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心に残る詩を書くスレ10
日時: 2007/02/20 22:02:07
名前: 瑠胡猪◆qNzpu4IyiyM
参照: http://010904.blog54.fc2.com/

参加希望とかもう関係無しに誰でも書いちゃってくださいな

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Re: 心に残る詩を書くスレ10 ( No.81 )
日時: 2007/12/30 15:04:59
名前: 翠嵐
参照: http://ranga.blog.drecom.jp/

足は砕かれ、手は折られ、羽は毟られ、
皮は剥がれ、口は塞がれ、目は抉られ、
喉は掻き切られ、内臓は潰され、鼻は落とされた。

人の形を無くし、喋る事も、歩く事も、触る事も、
嗅ぐ事も、見る事も、飛ぶ事も、飲み込む事も何も出来なくなった。

みっともなく這い蹲って、それでも死ぬ事は出来なかった。
生きる事も出来なかった。

自分が生きているのか。死んでいるのか。
解らないままただ時間が過ぎ、元の俺を知っている物は、
皆死に絶えた。

ただ俺だけが生と死との間で彷徨い生きる事も、
死ぬ事も出来ないで、何時までもそのままでいた。

自分が何かも解らなくなり記憶さえも消え、
人々の記憶からも消えた。

誰かが終わりを告げるまで俺はこのままでいる。
それが俺に刻み込まれた呪。

誰かの告げる終わりをただ待ち続ける――――――――――
Re: 心に残る詩を書くスレ10 ( No.82 )
日時: 2007/12/31 23:35:07
名前: 葉羅◆IhgxfDc5iWI

六道輪廻

輪廻転生

人は 命は等しく

巡り廻って

死んで生まれて また死んで

標の無い路を彷徨い

行ったり来たり

迷いながら振り出しに戻る

どこで知ったのか

命は己を永遠のものではないとしながら

永遠の時を刻む

それは記憶

廻り回る

終わりを知らない

愚かな命の

消えない記憶


§§§

ああ、もう眠くてなにが何だかわかりやしない。
眠くても眠ろうとしな自分が訳が分からない。
とりあえず、良いお年を。

・・・・あとで訂正するかな。
Re: 心に残る詩を書くスレ10 ( No.83 )
日時: 2007/12/31 23:53:10
名前: 翠嵐
参照: http://ranga.blog.drecom.jp/

あの時の君の声が脳裏に張り付いてはなれない。

あの時君はなんていった?

僕の耳には音でしか聞こえなかったんだ。

だから、もう一度言ってくれないか?

でもそれももう聞けなくなる。

僕はもう死ぬんだ。

だから僕の墓の前で言ってくれ。

あの時の君の言葉を。
Re: 心に残る詩を書くスレ10 ( No.84 )
日時: 2008/01/02 18:44:05
名前: 夕月 空

朝自習の時間も、授業中も、給食の時間も、
みんな同じ空間、同じ瞬間を共にしているのに、
みんなは違う「今」を過ごしている。

それってすっごく不思議。

場所も時間も同じなのに、
みんなの見ている風景や感じている気持ちはバラバラなんだよね。

あなたは、今どんな気持ちなんだろう。

嬉しい? 怒ってる? 哀しい? 楽しい?

あなたがどんな気持ちか知りたいな。

あなたの気持ちを共感したいな。

喜びは倍に、怒りはおだやかに、悲しみは半分に、楽しみは共に。

あなたの「今」も、私の「今」も、大切な過去になっちゃう前に楽しまないとね。

みんなみんな違った「今」をもっているから、人生って面白いんだよね。
Re: 心に残る詩を書くスレ10 ( No.85 )
日時: 2008/01/03 14:16:43
名前: 翠嵐
参照: http://ranga.blog.drecom.jp/


         『頑張れ』

もうどれだけの人に言われただろう。
言われるたびに愛想笑いして。
無責任な応援の言葉を受け止める。
もう愛想笑にも疲れた。
逢う人逢う人に言われ。
相手の気持ちを考えずに言う。

         『頑張れ』

それがどれだけの重荷になっているか知りもしないで。
その言葉に押し潰されそうで。
何にも集中出来なくなる。
悲しくなって、寂しくなって。
俺は何時までそうしてればいい?
何時か終わるんだろうか・・・
Re: 心に残る詩を書くスレ10 ( No.86 )
日時: 2008/01/04 18:04:50
名前: 夕月 空

僕は誰も嫌いになれないよ。

その誰かの行動や言動が僕の心を深くえぐらない限り、
僕はずっと誰も嫌いになれない。

…よく考えたら、普通だよね。

でも自分以外のもの全てを嫌っている君よりマシでしょう?

ねえ、どうしてそんなに全てを信頼していない瞳をしているの。
ねえ、どうしてそんなに周りから遠ざかろうとするの。
(ねえ、どうしてそんなにひとが嫌いなの。)
(…それなら誰はすきなの、ねえ、聞いてる。)

君がどんなに世間から離れようとしても、
君がどんなにすさんだ瞳をしていても、

僕はずっと君のことを嫌いになんかならないから。

だから、もっと僕のこと信じてよ。
僕はこのせまい世界がすきだし、ここにすむひとみんなすき。もちろん、君も。
僕じゃなくてもいいから、もっと「何か」に執着してみてよ。
何でもいいから、とにかく「何か」をすきになってみて。

そしたら世界はきっと変わるはず。
Re: 心に残る詩を書くスレ10 ( No.87 )
日時: 2008/01/05 16:56:14
名前: 翠嵐
参照: http://ranga.blog.drecom.jp/

誰かを守るとか、誰かを信じるとか、
そんな事、頭の片隅にもなかった。

だが、お前は誰かを守れ。
誰かを信じろという。

なぜだ?
なぜそこまで他人に執着しろと言う?

他人なんて邪魔なだけだ。
五月蝿い雑音でしかない。

そう思っていた。
だが、お前は俺の周りにいつも居た。

いつも俺に話しかけていた。
ずっと無視し続けても。

もう付きまとうな。
俺に話しかけるな。

そう思っていたのに。
なぜだ?この気持ちは。

お前になら心の中を見せても良い。
お前になら話しても良い。

そう思っていたのに・・・
そう・・・思っていたんだ・・・
Re: 心に残る詩を書くスレ10 ( No.88 )
日時: 2008/01/05 20:12:50
名前: 夕月 空

―僕の全神経は暗い湖の中へ沈んでいくみたいだ。

ああ、どうしてこんなことになったんだろう。
何も考えられないけど、何かを考えなければ。
意識を手放してしまったら、全てが無くなってしまう気がする―…
(そんなこと考えているうちもどんどんと奈落の底へと僕はおちていく)

―暗闇の中で弱いけれどハッキリとした光がみえた。

そこには笑顔のみんながいた。
みんなしあわせそうに笑っている。
よかった。みんな僕のこと忘れないでね。
……あれ、君がいない。
どこ?
君は、どこにいってしまったの、
ねえ、どうして君だけがいないの、
(―まさか………、)

ねえ、君はいつも不機嫌そうにみんなの輪の中から外れていたよね。
ねえ、君は本当にこの世界のぜんぶが嫌いなわけじゃなかったよね。
ねえ、僕はいつも君のそばいたよね?


(すきだったよ!)
(言葉では伝えられないくらい、この世界と君のことが!)


―ぼやけた映像だったけれど、僕の横で、静かに君は泣いていた。
Re: 心に残る詩を書くスレ10 ( No.89 )
日時: 2008/01/05 21:46:03
名前: 翠嵐
参照: http://ranga.blog.drecom.jp/

ある日見た空は青く晴れ渡って、雲の無い空だった。
ある日見た空は白い雲の流れる、青い空だった。
ある日見た空は雨雲ばかりの、灰色の空だった。
ある日見た空は雨の降る、どんよりとした空だった。
ある日見た空は晴れ渡っていて、綺麗な虹の見える空だった。

今日見た空は雲の多い空だった。
雲の下に黒い風が吹いていた。

『黒い風は死を運ぶ風。』

いつか読んだ、小説を思い出した。
黒い風が吹いた後、何処からか悲しい風が吹いてきた。
その風の中には誰かの涙があった。
本当に誰かが死んだのだろう。

空を見続けていると、雲の切れ間から光りが差してきた。
その光りの中に、二つの人影を見たような気がした。
一つは小さく笑っていた。
一つは不機嫌そうだった。
二つの人影はゆっくり、ゆっくりと光りの中を上っていった。
おなじ歩幅で、おなじ足取りで、おなじ速度で。
Re: 心に残る詩を書くスレ10 ( No.90 )
日時: 2008/01/05 23:49:16
名前: 夕月 空

あなたの好きなものを調べて、
私も好きになろうと努力した。

あなたの好きな場所を調べて、
私もそこへ行って仲良くなろうと試みた。

あなたの嫌いなものを調べて、
私も共感しようと考えてみた。

いろいろ調べてみたけれど、そんなものは所詮「情報」でしかなかった。

あなた自身を知るためには、「情報」だけでは補えきれない。

…まず最初にあなたと会話をしてみよう。
それからだんだんとあなたのことを知っていけばいいのね。

あなたの周りに飛び交うあなたの情報と会話したって、
いつまでたっても「あなた」にはたどりつけないもの。

まず一歩、自分から踏み出さなくちゃね。

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