Re: スマブラIMPACTO!弐の巻 ( No.81 ) |
- 日時: 2009/04/03 15:29:52
- 名前: ミクトラン二世
- パチパチパチ・・・・・
何処からともなく拍手の音が聞こえる。 ピチュー「へぇ〜、そういう事・・・・」 どうやら拍手の主はピチューらしく、拍手しながら近づいてくる。 バズ「・・・・誰ダ、貴様ハ。」 ピチュー「いえ、名乗る程の物では無いですよ、しいて言えばココの名医ですかね・・・・。」 そしてシェリーの隣までくる。 ピチュー「・・・やっぱり君がそうだったんだね・・・」 シェリー「・・・え?」 そう耳打ちすると、ピチューはバズの前まで移動する。 バズ「ホゥ・・・・ドウヤラマズハ貴様カラ消サレタイ様ダナ・・・・」 ピチュー「消される?僕が?」 途端にピチューは笑い出す。 バズ「・・・・・何ガオカシイ。」 ピチュー「いや失礼・・・・・あまりにも可笑しくて・・・・・」 そういうとピチューは掛けていたダテ眼鏡を外す。(この人最初から眼はいいのだ。)そしてそこから赤と緑の二色の眼が現れる。 ピチュー「消されるのは僕ではなく貴方ですよ、〔識別コードER-0325〕昆虫人間型人造AKUMA、バズ・ガンナーさん。」 バズ「!!!貴様ッ!!!一体何者ダ・・・・!!!!」 ピチュー「・・・京都神明流、次期師範候補けん、現師範の所持品[夜凪(ヤナギ)]二代目後継者ピチュー・スパーク。覚えておけ。」
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Re: スマブラIMPACTO!弐の巻 ( No.82 ) |
- 日時: 2009/04/03 16:39:42
- 名前: カイナ
- カイ「お、丁度始まったみたいだしガジャラらしいのまで現れた。急ごうぜ!」
カイはカービィ達向けてそう叫ぶが、カービィ達は逆に唖然として何も返せなかった。まあ生身の人間が少女―カノンノを背負ったまま某戦国アニメの犬の半妖みたいに走ってワープスターと並走しているんだからそれもそうだろう。
カービィ「ね、ねえ……あの人何者?……」
凪「ハヤテでもできないんじゃないか?……」
ハヤテ「た、多分……流石に生身では……」
流石に凪とハヤテまで唖然としてしまっている。平静を保っているもしくは病院に出現したアクマやガジャラの方をを気にしているなんて本人であるカイと慣れているらしきカノンノ、それと氷牙、ピカチュウだけだった。
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Re: スマブラIMPACTO!弐の巻 ( No.83 ) |
- 日時: 2009/04/03 17:00:26
- 名前: ミクトラン二世
- カービィ「てか・・・・僕いつもピカの走り見てるから・・・・そんなに凄いとは・・・・・」
カイ「たしかに・・・・・あれはなぁ・・・・・」 流石のカイも驚いている。まぁ確かに、くだんのピカチュウなんかもう普通の人が見れば早歩きにしか見えない動きでしかもムーンウォークでまるでこれくらいは当たり前の様な表情してんだから、驚かない奴が異常である。 カービィ「・・・・・あれでもまだ1割で、しかも本気すらだしてないね・・・」 カイ「・・・・・あんたら、本当に何者だよ・・・・・」 カービィ「はは、秘密。」 カイ「はぁ・・・・・。」
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Re: スマブラIMPACTO!弐の巻 ( No.84 ) |
- 日時: 2009/04/03 17:50:32
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- バズ「…ホウ、自己紹介スルホド自ラノ実力ニ自信ガアルカ…。デハ、見セテ貰オウカ!!?」
瞬時にバズ・ガンナーはピチューの背後に周って、腰の二丁拳銃の引き金を引く。
ババババババッ!!
ピチュー「おっと♪」 バズ「不意打チデハ、コノ程度ハ避ケラレルカ…。デハ、コレハドウダ!?」
すると、銃口を病院に向けるバズ・ガンナー。
ピチュー「!?まずいっ!!」 シェリー「…させない!!」
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Re: スマブラIMPACTO!弐の巻 ( No.85 ) |
- 日時: 2009/04/03 18:27:11
- 名前: ミクトラン二世
- 瞬間、シェリーは小さな弾丸を作りバズの拳銃を打ち落とす。
ピチュー「サンキュー、シェリーちゃん!!」 バズ「チィ!!!マズハ貴様カラダッ!!!0001ッ!!!!」 ピチュー「させないよ。」 するとピチューは何も無いはずの空間から夕凪よりデカイ刀を取り出しバズの両腕を切り飛ばす。 バズ「グッ!!!?シマッ・・・・」 ピチュー「おっと、逃がさないよ。『マグネットフィールド』全開ッ!!!」
ゴドンッ!!
バズ「ゴ・・・・ガァァァァッ!!!!!!!!!」 突然バズの体が地べたに付いたかと思うと、バズの所の地面だけ沈む。 ルイギ「!?何なんだありゃぁ・・・・・」 マーシャ「あれがピチューさんの能力です。」 ルイギ「は?」 マーシャ「ピチューさんは自分の電力を使って半径50km以内ならあらゆる物を磁石にしてしまうんです、たぶんあの人は磁力の反発で重力を制御してると思います。」
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Re: スマブラIMPACTO!弐の巻 ( No.86 ) |
- 日時: 2009/04/03 22:44:49
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- ガジャラ「いや〜、お嬢ちゃん通だねぇ〜?…俺ぁ喰らいたくないな…。」
ルイギ「その前に、てめえもお縄につくんだなっ!?」 ガジャラ「そうはいくかっよ!!ノッカー・フィンガーズ!!!」
ズドドドドッ!!
ルイギ「ぐぅおっ!?」 ガジャラ「シャハハハハッ♪ルイギ、てめえの事はネクロス・グループにいた時から良く知ってる。弱点とかもなぁ〜?例えば…あ、あそこにパンティーが。」
ルイギ「ええっ!!?何所何所!?」 ガジャラ「ってな感じでな♪」
ピチュー「…ふうん、君ってそこの変態とは知り合いなんだ…。」 ガジャラ「同じ釜の飯食った事もあったさ。…まあ、こいつは人食は嫌いみたいでさ?」
サーシャ「…どれほど、この日を待っていたか…。貴様だけは、俺の手で殺してやる!!」 ガジャラ「シャ〜ッハッハッハッ!!殺気ビンビンだなぁ、サーシャ?」 マーシャ「お姉ちゃん!?」
ルイギ「………へ?」
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Re: スマブラIMPACTO!弐の巻 ( No.87 ) |
- 日時: 2009/04/04 12:38:18
- 名前: ミクトラン二世
- そのころ『総合病院前』
ピカ「あぁ〜あ、もう始まってるよ。」 カイ「・・・何なんだ?この空間。」 ピカ「多分ピチューがMF(マグネットフィールドの略)を発動させたんだろう、あのAKUMA見てみろよ。」 ピカが指を指したのは先ほどの攻撃で車に引かれてひき潰された蛙の様にオイルもろとも中身を全部ぶちまけた人造AKUMAの悲惨な姿であった。しかも少し痙攣している、実に生々しい。 氷「・・・グロいな・・・・」 ピカ「あの状況からして、最近何か良いことあったようだな・・・ピチュー。」 カービィ「うん、いつもなら相手の存在が消える位に相手を叩きのめすからね、ピチューくん。あの攻撃、何時もより威力が小さいし。」 カイ「は?あれで小さい・・・・?」 カービィ「そうだよ、何時もの奴の3割程度しかないね。」
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Re: スマブラIMPACTO!弐の巻 ( No.88 ) |
- 日時: 2009/04/04 18:44:47
- 名前: カイナ
- カノンノ「カイ……あの人たち何者?……」
カイ「俺もまだまだだな。いや、クラトスさんやウッドロウさん達でも敵わないかも……」
カノンノは唖然としながらカイに尋ね、カイは自分の属している組織―アドリビトムの屈指の実力者でも敵わないかもしれないと呟く。 なにせ相手の実力を目の当たりにしているのだ。カイほどの実力者なら実力の違いを見抜くのに訳は無かった。 それからカイは髪をかきながらまた口を開く。
カイ「あ〜、スティルやルイギ達との死闘が可愛く思えてくる……で、俺達は加勢しなくていいのか?……いや、必要ないか?……」
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Re: スマブラIMPACTO!弐の巻 ( No.89 ) |
- 日時: 2009/04/05 17:59:02
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- ギギギギンッ!!
ガジャラ「シャハハハハハハッ♪」 サーシャ「殺す…殺す…殺す!!」
ルイギ「…あ、あいつ…女だったのかぁああああ!!?何て、完璧な変装…。(だが、あいつかなり頭に血ぃ昇っちまってんな…。)」 マーシャ「…お姉ちゃん…!」
ガジャラ「(あ〜…、もう向こうに援軍来ちまってるし…どさぐさに紛れてまた逃げるか。これ以上人食を抑えられたら、俺ぁ…)」 マリア「一体、外でなにが…」
ルイギ「…最悪のタイミング…。」 マリア「えっ?」
ガジャラとサーシャの激しい死闘。その舞台である屋上(マーシャがガジャラに喰われない様、サーシャが屋上に連れて来た模様。)に、マリアが来てしまった。
ガジャラ「おっ!?美味そうなメイドだな♪あいつをひと齧りして、空腹を満たしとくか。パラライ・アロマ!!」 サーシャ「ぐっ!!しまった!?」
ルイギ「やばっ…、ガゼル・レッグ!!」 マリア「えっ?…ええっ!?」 ガジャラ「いっただっきま〜…」 マリアへ向かって、鋭い牙をむき出しに走るガジャラ。それを防ぐべく、走るルイギ。
ハヤテ「マリアさんっ!!?」 凪「マリア!?」 マリア「きゃああああああ!!」
ガブッ!!ブシュウゥゥッ!!
マリア「………へ?」 ルイギ「…はは、俺ってホント…嫌な役回りだぜ…?お子様はこんな血生臭いシーンは…見るんじゃねえ…ぜ?」 ガジャラ「ぐぐ…!?」 ルイギが追いつき、自ら盾になってガジャラの牙を受けていた。噛みつかれた所から鮮血が滴っている。
凪「…な、何が起こったのだ!?何やら嫌な音が…」 ハヤテ「…大丈夫ですよ、あの変態が噛みつかれた音なので…。でも見ない方がいいですよ?」 凪「マリアは無事か…。よかったぞ♪…ところで、鏡夜とやらはこちらに来てるはずなのだ…が…」 ハヤテ「…お嬢様?…ええ〜〜っ!!?」
その時、ハヤテ達が見たのは…シェリーの変貌だった。
シェリー「………あ…あ…あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」 ハヤテ「ななな、何が〜!?背中から…!!」 凪「…あああ…。」
メギメギメギ…、ヴァサァッ!!!
生き物の羽根と、金属で出来た羽根とが混ざり合ったイビツな翼であった。更に、彼女の右腕も長さが変わって鋭く爪が伸びており、表皮は金属の様に光沢がかっていた。
シェリー「…が…ああ…!!おまえ…ゆるさ…ない…!!!」 ガジャラ「………ほいほい!?(おいおい!?)なんらあへわっ!?(何だあれはっ!?)」 ルイギ「………シェリー、俺は不死身だって…言っただろ…?元に…」 シェリー「……こ…ろす…!!」
シュンッ!!!
ガァアンッ!!
一瞬で移動し、その右腕でガジャラだけ宙に浮かすシェリー。あまりの威力に、ガジャラは胴体真っ二つになってしまった。
ガジャラ「ぎええっ!!?………こいつ、俺ら以上の…ば」 それ以上は言う暇がなかった。何故なら、シェリーにその身を細切れにされたのだから………。
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Re: スマブラIMPACTO!弐の巻 ( No.90 ) |
- 日時: 2009/04/06 10:47:24
- 名前: ミクトラン二世
- サーシャ「な・・・・・」
先ほどの光景を目の当たりにし、サーシャはあっけにとられていた。 ルイギ「お、おいおいシェリー、俺は大丈夫d「触るなッ!!!!!!」は?」
ブシュゥゥゥゥッ!!!!!!
ピチューの怒鳴り声と同時に、シェリーの背中から数本の棘のような物が飛び出し、数本ルイギを貫き、そのままルイギは吹き飛ばされる。 ルイギ「ぐ・・・・・」 テンバ「ル、ルイギッ!!!」 ピカ「おいおい、こりゃぁどうなってんだよ・・・・・」 ピチュー「兄さん・・・・いたならいたで出てきてよ・・・・・」 ピカ「それよりもピチュー、これはいったい・・・・・」 ピチュー「おそらく、シェリーちゃんの体を構成するナノマシンが暴走したんだろう・・・・・」 ルイギ「アンタ・・・・・何でそんな事・・・・」 ピチュー「話は後だ、たぶんシェリーちゃんはさっき君がガジャラの攻撃をうけた時に何か癇癪を起こしたんだと思う」 テンバ「たしかに・・・・譲ちゃん、ルイギに懐いてたさかい・・・・・」 カイ「なるほど・・・・それであの子はその瞬間を目撃してしまい、そのときにあの子の防衛本能に反応してあんな事に・・・・・」 ピチュー「?君は・・・?」 カイ「カイです、よろしくお願いします。」 ピチュー「カイ・・・・ああ、クラトスさんトコの・・・・・」 カイ「!知ってるんですか!?」 ピチュー「よく知ってるよ、あの人と僕の父は友人同士だからね。」 カービィ「そんなことよりッ!!!!」 ピチュー「ああ、すみません」
ゴソゴソ・・・・
ふとピチューはポケットから首輪のような機械を取り出す。 ピカ「?何だこれ。」 ピチュー「ナノマシンの活動を麻痺させる機械だよ、これをあの子の首に。ただし相手をかなり弱らせないと作動しないから気をつけて。」 カイ「わかった、じゃあ俺がy「俺がやる。」
ルイギ「すまんが、俺にやらせてくれ。」 氷「何言ってる、おまえじゃ無理d「たのむ氷牙、やらせてくれ。」
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