Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.61 ) |
- 日時: 2009/08/12 18:02:58
- 名前: ミクトラン二世
- ・・・・所で研究所メンバーはどうしたのでしょう・・・
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Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.62 ) |
- 日時: 2009/08/23 14:50:53
- 名前: カイナ
- カイナ「そういやどうなったんでしょうね?というかこっちも書きましょうよ……」
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カイ「ただいま、カノンノ。ライナスの様子はどうだ?」
カイはライナスの病室に入りながらそう尋ねる。それにカノンノは顔を逸らしたまま何も返さず、カイはそれを不思議に思うがそれと同時にライナスがベッドで寝ておらず、それどころかどこにもいない事に気がついた。
カイ「おい!ライナスはどうした!?」 カノンノ「……ごめんなさい……」
カイの血相を変えたような声にカノンノはうつむいてただそうとだけ呟く。その声を聞くとカイは思わず詰まり、ため息をつくと言った。
カイ「別にカノンノは悪くない。ライナスにごり押しされたんだろ?……ピチューさん達に知らせてくるからカノンノはここで待ってろ」 カノンノ「うん……」 カイ「……全く」
カノンノは未だうなだれており、カイは一つ息を吐くとカノンノの近くに寄ってよしよしと頭を撫でながら言った。
カイ「俺に任せろ。ライナスはぶん殴ってでも連れ戻してきてやる」 カノンノ「……私も行くからね」 カイ「はいはい。でも今は待機な」
カイの言葉にカノンノは頭を上げ、カイの方を向いてそう言う。それにカイは苦笑を浮かべてそう返し、もう一度言い残してから部屋を出て行った。
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Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.63 ) |
- 日時: 2009/08/23 21:47:23
- 名前: ミクトラン二世
- ピチュー「うごぶふっ!?・・・・ゲホッゲホ・・・・ら、ライナスが・・・!?」
突然の知らせを聞いて、フリールームでメンテ特製弁当を食べていたピチューは驚きのあまり口からかなりの量のご飯を噴出す(少しばかりカイの顔にかかる)。 カイ「すみません・・・というか汚いです」 ピチュー「い、いやゴメン・・・(あの野郎・・・)」 とりあえず懐からハンカチ取り出してカイの顔と自分の口元を拭くと、とりあえず弁当を高速で胃の中にかきこもうとして吐きかけたのでカイからお茶を飲むと、とりあえず外にいる氷牙達の所へ行こうとする。
????「きゃははは。いったい何処へ行くのかにゃ〜〜〜?」
ピチュー「!!」 カイ「え!?ちょ・・・」 突然、かなり舌ったらずな幼い少女のような声がしたかと思うと、ピチューは血相を変えてカイの腕を掴み、窓を突き破って外へ出る。
シュゥゥゥゥゥゥドゴォアアアアアアアアアアアアンッ!!!!!!
二人が外に出た瞬間、窓から閃光が走り、とたんに1階の部分だけ爆発した。 ????「へぇ〜〜〜、さっすがピチュー。アタシのダイバーボムを避けるなんて♪」 ふと、爆発で炎上した病院の入り口から、タンクトップとジーパン姿で、両手に先に鋭利な刃を取り付けたトンファーを持った、ピチューと同じ金髪の女性が出てくる。 ピチュー「・・・・・相変わらずだな、その胸焼けしそうな口調は・・・・反吐が出る」 中から出てきた人を見て、ピチューは凄まじい形相で睨みつける。 ????「あら?あらあらあら?もしかしてお気に召さなかった?こんなプレゼントじゃだめだったのかにゃ〜〜〜?」 女性は爆破の事など悪びれもせずピチューの話しかける。 ピチュー「フン、義姉さんの影響か?お前が1階に人がいないこの時間を狙うなんてな」 ????「にゃははは、まぁね。お姉様ったらこういうのに厳しいから」 そういいながら、ピチューは虚空から大太刀を召還して右手に、女性はブレードトンファーを構える。
ピチュー「僕に顔見せるなんて、どうなってるかわかってるよね?ミシェル・・・!」 メサイア「にゃはは。本名で呼ばないでよ〜・・・・・殺すぞ餓鬼が」
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Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.64 ) |
- 日時: 2009/08/23 22:00:06
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- ルイギ「…おいおい、何か嫌な予感して戻ってきたら…また、スパーク一族間でのイザコザっスか…!?」
シェリー「…ふうぅ〜…!!!」
どこか呆れた様な表情で目の前の惨状を見るルイギ。その後ろに隠れながら、威嚇の様なうなり声を出すシェリー。その動作が、どこかネコに見えるのはなぜだろうか………?
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Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.65 ) |
- 日時: 2009/08/23 22:15:18
- 名前: カイナ
- カイ「あ、あの、ピチューさん……この人は一体?」
ピチュー「下がってた方がいいよ、カイ。正直巻き込まずに済ませる自信はないからね」
カイが思わず血桜に手をやりながらピチューにそう尋ねると、ピチューは自分がミシェルと呼んだ少女を睨みつけながら大太刀を構えている。その目どころか気配からいつもからは考えられないほどの殺気が漂え、カイは黙って頷くと素早くその場を退いた。
ルイギ「お、おい!?」 カイ「実際下がった方がいいって判断した……今なら分かる。あの女の人の実力は普通じゃない。シェリーも大人しくな」 シェリー「ふうぅ〜!!!」
カイがそう諭すように言うもののシェリーは猫みたいな威嚇を止めず、カイはやれやれというように息を吐き、念のため血桜に手をやったままピチューとミシェルと呼ばれた少女を油断せずに見据えていた。
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Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.66 ) |
- 日時: 2009/09/05 20:51:02
- 名前: ていと
- 久々復活!!
さて、書こうかな
クェイド「・・・来たか・・・」
ライナス「・・・よお。もう一人の俺が、世話になったねェ。んで、こんなわかりやすい殺気で俺一人を呼ぶとはなんとも・・・馬鹿だな、お前。俺に殺されに来たのか?」
クェイド「ふふ・・・。ちょっと・・・君と話がしたいだけさ、ライナス君。本当の・・・君とね。」
その言葉に、ピクリと反応する。
ライナス「あん?俺・・・?」
クェイド「そう・・・かつて、君の大切な友人を殺しかけた挙句、たまたま居合わせた鬼とやりあって記憶を失った・・・最高の俳優である君とさ」
ライナス「!?・・・てめえ・・・!」
クェイド「まだ、本当の君でも記憶はよみがえっていないのかな?まあいいさ・・・。本当に・・・君たちはすばらしい・・・。台本に抗い、命に執着し、守りたいと思う人を守る・・・。ああ・・・なんてすばらしい・・・!!」
ライナス「・・・てめえ・・・いったい何を・・・」
クェイド「そうだな・・・。ほんのちょっぴりとしたサービスだ。君に、少し台本について話してあげよう・・・」
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Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.67 ) |
- 日時: 2009/09/11 23:53:03
- 名前: カイナ
- 一方、病院の中庭ではピチューとメサイアが戦っていた。しかしその戦いは忍者として鍛えたカイでさえちょっと気を抜くともうついていけなくなるような速さのものだった。
そしてガキィンと音が響くと同時にピチューの振り下ろした大太刀をメサイアがブレードトンファーをクロスして受け止めている形で現れ、ピチューが皮肉るような調子で言った。
ピチュー「へぇ、ちょっとは強くなってるみたいだねぇミシェル」 メサイア「……本名で呼ぶなって言わなかった? 餓鬼が」
ピチューの言葉にメサイアは最初は少女みたいな声色、だが最後はその欠片すら見せない声質で言い、大太刀を押し返して斬りつける。しかしピチューはそれをあっさりかわしていた。するとふと気配を感じ取り、また表情を歪める。
ピチュー「お前……」 メサイア「にゃははは、そう言うこと」
ピチューの言葉にメサイアはへらへらと笑う。病院には低レベルとはいえたくさんの人造アクマが接近しており、速い者は既に敷地内に入っていた。 すると、それと同時にカイが動き出す。
カイ「新たな力、見せてやるよ!咲き誇れ、忍刀血桜・桜牙丸!!」
その言葉と共に血桜が紅く怪しく輝きだし、カイが刀を振るうとたくさんの人造アクマを全て木っ端微塵に斬り裂く。そしてカイはピチューの方を向きながら叫んだ。
カイ「雑魚は任せてください!ルイギ!行くぞ!」 ルイギ「……おう!行くぞ、シェリー」 シェリー「うん……」
カイはルイギを呼ぶと共に風のように消え、ルイギはカイに叫び返しながらガゼル・レッグを使って後を追い、シェリーも続く。 ピチューはその方を一瞬一瞥するとすぐにメサイアの方を向きなおした。 ―――――――――――――――――――― カイナ「こんな感じかな?ピチューとメサイアの喋り方がよく分からん……ま、後任せました」
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Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.68 ) |
- 日時: 2009/09/12 18:45:55
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- ルイギ「…お〜お〜、こんなに大勢お客が来るとはねぇ〜…。こりゃあ、戦争になりかねないな?」
ルイギ等の前には、病院の敷地内に集まって来た人造アクマ達である。レベル3が極少数で計4、5体、レベル2が10数体、レベル1が数百体というかなりのものであった。
カイ「…こっちはたかだか数人…まあ、ピチューさん達みたいな人等がいれば互角ってトコか?…けど、油断したら最悪あの世逝きだ…!!」 ルイギ「…ふっ、カイ。レベル3は俺に任せてくれねえか?試してみたい新技があるんだ♪勿論、レベル2もまとめてシェリーと二人で相手してやるからよ?」 シェリー「…うん…!!ルイギと…いっしょに戦う…!!あいつら…、嫌い…!!」 ルイギ「(まあ、俺は不死身だからいくらやられてもいいが、シェリーはちゃんと守ってやんなきゃな…?)あと、そちらのお嬢さんもちゃんと守ってやりなよ?カイ君。」
カノンノ「…ふえ?」 カイ「……言われなくても、分かってる…(///)。一言余計何だよ…?」
レベル2アクマその1『ギャハハハハッ♪デムカエガタッタし、ごにんカヨ!?ドーユーじょーくダヨ、オイッ!!?』 レベル2アクマその2『ワレワレヲあまクみルト、いたイめニ』
ルイギ「キメラ・ボディ=スカル・ウェポンズ。ザ・ボウガン…シューット!!!」
バシュゥウウンッ!!!ズドゴォオオオオオッ!!!
レベル1『グガガァアアアアアアッ!!!?』
レベル3アクマその1『…あまクミテイタノハ、ワレラノほうダッタナ…。』
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Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.69 ) |
- 日時: 2009/09/12 22:06:06
- 名前: カイナ
- カイ「分かってくれてありがとうって言っとくか?ま、どっちにしろお前らが倒れるのに変わりはないけどな」
レベル3アクマその1『な、に……』
レベル3アクマその1はそう呟きながら倒れる。その背後にはいつの間にかカイが回り込んでおり、人間で言う心臓部分に血桜を突き刺し、貫通させていた。そして血桜を抜き、構えなおしながら口を開く。
カイ「悪いがルイギ、その提案は却下で頼む。俺も桜牙丸の試し切りがまだなんだ……まあ」
カイはそう言いながらふと後ろに意識をやる、と数多くの人造アクマがカイを狙って突っ込んできており、カイはそれを感じ取った瞬間ふっと身体を動かした。 その瞬間、突っ込んできた人造アクマは全て木っ端微塵に切り裂かれており、カイは血桜をヒュンと風を切るように振るいながら続けた。
カイ「切れ味は血桜状態の数倍はあるし、その上身体が軽い感じがする。風を纏ったみたいだな……ま、マジに纏えたわけじゃないだろうが」 ルイギ「てめえばっかり言いとこどりはさせねえぞ!!」 シェリー「うん……」 カノンノ「私だって!」 ゼロス「お、やってるやってる。俺も混ぜさせてもらうぜ!」
カイの言葉に呼応するようにルイギとシェリー、カノンノが戦闘体勢をとり、そこにゼロスも入りこんで剣を構える。そしてその場にいるアクマ達との戦いが始まった。
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Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.70 ) |
- 日時: 2009/09/12 22:21:09
- 名前: ミクトラン二世
- ドゴンッ!!
レベル3アクマその3『ギッ!!?』 ふと、後ろから鈍い音がしたかと思うと、カイとルイギの間をアクマが吹き飛んでいった。 クルミ「・・・・いったいなんなんですか・・・」 カノンノ「あ!クルちゃん!無事だったん・・・・」 先ほどアクマを殴り飛ばしたと思われる人物であるクルミに顔をむけるカノンノだったが、クルミの現在の姿を見て唖然とする。先ほどまで着ていたチャイナ服は所々ビリビリに破れて白い肌と切傷、さらには黒い下着が見え、背中や頭には何枚かガラスや木材の破片が突き刺さってまるで鯨の潮吹きみたいに血が飛び出しており、終いには流れるような綺麗な緑の長髪は爆風でアフロになってしまい、顔は煤だらけになっていた。よく見たら左腕が妙に黒い、たぶん折れてる。 クルミ「こんな事をして患者さんやカノちゃんが傷ついたら大変じゃないですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!!」 カイ「イヤイヤイヤッ!!!以前にアンタが一番大変だよッ!!!」 クルミ「どうでもいいですッ!!!」 ルイギ「よくねぇよ!!!」
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