Re: 異世界大戦記〜その2〜 ( No.31 ) |
- 日時: 2009/06/14 18:41:02
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- さて…VIPルームにて惨劇が繰り広げられている頃………
本闘技場一階・通路…
??「さて…、ガイドマップによれば…」 ????「レオ〜?早くしないと、次の試合に間に合わなくなっちゃうわよ?」 レオ「待てよ、メリオル。この闘技場、かなり広いからさ…。今いるのはこの辺りで…カイナが担当してるブロックは…」
[サード・トラベラーズ]などの主人公・レオ=ウェルツとメリオル=ラグである。どうやら二人は、自分等の試合に出るべくカイナ氏の担当ブロックへ向かっていた。その手には、中央広間にて無料配布されるガイドマップが握られている。
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Re: 異世界大戦記〜その2〜 ( No.32 ) |
- 日時: 2009/06/14 21:54:30
- 名前: カイナ
- レオ「……って待て……あいつらどこ行きやがった!?」
レオは思わず辺りを見回しながら叫ぶ、とそれと共にレオ達の後ろの方からレオやメリオルとは見た目少し年下くらいの少年が二人やってきた。 ちなみに水色の髪をした少年が黒色の髪をした少年を引っ張っている。
???「ラーイー! 買い食いは駄目だって何回言ったら分かるの!?」 ライ「少しくらいなら良いじゃんアルフ。これに来る前に入ってた仕事も終わって少し疲れたしさ〜」
ライと呼ばれた黒髪の少年の言葉にアルフと呼ばれた水色髪の少年は呆れたように左手で額を押さえる。するとレオが二人に近づき、呆れたように呟いた。
レオ「ったく、ホントにお前らどっちが兄か……っと……行くぞ」
レオはまるで禁句を言ったかのように口元を押さえ、背中を向けてそう言う。とアルフはこくりと頷いて返した。
アルフ「了解、とう……レオさん。ほら、行くよライ」 ライ「へ〜い」
レオの言葉にアルフは少し詰まりながら返し、ライも食べていた焼そばパンを飲み込みながら返す。それから三人揃って少し先で待っているメリオルの元に歩き出した。
カイナ「あ、彼らの秘密等はこっちの方で上手い具合に調整して出すんで、そこんとこよろしくお願いしますね♪……正直ここでレオ達が出てくるのは予想外だった。急いでこの後練り直さないと……」
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Re: 異世界大戦記〜その2〜 ( No.33 ) |
- 日時: 2009/06/14 22:36:07
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- ???「オーウ♪あなた、愛を信じマースカー?」
レオ「…は?てか、あんた誰?宗教勧誘なら余所でやってくれ。」
途中でレオ達に話しかけたのは、南蛮の僧侶だった。しかし、頭がアルシンド・ヘアーなのがはっきり言って変である。それも、2m近くの身長で横も広い。(太ってる訳ではなく、身体が異様にゴツイからかもしれない…)
ザビー「ワタシは、ザビーと言いマース。さあ、あなたも愛に導かれなサーイ♪」 アルフ「問答無用で…!?」 ライ「…つか、怪しさ全開だよな…。」
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Re: 異世界大戦記〜その2〜 ( No.34 ) |
- 日時: 2009/06/14 23:52:56
- 名前: カイナ
- カイナ「あ、そうだ。こっちでレオ達が戦うんならレオの相手に僕個人は伊達政宗公を希望致します。両方雷の使い手、と言っていいのか分からないけど、とにかく希望します。真田幸村も出たんですし、お願いします!!」
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Re: 異世界大戦記〜その2〜 ( No.35 ) |
- 日時: 2009/06/15 01:36:14
- 名前: 孝
- 伊達正宗公を出すのは吝かではないですが…アルフて…………フェイトの使い魔もアルフだったような………あ、でもフェイトって名前も三人いるから今更か…?
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Re: 異世界大戦記〜その2〜 ( No.36 ) |
- 日時: 2009/06/15 16:07:17
- 名前: カイナ
- いや、できればなので、別に最悪ザビーでもいいですよ。伊達政宗なら結構戦わせますが、ザビーだったら他の人に回す前に叩きのめしますから。
ちなみに僕、その使い魔とかそう言うの全く分からないんで、今更ということにしてください。フェイトって名前が三人もいて混乱してますし……。
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Re: 異世界大戦記〜その2〜 ( No.37 ) |
- 日時: 2009/06/15 16:44:44
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- ザビー「私の、ザビー教に入信シナサーイ♪でないと、チョクセツ愛を叩き込むコトになりマース!!」
レオ「ってこんなトコで戦闘かよ!?戦うんなら、闘技場舞台でやろうぜ!?」 ザビー「…実は、私もマーイゴなのデース!!案内してクダサーイ!?」
アルフ「…うわあ…」 ライ「…ダメな大人だなぁ…?」 メリオル「ちなみに、どのブロックでですか?」
ザビー「ジツは、Bブロックなのデース。」 レオ「…俺らが目指してるのと同じブロックじゃねえか…?」
・ ・ ・
勇輝「…大丈夫ですか?」 忠「…まだ、大丈夫じゃないかも…」
一方、忠タロウは自らのオリキャラ達に医務室に運ばれている。何とも情けない姿である。
章悟「…自分で書きこんで恥ずかしくないか?」 忠「…そこは突っ込まんといて…」
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Re: 異世界大戦記〜その2〜 ( No.38 ) |
- 日時: 2009/06/15 23:31:56
- 名前: カイナ
- レオ「しょうがねえな……その代わり二度と勧誘してくるな。したらとりあえずぶん殴る」
ザビー「感謝シマース。やはり愛というのは偉大なものデース」
レオが諦めたようにため息をついてそう言うとザビーはそう言い始め、レオはまた軽いため息をつくとメリオル、ライ、アルフを自分の前に、ザビーを自分の後ろに配置するように歩き始めた。
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Re: 異世界大戦記〜その2〜 ( No.39 ) |
- 日時: 2009/06/16 16:31:52
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- レオ「!?」
メリオル「…レオ、気づいたのね?」 レオ「…ああ、この嫌な邪気…あれに違いねえな…」
ザビー「オーウ。あれとは、何デースカー?それに邪気とは、デンジャラスデース…!?」 ライ「あんた、少し黙ってた方がいいぜ。」 アルフ「レオさん、メリオル姉さん…あっちからだよ!?」
アルフが指差す方―通路の暗がりから明日菜達を襲ったのと同じ影虫の大群が現われ、レオ達に襲い掛かる。
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Re: 異世界大戦記〜その2〜 ( No.40 ) |
- 日時: 2009/06/17 17:18:25
- 名前: カイナ
- レオ「ったく、何で試合で戦う前に闘技場で戦わなくちゃいけないんだか……」
レオは困ったように額に左手を当てながらそう呟き、その隙を狙ったのか影虫が一斉にレオに襲い掛かる。
レオ「……甘いな」
その次の瞬間だった。レオはどこからともなく取り出した片手剣で影虫を全て斬り裂いており、その全てを霧散させる。それからレオはその剣を肩に担ぎながら叫んだ。
レオ「メリオル、援護を頼む! アルフはメリオルを守りつつ敵の迎撃! ライは俺に続け!」
メリオル・ライ・アルフ「「「了解!!!」」」
レオの指示を聞くと共にメリオルはレオと同じようにどこからともなく二つの扇子を取り出して詠唱を始め、ライとアルフはそれぞれ黄色と水色の石を取り出すと、それをライは一本の刀に、アルフは二つのナックルに変えて装備する。それに加えて、ライは帯刀していた小太刀も抜いてレオと共に影虫の大群に突っ込んだ。
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