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異世界大戦記6
日時: 2010/03/08 08:43:19
名前: ミクトラン2世バックアップ

さてさて来ました第6弾!!

やれ爆殺だ!!

やれ惨殺だ!!

テロリストも邪神もぶち殺せ!!!

さぁ、惨劇の始まりだ!!!

※ちなみに惨劇は来ません。多分

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Re: 異世界大戦記6 ( No.132 )
日時: 2010/05/24 15:36:17
名前: ミクトラン2世バックアップ

が・・・


−バゴンッ!!!−

古代獣1「ガァァァァァァッ!!!」
氷「!!?」

あろうことか、潰した筈の爬虫類型が地面から出現し、氷牙に攻撃を加えようとする。さらに・・・

−グチャッ・・・グジュグジュッ・・・!!!−

古代獣2「シャァァァァッ!!」

さらには消滅した筈のもう1体まで、まるで何事も無かったかの用に復活する。

氷「どういう事だ!?これは・・・!?」
エリー『どうした、氷牙!!何が起きた!?』
氷「倒した筈の古代獣が再生した!!こんなの俺の記憶にも無い!!」
エリー『何だと・・・!?・・・だとしたら・・・』

氷牙の言葉を聞いて暫く沈黙するエリー。そして・・・

エリー『氷牙!!早くミハルのデバイスを探せ!!』
氷「はぁ!?突然何を・・・!?」
エリー『いいから早くミハルと一緒に探せ!!私の考えが合っていればミハル用に作ったデバイスで倒せるかも知れないんだ!!』
氷「何・・・・!?それはどういう訳だ・・・!?」
エリー『あれはある遺跡にあった欠陥だらけの奴を私が彼奴専用にカスタマイズした奴だ!!それには色々ブラックボックスな部分もあったが、奴らに関する情報が多少見れた!!だからそれさえあれば何とかなる筈だ!!』

どうやらエリーが言うには、ミハル用に作ったデバイスは元々ある遺跡から出てきたのを改良して作った奴らしいが・・・

氷「それは良いんだが・・・で?そのデバイスの特徴は?」
エリー『確かクリスタルタイプのインテリジェント型で、色は白銀色だ!!』

クリスタルタイプのインテリジェントで色は白銀・・・ん?何だかそれ、かなり昔にどっかで見たことがあったような・・・・?アレ?



Dゼロ「チィッ・・・!!こりゃぁ何だかヤバそうな感じだぜ・・・!?」

突然乱入してきた古代獣達に狼狽えるダークゼロ。

02「ダークゼロ、此処は一先ず撤退するぞ」
Dゼロ「そ、そうだな。オイ!此処は撤退すっぞ!!」

『はい!!』

ダークゼロの撤退命令を受け、撤退しようとする異次元連合軍。だが・・・

古代獣2「ガァァァァァァッ!!」

−バシュッ!!ドガンッ!!−

ミリファ「ぅあぁっ!?」
サイス「ミリファちゃん!!」
Dゼロ「ミリファッ!!?」

突如、古代獣が放った火炎弾がミリファの背中に当たり、そのままミリファは落下する。そして古代獣はさらに追撃しようと火炎弾を放つが・・・

カイ「危ねぇっ!!!」

−ガシッ!!ズザァァァァァァァッ!!−

透かさず飛び上がったカイが落下するミリファを受け止め、火炎弾を回避する。

カイ「ふぅ・・・大丈夫か?」
ミリファ「ッ!!?(////)お、大きなお世話だ!!」

カイの体を突き飛ばし、カイから離れ、そのまま02達の下に向かうミリファ。気のせいか顔が赤い。

Dゼロ「だ、大丈夫かミリファっ!!!?」
ミリファ「だ、大丈夫です・・・・(////)」

何だか歯切れの悪い言い方ながらも、赤面しながらダークゼロの問いに答えるミリファ。そして一回カイを一瞥した後、そのまま撤退する。

Re: 異世界大戦記6 ( No.136 )
日時: 2010/05/27 22:59:00
名前: カイナ

カイナ「ミク二ップさん、念のため、念のために言っておきますよ?これがミリファがカイに対して恋愛感情を抱いたという描写、図に表すと[ミリファ→カイ]でありそれだけで済むならばお好きにどうぞ。でももしもカイがカノンノ以外の女、もちろんミリファに対してでも恋愛感情を持ったような描写を出したら……怒りますからね?」
――――――――――――――――――――
カイ「?……まあいい。氷牙さん、援護します!」
氷牙「いや、いい! それよりもミハルとミハルのデバイスを探してくれ!」
カイ「デ、デバイス!?」

首を傾げながらミリファの方を一瞥した後カイは氷牙の方を向いて叫ぶが氷牙はそれにいいと返した後続けて言うとカイは素っ頓狂な声を出す。それを聞いた氷牙は「あ〜」と呟いて言った。

氷牙「クリスタルタイプのインテリジェント型……つっても分からないよな、色は白銀だ!」
カイ「とにかくこの辺の白銀色のものをかき集めりゃいいんすね!? あとミハル!」
氷牙「そういう事だ! こいつは俺が引き受ける!」

氷牙の大雑把(とはいえこうとしか言いようがない)な指示を受けたカイはそう確認するように叫び返し、それを聞いた氷牙はそう言うと古代獣を睨みつける。それからカイは印を組んだ。

カイ「影分身! 手分けして探し出せ!」

印を組むと同時にその場に十人のカイの影分身が現れ、カイの指示を受けると彼らはこくんと頷いて散らばる。それを見届けてからカイもミハルとそのデバイスを探すため消えていった。
Re: 異世界大戦記6 ( No.138 )
日時: 2010/05/30 01:58:21
名前: 孝(たか)

10分後…

既に二体の古代獣を4度ずつ葬っているのだが、一向にくたばる気配がない。

氷牙「……いいぜ…何度でも殺してやる…」

「「グルルルル…ガアアアアアアアッ!!!」」

再び氷牙に向かって飛びかかる二体の古代獣。

氷牙「貴様らは!」

ガッ!!

古代1「グガッ!?」

ゴル・ン・ゾラの心臓を突き破り、投げ捨て…

氷牙「この俺が!」

ズバン!

古代2「ゲシャッ!?」

神足の蹴りで鳥人型…ゴル・ド・ゾラの胴体を真っ二つに切り裂く。

氷牙「ぶっ殺す!!何度でも!何度でも!何度でも!!」

血のついた左手で片目を押さえながら、怒りと憎しみに染まった魔力を放出する。

氷牙「貴様らが奪った命は…もう、帰ってはこない…失った過去は…覆らない…」

グチュグチュと音をたてながら再生していく二体を見ながら額に血管を浮かび上がらせる。

氷牙「奪う事しか知らない貴様らのせいで!!どれだけの命が消えていった!?どれだけの者を悲しませた!!どれだけの不幸を撒き散らした!?何の為に奪う!?何の為に襲う!!」

「「キシャアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!」」

氷牙「あいつが、オリヴィエがお前達に何をした!?ベルカの民を襲い、人々の命を弄んだ貴様らを、悲しみながらも戦ったオリヴィエが、何をしたというんだ!?護る為に戦ったオリヴィエを!?貴様らの命すら消したくないと涙を流したオリヴィエを…貴様らは殺したんだぞ!!!」

「「シャギャアアアアアアアアアアアアアッ!!!」」

氷牙には勝てないとでも思った古代獣共は、燃え上がる貨物車の方…中に居るであろうミハル達を狙った。

氷牙「命を弄ぶしか能の無い下等生物が…」

ガシッ!!!

「「シャギャ!?!?」」

氷牙「俺の仲間に触れるなああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!グラビティ・バインド!!!」

メキメキメキメキ!!!!

古代獣の足元から黒い網…超重力を網状にした物が包み込み、圧壊させていく。
Re: 異世界大戦記6 ( No.139 )
日時: 2010/05/30 22:49:39
名前: ミクニップ

ミハル「よ、よかったぁ〜〜・・・ゲホッ!ゲホッ!!」

気が付いてから解らなかったが、ミハル達は濛々とした煙や炎で囲まれており、ミハルはその中で発生した煙を吸って咽る。

リィンU「だ、大丈夫ですかミハルさん・・・ケホッ、ケホッ!!」
ミハル「ぼ、僕は大丈夫です・・・それより例の物を・・・」

―ドォォンッ!!メキメキメキッ・・・・!!―

ミハル「ッ!!」

突然、外から爆音が響き、天井にヒビが入りそして・・・

―ガラガラガラッ!!―

リィンU「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
ミハル「危ないッ!!」

幾度と無く攻撃され、終に崩れてしまった天井部分から、無数の巨大な瓦礫や金属類が降り注ぐ。そしてそれらは無常にもミハル達の上に降り注ぎ、彼らを押しつぶそうとした。が・・・

『プロテクション!!』

―ガシャッ!!!―

突如、ミハルの周りに、透明な白銀色の防御壁が出現し、瓦礫からミハル達を守る。

ミハル「・・・え?これは・・・?」

突然の出来事に驚くミハル。そして少し前を見れば、其処には衝撃で割れて開いた所から淡い銀色の輝きを放ち、神秘的な色合いを醸し出した、クリスタルタイプのデバイスが其処にはあった。

『・・・大丈夫ですか、マイマスター?』
ミハル「え・・・?あ、ハイ・・・」

突然容態を聞かれ、返事に困るミハル。

ミハル「えっと・・・もしかして、君が試作型のデバイスかな?」
『ハイ、私は試作型インテリジェント・デバイス・・・ID:0001、正式名称[ユザレディア]ですマスター』
ミハル「ユザレ・・・?」
『古代ベルカの言葉で、意味は[光]です』
ミハル「そ、そうですか・・・」

聞いても無い事まで喋ってくるデバイス・・・ユザレに少々困惑するミハル。案外この子の性格は天然に設定されているかもしれない・・・

『・・・それにしても・・・先程から爆音が聞こえるのですが・・・・?』
ミハル「爆音・・・!!そうでした!!」

自分のやるべき事を思い出し、すぐさまユザレを回収するミハル。

ミハル「御免なさい!実は今緊急事態で君を回収しなきゃならないんだ!!」
『緊急事態・・・・?それは戦闘の事ですか?』
リィンU「そうなのです!ですからすぐさま此処を離れなきゃ駄目なのです!」
『そうですか・・・でしたら私を使ってください、マイマスタ−』
ミハル「・・・え?」

突然の事に驚いて立ち止まってしまうミハル。

『私をお使いになって下さい、そして戦って下さい』
ミハル「え・・・えええ〜〜〜〜〜!!!?そ、そんないきなり・・・!?」

突然のユザレの発言に驚きを隠せないミハル。

リィンU「み、ミハルさん!!こうなったら仕方がありません!!この子の言う通り、セットアップしましょう!!」
ミハル「そ、そんなリィンさんまで!?」
『お願いですマスター、貴方しかいないんです』
ミハル「で、でも・・・」

二人に迫られながらも言葉を濁すミハル。このデバイスは本来エリーが頼んでいた物、だから自分が使って良い訳が無い。だが、ふとミハルの頭の中に先ほどの記憶が蘇る。そしてそれを思い出したミハルは頭を降ると、今度は決意を新たにした真剣な眼差しになった。

ミハル「・・・わかりました、やりましょう」






ユザレディア(ユザレ)・・・半年前にエリーがとある遺跡で発掘し、回収して改良したクリスタル型インテリジェントデバイス。性格は天然であり、途中で豆知識や様々な話をしたりする。設定武器は双剣であり、状況に応じてバリアジャケットをノーマル、スピード、パワーの3タイプにチェンジさせる事ができる。
Re: 異世界大戦記6 ( No.140 )
日時: 2010/06/02 12:59:55
名前: 孝(たか)

「「グルルルルルルルル…」」

氷牙「………カアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!」

古代獣が20度目の復活を果たした。

そして、邪悪な魔力を放出し続け、瞳から正気を失いつつあった氷牙は………闇に堕ちた。


氷牙『グルガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ブチ…ブチブチ…ゴキ…メキメキ…グキ…

身体中の筋肉が膨張し、腕や足の爪は鋭く強靭に…

額からは等間隔に分かれて三本の角…

肘からは鋭利な棘のような角…

太く強靭な尻尾…

全身の皮膚は硬質化し、鱗肌となり…

瞳の色はサファイアアイとなり、その背には、漆黒の堕天使の翼と…紫の光沢が映える龍の翼……。


氷牙・龍神形態。

まぁ簡単に想像したければ、ドラゴンクエスト・ダイの大冒険に出てくるダイの親父の竜人形態を更に龍に近くした感じと思ってください。



氷牙『オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!』

ドスッ!!!

「「!?!?」」

雄たけびを上げたかと思うと、古代獣の視界から消えた途端に腹部に衝撃が走る。

声にならぬ声をあげ、卒倒する古代獣。

しかし…

氷牙『ガアアアアアアアアアアア!!!!』

ギュンッ…ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!

いつの間にか遥か上空から超スピードで急降下し、横たわる古代獣を踏みつぶす。

ズドンッ!! ドゴンッ!! ズシャッ!! バコンッ!!

肥大化したその両拳で何度も二体の古代獣を叩き潰す龍神氷牙。

既に原型を留めていない古代獣に対して、執拗に殴り続ける。


エヴァ「……やめろ」

氷牙『ゴルルル…ゴガアアアアアアアアアア!!!!』

ズドンッ!! ドゴンッ!! グシャッ!! グチャッ!!

エヴァ「…やめろ…やめるんだ!!!もうやめろ!!氷牙!!!」

そう言って、エヴァンジェリンは背中から氷牙に走り寄る…だが…

氷牙『ガアアアアアアアアアアアアア!!!』

バシッ!!!!

その太く強靭な尻尾がエヴァンジェリンを吹き飛ばした。

エヴァ「ガハッ!?……ひょう…牙…」

地面に叩きつけられ、2,3度バウンドして漸く止まった。

ただの尻尾の一振りで100メートルの距離が開いた。

氷牙『ゴルルルルルルルル………ギャオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!』

ズドンッ!! ドゴンッ!! グシャッ!! グチャッ!!
ズドンッ!! ドゴンッ!! グシャッ!! グチャッ!!
ズドンッ!! ドゴンッ!! グシャッ!! グチャッ!!
ズドンッ!! ドゴンッ!! グシャッ!! グチャッ!!
ズドンッ!! ドゴンッ!! グシャッ!! グチャッ!!


龍神氷牙は、ニタァと笑みを浮かべながら古代獣達を潰し続ける。

既に氷牙としての意識があるのかも怪しい。

エリー『おい!!氷牙!どうした!!氷牙!返事をしろ!!氷…』

ドスンッ!!

目障りだったのか?

龍神氷牙は通信機から漏れるエリーの声を聞き、すぐさま尻尾を叩きつけて通信機を破壊した。

バチッ…バチバチッ…ボンッ!!

通信機は火花を散らし、爆発した。


氷牙『ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!』


エヴァ「氷…牙…私の声が…分からないのか?…もうやめろ…それ以上邪悪な心のままに力を振るえば…お前は……!!?」

氷牙『…………』

グルリ…と、龍神氷牙はエヴァに顔を向ける…

エヴァの想いが通じたのか?

しばらくは龍神氷牙は沈黙していた。

だが…

ガパッ…

突然、勢い良く、その顎(あぎと)を大きく開くと……


ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!


"エヴァに向けて"超極太のブレス…いや、レーザーと言っても過言ではない竜の咆哮を放った。

エヴァ「氷…牙……」

エヴァは涙を流しながら倒れ伏し、向かってくる超極太のレーザーの車線上から、離れられないでいた。

超スピードで向かってくる超極太レーザー。

倒れ伏すエヴァ…

そして…

チュドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!!!!!!!!!!


底が見えぬほどの巨大な大穴だけが残った。
Re: 異世界大戦記6 ( No.141 )
日時: 2010/06/03 11:00:22
名前: ミクトラン2世バックアップ

???「・・・フゥ・・・危なかったな・・・」
氷『!?』

突如、氷牙の後ろで声が聞こえ、氷牙は振り向く。後ろには、何時の間に居たのかバリアジャケットに身を包んだミュウツーとガノンが立っており、そしてミュウツーの腕の中には気を失ったエヴァがお姫様だっこの状態で抱えられていた。

『…間一髪でしたね、マスター』
ミュウツー「ああ・・・あれは流石に危なかったな・・・」

そう言って苦笑するミュウツーのバリアジャケットの裾は黒こげになっていた。そう、氷牙がエヴァに向かって破壊光線を放った瞬間、其れを見たミュウツーが寸前でテレポートしてエヴァを救出、そして再度テレポートを図って回避したのであった。

ガノン「・・・にしても愚かだな氷牙よ。自ら憎しみに捕らわれ、あまつさえ闇に堕ち、さらには自分の仲間にまで手をかけるとはな・・・」
『・・・まさに愚の極み、とでも言いましょう』
ミュウツー「同感だな。どうやら我らは彼奴を最大評価し過ぎていたらしいな・・・」

闇に堕ちてしまった氷牙に対して逆に辛辣な言葉を投げかける2人とそのデバイス。それがカンに触ったのか、氷牙は再度光線を発射する。

ミュウツー「無駄だ」

が、二人はすました顔でその光線をあっさりと避ける。

氷『グルルルルル…………ガァァァァァァァッ!!!!』
ガノン「闇に堕ちすぎて思考まで消えたか、愚かな事だ」
ミュウツー「目には目を、闇には闇だ。力有る者は力で制するのみ」

そう言って二人は自信の武器である槍と大剣を構えて対峙する。


それにしてもオルタナディブの更新が俺でストップしてるな・・・?

Re: 異世界大戦記6 ( No.142 )
日時: 2010/06/03 13:48:06
名前:

氷牙『コオオオオオォォォォォ………グアッ!!』

輝く息。

龍神氷牙の口から氷の槍が混じったブレスが吐き出された。


ミュウツー「ハッ!!」

ガノン「ヌンッ!!」

ババババババババババッ!!

二人は素早く氷陣を切り裂き、突き、砕く。


氷牙『ガパッ!!』

チュドォォォォォォォォンッ!!


先程エヴァンジェリンに放った竜の咆哮を放つ。

ミュウツー「くっ!?バリアー!!」

輝く息の対処で回避出来ず、防御に回るミュウツー。

ピキピキ……

ミュウツー「なっ!?私のバリアーを意図も容易く!?」

ガノン「くっ!?」

ガノンはバリアーを張ったままのミュウツーを抱えて、その場を横に離脱。

竜の咆哮が横を通過し、山を3つ消し飛ばした。

ミュウツー「なんとデタラメな威力だ…」

ガノン「腐っても魔界No.3は伊達ではなかっ…」

ドゴンッ!!

ガノン「がっ!?」

ミュウツー「ガノ…ぐおっ!?」

ギュルンッ!

脅威の超スピードで接近し、ガノンの顔面を殴り飛ばし、尻尾でミュウツーの首を絞める。

ミュウツー「が…お…ぐ…」


氷牙『……ニタァ』

ガスッ!

ミュウツー「がおっ!?」
ドスッ!

ミュウツー「ぐぉっ!?」
ゴスッ!

ミュウツー「がっ!?」

ダスッ!

ミュウツー「ぐげっ!?」
ガスンッ!

ミュウツー「っ!?」

ドスンッ!

ミュウツー「ごっ!?」

執拗に腹部を殴り続ける龍神氷牙。

ガノン「ハァッ!!」

氷牙『ガウッ!!』

右手の裏拳でガノンの振り下ろした大剣を受け止め、左手でガノンの首を掴み…

ガノン「ぐぁ……」

ズドンッ!!

ガノン「っ!?」

強烈な頭突きを放った。

氷牙『グルルル……!』

ブオンッ!!


背後にいる古代獣が再生を始めた途端、持っていたガノンを古代獣に投げつけた。

氷牙『グオオオオオッ』

ガノン「っ!?」

ガノンはすぐさまその場から起き上がり、古代獣から距離をとる。

氷牙『グルガァァァァァッ!!』

再び古代獣を殺し続ける。

闇の住人でもあるガノンですら、軽い恐怖を覚える程に、龍神氷牙は古代獣に集中する。


時折、思い出したかのように尻尾を振り下ろし、ミュウツーを地面に叩きつける。

ミュウツー「ぐあっ!?」

ガノン「くっ…これでは迂闊に近づけん…せめて、あの子がおれば或いは…」


ミュウツー「ぎゃぁっ!?」

氷牙『ガパッ!!』

ガノン「まずいっ!?」

チュドォォォォォォォォンッ!!

龍神氷牙の行動に気付き、その場から大きく横に飛ぶ。

先程までガノンが立っていた地点を、超極太のレーザー…竜の咆哮が通り過ぎた。
Re: 異世界大戦記6 ( No.143 )
日時: 2010/06/03 19:52:58
名前: 忠タロウ+その他の皆様

テンバ「…え〜… 、今の今までなかなかこの流れにどう乗るべきか考えてた時に…氷牙はんが暴走するて、これ冗談にも程がありまっせ〜!!?」

今の今まで放置状態だった、テンバ達[高速列車組]。先の車両襲撃現場目撃から今まで近辺の岩場で様子を見ていたのだが………

勇輝「あ…あれが…氷牙さん…!?」
絵美里「いにゃ〜!!?すんごい大変な状況ですけどー!!あっ、今極太ビーム出した!」

ブライト「…ガノンさん、何とか回避した様だけど…このままじゃミュウツーさんも…どうすりゃいいんだ…!?」

ボボ「…なあ、俺らどうする…? はっきり言って、あれやばいよ?完全にただのモンスターだよ、氷牙の奴…」
首領「つか、[古代獣]やら何やらで俺ら完全に置いてけぼりなんですけど!?どーすんだよ、この状況!!」

ソフトン「…あの古代獣とやら…、何度でも復活しているがいつになれば…」
破天荒「…俺のカギ真拳でも、あれじゃあ一秒も持たねえ…それ以前に近づく事すらできねえじゃねえか…!?」

テンバ「誰か、この状況何とかしてぇなぁ〜!!!???」
Re: 異世界大戦記6 ( No.144 )
日時: 2010/06/03 20:58:43
名前: ミクニップ

ブライト「煩せぇ!!!!!」

チュドゴォォォォンッ!!!

『ギャァァァァァァァァッ!!!?』

散々騒いでいるボーボボ達にブチ切れ,ブライトは全員外に叩き出す。

首領「こ、こんの野郎!!?イキナリ何しやがんだ!?」
ブライト「うっせぇんだよコラぁ!!?お前らも戦って来いよ!!とくにボーボボ!!アンタも一応レジェンドだろうが!!?」

そう、一応ボーボボチームもメンバーに登録されており、ボーボボはマリオやなのはと同じハイレジェンドの一人(ただし性格と日頃の行いのお陰で恐ろしく権威が低いため、チーム共々メンバー内では凄まじいくらい酷い扱いになっており、さらには捨て駒みたいな扱いでもある)でもあったりする。

ボーボボ「だって面倒くさいしぃ〜〜、俺そんなの嫌いだしぃ〜〜〜」
テンバ「というか何でワイまで!?嫌やで!?ワイは絶対・・・」

『ずべこべ言わずに早く行けぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!』

ーチュドガァァァァァァアァァァンッ!!!ー

『ギィヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!』

切れたニュージェネレーションによってついでに勇輝達もろともぶっ飛ばされるボーボボ達.
Re: 異世界大戦記6 ( No.145 )
日時: 2010/06/03 21:27:44
名前: 忠タロウ+その他の皆様

ブライトに戦場付近に飛ばされた一行。魔風が吹き荒れる中、ボーボボは立ち上がるり、こう言った。

ボボ「ちっ…、しょうがねえ…。こうなりゃ戦るしかないか…!!首領パッチ、天の助!!聖鼻毛融合(ボーボボ・フュージョン)行くぞ!!?」

首領「いきなりか!!」
天の助「あの…俺、今日ヨガの教室あるんで…

「「お前充分体固くないだろうがっ!!?」」

ボンッ!!

天の助「ぶっ!!」
テンバ「コントやっとらんで、真面目にやってぇな!?もともとはあんさんらの所為やで!?…てか、ブライトはん達も少しは手伝ってくれても…」

テンバはもてる限りの魔導具や錬金術の医薬品類を取り出し、準備をしていた。

勇輝「僕…、やります!!氷牙さんを正気に戻して見せます…!!…たとえ、氷牙さんに殺されてでも…」
絵美里「いやー!!勇輝が死ぬのは嫌ぁ〜!!!
勇輝「って絵美里!!後ろから抱きつかないでぇ〜!?(///)」

茶々丸「マスター!!すぐに助けに参ります…!!!」

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