あまり気が乗らないな。
Re:  静 寂 ノ 森 -第六夜- ( No.74 )
日時: 2008/09/23 18:42:19
名前: 月夜(玲)

気が乗らないものを無理矢理やらせようとはしない。
私が覚悟を決めればいいだけのことだ。
……暫く、考えてみる。
Re:  静 寂 ノ 森 -第六夜- ( No.75 )
日時: 2008/09/23 18:50:46
名前: 紅焔(栞

(黙って聞いていたが、ぼそりと呟いて)
…………俺は止めねぇからな。
生きるも死ぬも、お前の自由だ。
けど………。
持ち主のお前が死ぬ時は、俺も死ぬ時だ。
勝手に一人で死ぬんじゃねーぞ。
Re:  静 寂 ノ 森 -第六夜- ( No.76 )
日時: 2008/09/23 18:55:30
名前: 月夜(玲)

…………。
(紅焔の言葉に微かに目を見開き、フッと笑う)
それは困ったな。
私はお前を殺す為に拾ったんじゃない。
……生きていてほしいと思った。
だから…………。
Re:  静 寂 ノ 森 -第六夜- ( No.77 )
日時: 2008/09/23 22:12:46
名前: 紅焔(栞

………生きて、ほしい…?
(少し驚いたような顔になって)
…………だから、何。
Re:  静 寂 ノ 森 -第六夜- ( No.78 )
日時: 2008/09/23 22:21:30
名前: 月夜(玲)

ああ。
何を驚いている。
……いや、違ったな。
私が生きる為にお前を拾ったんだ。
だから……。
中の者たちには悪いが、まだ死なない。
そうだな、お前が死んだら私も共に死のう。
Re:  静 寂 ノ 森 -第六夜- ( No.79 )
日時: 2008/09/23 22:56:08
名前: 恭哉(Gard)
参照: http://watari.kitunebi.com/

そう。
『その方法に必要な人物は、聞いたら絶対にやろうって言うだろうけれどね』

…………なんだか、物騒な約束だよね、ある意味それ。
銀朱「え、オレ閂君に聞いちゃったんだけどさ、恭哉君と鶫ちゃんも同じようなことしてるんでしょ?」
……まあね。
Re:  静 寂 ノ 森 -第六夜- ( No.80 )
日時: 2008/09/23 23:01:04
名前: 月夜(玲)

これでいいんだ。
すまないな、自分から訊いておいて。
……お前たちも?

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