トップページ > 過去ログ > 記事閲覧
空想立界 〜巡り〜
日時: 2006/12/10 23:41:50
名前: 鈴花

『巡り来る奇跡は決して終わらない。』

Page: 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |

Re: 空想立界 〜巡り〜 ( No.12 )
日時: 2006/12/10 23:55:30
名前: 凛華

那智「ありゃ、小百合どこからでてきたんや?」

天城「念のため、だ。
   お前だって、死ねば悲しむ奴がいる事くらいわかるだろうからな。
   ……まあ、人の事言えた義理でもないが」
皐月「お師匠……っ!」

近藤「ははは、そうかもしれんな。
   ほんと初めて会った時は優柔不断というか、なんというか。
   自分の宿命に抗おうとして必死だったからなぁ、あいつは」
Re: 空想立界 〜巡り〜 ( No.13 )
日時: 2006/12/10 23:56:54
名前: 小百合(鈴花

・・・いましたよ。(ビバ読心術
ただちょっと考え事してただけで・・・
ホントッ?
Re: 空想立界 〜巡り〜 ( No.14 )
日時: 2006/12/11 00:02:04
名前: 高杉(黒瀬
参照: http://id29.fm-p.jp/8/ginduki/

気配を消してたのかね。(笑いつつ

さあ、いたもんかどうか。
俺は散々きたねぇ事をしてきたからなァ。

沖田「そんな時代もあったんですか……。
   今の達観してる感じの皐月様とは違いますね」
Re: 空想立界 〜巡り〜 ( No.15 )
日時: 2006/12/11 00:09:12
名前: 凛華

那智「……高杉さーん、んじゃわいその第一号、ってコトで。
   別に泣くつもりとかあらへんけど、あんたいなくなるんわいいややわ」

天城「ほれ見ろ」

近藤「自分が天皇になって、一体この世界の何が変わる、と愚痴っていたな。
   争いが絶えない世の中で天皇などはただのお飾りに過ぎない、と。
   本当に、変わったよ」
   
Re: 空想立界 〜巡り〜 ( No.16 )
日時: 2006/12/11 00:19:25
名前: 高杉(黒瀬
参照: http://id29.fm-p.jp/8/ginduki/

そうかィ。嬉しいねェ(妖しげに笑い
……ま、今までの俺からしたら有り得なかったことだな。

沖田「………お飾り。
   そんなことを言ったんですかィ」
Re: 空想立界 〜巡り〜 ( No.17 )
日時: 2006/12/11 00:22:27
名前: 凛華

那智「なんや含みがある笑い方やなぁ。
   でも、ほんまそう思ってますから♪」

天城「人間生きていれば変わる。
   変わるうちに変わるべきだ。
   私にはもう、その時間は無いがね」
皐月「お師匠、またそのようなことを……っ!」

近藤「ああ、確かに言った。
   権力も無いに等しい天皇なんぞになって、一体なんになる。
   それより剣で乱世を切り開きたい、と言ってな」
(懐かしそうに笑い)
  「それでも結局、あいつはああやって乱世を変える方を選んだ訳だがね」
Re: 空想立界 〜巡り〜 ( No.18 )
日時: 2006/12/11 00:27:22
名前: 高杉(黒瀬
参照: http://id29.fm-p.jp/8/ginduki/

いつまでもそうだといいがね。
玄宵院サンの言うとおり、人は変わるもんだしなァ。
いつ見限られるか、って話だ。

……病、進行しているようだな。

沖田「……どちらが正しかったんでしょう?」
Re: 空想立界 〜巡り〜 ( No.19 )
日時: 2006/12/11 00:31:06
名前: 凛華

那智「今更どう見限れ、って言うんですかい。
   見限って離れるくらいなら、最初から参加になんて入る事ありまへんわ。
   そこら辺、ちゃんと信じといて欲しいですわ」
(いつに無く真面目な顔で)

天城「進行するも何も、と言ったところだ。
   心の蔵が動いているのが不思議なくらいらしいからな。
   正に生ける屍、か」

近藤「さあな。
   それは、誰にもわからん。
   だがあの選択も、間違いではないような気がするよ」
Re: 空想立界 〜巡り〜 ( No.20 )
日時: 2006/12/11 00:42:49
名前: 高杉(黒瀬
参照: http://id29.fm-p.jp/8/ginduki/

(にやっ)
これだから、離せなくなるんだよなァ。仲間って奴ぁ。
……信じてないなんて言ってないだろ。

生ける屍ねェ。
それにしちゃ元気な気がするが?

沖田「そう、……ですか……。
   剣を取ってたら今頃、どうなってたんでしょうねえ? 
   想像したら、鳥肌が立ってきやしたぜ」
Re: 空想立界 〜巡り〜 ( No.21 )
日時: 2006/12/11 00:48:43
名前: 凛華

那智「是非離さないでほしーですわ♪
   さっきの高杉さんの言い方やったら、そう思われてもしょーがあらへん。
   わいがあんたを見限るわけないやないですか」

天城「普段は、な。
   こうして立って話していることがすでに負担らしい。
   まあ、寝ていても同じようだからあまり関係はないが。
   ……刀は、今はどれほど振るえるか……」

近藤「筋がよかったうえにあの修行を重ね、玄宵院流を皆伝、だからね。
   間違いなく名の通った剣豪になっていたんじゃないか?
   選択と言うのは、時に残酷だよ。
   俺だって未だに、新撰組を作ってよかったのか悩む時があるからね」

Page: 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |