トップページ > 過去ログ > 記事閲覧
スマブラIMPACTO! 五の書!
日時: 2009/06/28 20:31:13
名前: ミクトラン二世

さて、とうとう来ました第五弾!!!

シュウ「最近はストーリーも少しグダグダになってきたが、5弾からはそんなことはさせない」

ちなみにこの第五弾、別名『氷牙破れる!?スマッシュブラザーズ大ピンチッ!!!!!』という題名が存在したりしています。

氷「ほぉ?その心得は?」

この世に絶対無敵なんて物は絶対存在しない、いくら氷牙も何時かは倒される、そういう意味が込められてます。いくらタカさんが何をいようと、これは絶対避けられない運命なんです。

エリー「という訳で、この弾から氷牙も平等にピンチが訪れるワケだ、最強だって何時かはやられる運命だからな」


という訳で!!大乱闘スマッシュブラザーズIMPACT「飛天無双斬ッ!!!!」ぎゃあああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!

六星王「新たなる冒険が」
ヴィヴィオ「今、始まるよ!」

す・・・・すたぁ・・・・・と・・・・・・・ゲフッ・・・

Page: 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |

Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.31 )
日時: 2009/07/29 16:17:39
名前: カイナ

カイ「……くそっ!」

一方、カイもカノンノと別れた後、僅かに感じたライナスの気配を手がかりに探し回っていた。しかしライナスはアサシン、気配自体を消すようにしている上に感じ取った気配も弱いためにもう既にほとんど感じ取れなくなっていた。

カイ「落ち着け、落ち着け……感じろ、感じろ……」

カイは自分にそう言い聞かせながらライナスの気配を感じ取り始める。するとカイは目を見開き、一つの方向を見る。

カイ「ライナスっ!」
ライナス「う……」

カイの目の前ではライナスがぼんやりとしたようにふらついて歩いており、カイは急いで走り寄った。

カイ「ライナス!おい!」
ライナス「う……だ、れだ?……」
カイ「カイだ!大丈夫か?カノンノも心配してるぞ、一度帰ろう」

カイは安心させるように言い聞かせているが、その言葉のほとんどはライナスに聞こえていなかった。

??[コロセ、コロセ]
ライナス「んだよ、クソッ……止めろ……」

ライナスの中から何者かがライナスに命令するような声を出し、それと共にライナスの中に何かの衝動が走り出す。これは……

ライナス「殺す……壊す……」
カイ「ライナス?何か言ったか?……!」

何かを呟いたライナスに、カイは覗き込むようにそう尋ねるとその次の瞬間素早く飛び退く。さっきまでカイの心臓があった場所にはナイフを握ったライナスの右手が通っていた。

カイ「ライナス?っと!」

大慌てで駆け寄ろうとしたカイは素早く血桜を抜き、振るう。それと同時にカイを貫こうとしていた銃弾は真っ二つに斬れ、地面に落ちた。そしてカイは驚いたようにその銃を撃った本人―ライナスを見る。

ライナス「う……あぁ……」

―――――――――――
カイナ「できればていとさん、次願います。こんな感じでしょうか?」
Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.32 )
日時: 2009/07/29 16:27:07
名前: ていと

・・・予想と少し違ったけど、まあいいです。
うし、引き継ごう!!




まだ・・・おれをみかたとおもってるのか。
ふん・・・つくづくおひとよしだな・・・おまえ。
もうおれは・・・おまえをしらない・・・。
おまえは・・・いまのおれの・・・さいこうの・・・ライバルだ・・・。
そして・・・もっともいまおれが殺し合いをタノシメルアイテデモアル・・・。
サア・・・ハジメヨウ・・・。

ライナス「ク・・・ククククククククククク・・・ッ!!!!!」

カイ「ライナス・・・ッ!?」

その言葉に、ライナスはにやりとしか笑わない。
そして・・・ありえないほどおぞましい声で。

ライナス「ようこそ・・・コノすばらしき・・・殺戮の宴へ・・・」
Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.33 )
日時: 2009/07/29 17:13:29
名前: カイナ

カイ「ちっ!」

ライナスの気配が完全に変わった。それを感じ取るとカイは血桜を構えながら叫んだ。

カイ「ライナス!冗談は止めろ!!カノンノが心配してる、帰ろう!!」

ライナス「冗談なんかじゃねえよ……今から俺達は戦う、その後生きてるのはどっちか一人だ」

ライナスはそう言いながら銃をカイに向け、カイも舌打ちすると素早くその場を飛び退き、走りながら血桜に力を集中した。

カイ「忍刀血桜、解放……40%!!」

ライナス「いいぞォ、さあ、宴を始めよう!!」

カイが叫ぶと共に血桜は紅い輝きを放ち、ライナスは高笑いをしながらナイフと銃を構える。直後赤い風と黒い闇がぶつかりあった。
Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.34 )
日時: 2009/07/29 17:27:59
名前: ていと

カイとなんどもぶきをぶつけあう。
たのしい。たのしくてたのしくてたまらない。

だが・・・・・・なんなんだ、これは?
カイとぶきをぶつけあうたびに、なにかのきおくがあたまでさいせいされる。
おとこのこ、おんなのこ、カイ、カノンノ、おとこのこ、おんなのこ、カイ、カノンノ、おとこのこ、おんなのこ、カイ、カノンノ、おとこのこ、おんなのこ、カイ、カノンノ・・・・・・。

・・・そして・・・血。
あたりいちめんの・・・血。

う・・・あ・・・


アタマ・・・イタイ・・・。
アタマ・・・イタイ・・・。
アタマ・・・イタイ・・・。
アタマ・・・イタイ・・・。
アタマ・・・イタイ・・・。

セカイガ・・・スベテ・・・テキニ・・・ナル・・・。

コ・・・ロ・・・ス・・・。


殺戮完全覚醒まで・・・もう時間はない。
Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.35 )
日時: 2009/07/29 18:54:43
名前: 忠タロウ+その他の皆様

ルイギ「…はい、そこでやめい。」

ゴンッ!!!

ライナス「がっ…」
カイ「…へ?」

ルイギ「おいこのクソガキ、何自分を見失ってんだよ。お前はそんなのに簡単に身を委ねるほど弱い人間ってか?世界中の人間がそんなんなら、とっくに近くにいる奴全員を手当たり次第に殺しにかかるわ!?てめえ…、自分の大切なモンまで殺すのは、今までの自分を…こいつらと共に過ごしていた頃の自分を否定して…自殺する様なモンだ!!…俺みたいに死にたくても死ねない苦しみを持ちながら、こうして俺は生きている。」

ライナス「…邪魔だっ!!!」

ザシュッ!!!

いきなり背後から現われてライナスを殴るルイギ。そのうえ説教をするもライナスのナイフが彼を襲う。だが、急所を深く斬り裂いても死ねないのがルイギの不死身の身体…[ノスフェラトゥ・ボディ]という能力である。

ルイギ「…はっ、まだ殺るか?なら、俺がてめえの殺戮衝動が収まるまで存分に相手してやるよ!?ほら、そのなまくらナイフで俺を斬り刻んでみろ!?それとも何か!他に攻撃手段はねえってか!?氷牙から何を学んだってんだよてめえはよぉっ!!?」
Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.36 )
日時: 2009/07/29 19:09:48
名前:

氷牙「何やってんだお前ら!?っ?!ライナス…お前…」

遠目からカイを確認した氷牙は、カイとライナスの腕を掴み、攻撃を止める…しかし、氷牙はライナスの表情、気配、魔力、それらを感じ取り、ライナスに驚愕した。


氷牙「…………」
カイ「氷牙師匠?」
ライナス「クククク…邪魔するなよ?」

氷牙「カイ…離れてろ」
カイ「…いやです。ライナスは俺が止め…」
氷牙「さがれ!お前がコイツと戦い続ければ……ライナスがライナスでなくなる」

カイ「………………え?」
カイは、何を言われたか理解するまでに時間がかかった。


氷牙「はぁっ!」
ビュンッ!

鞭のようにしなりを効かせた手刀をライナスに放つ。

ライナス「クククク…殺す…壊す…」
ドドドドドドドドドドンッ!

黒夜から放たれる無数の凶弾が、氷牙を襲う。


ババババババババッ!

しかし、それを両手で銃弾を掴み取る。

ライナス「おもしれぇ…」
氷牙「……返すぜ?」
ズドドドドドドドドンッ!

掴み取った弾を、指で弾いてライナスの腕を貫き、黒夜を取り落とす。

ライナス「ぐぁっ!?(は、はやい!?)」


指で弾いただけの弾は、黒夜から放たれた凶弾の三倍以上の速度で放たれた。
Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.37 )
日時: 2009/07/29 19:26:08
名前: ていと

なにかが・・・じぶんのなかではじけた。

血・・・血血血血血血血血血血血血血血血!!!!!!!!

なにかがみえる・・・いたるところに・・・
ひび・・・?
あいてがけいかいするのもきにせず、ないふでなぞってみる。
きれた。
じめんが。
ちからもこめていないのに。
ひびがみえる。
じぶんにも。カイにも。氷牙にも。ルイギでさえ。

なんとなく・・・わかるきがする。
このひび・・・死だ。
なんでだろう・・・このちから・・・いつか・・・つかったきがする・・・。
まあ・・・かまわない・・・。
からだが・・・うずく・・・。

ライナス「カイ・・・教えてやる・・・」

カイ「?・・・なんだよ・・・ライナス」

ライナス「これが・・・モノを殺す、ということだ!!!」

地面に思いっきりナイフを突き立てる。
地面が割れる。
一つの点から、さまざまなひびが入り、どんどん地面が死んでいく。

みえる。みえている。
し・・・そのものが。
壊す。殺す。

アタマが・・・ッ!!!

ライナス「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!」

Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.38 )
日時: 2009/07/29 19:30:13
名前: ていと

クェイド「・・・・・・今で、覚醒率50%・・・か・・・」

外を・・・見つめている青年がつぶやく。

クェイド「さあ・・・どう踊る?役者たちよ・・・?」
Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.39 )
日時: 2009/07/29 19:58:48
名前: 忠タロウ+その他の皆様

ルイギ「だああー!!!いい加減にしろってのがまだ分からねえのか〜!!?キメラ・ボディ=プラント・アーム!!」

すぐさまルイギは地面に両腕を当てて頑丈な根を張り巡らせて、ライナスの攻撃を阻止した。
そうでもしなければ、確実にこの場の誰かが…自分以外の誰かが死ぬと察知したからである。

事実、ライナスがナイフを突き刺したところから亀裂が凄まじいスピードで亀裂を作り出すのをその根で最小限に抑えたからだ。
Re: スマブラIMPACTO! 五の書! ( No.40 )
日時: 2009/07/29 20:06:53
名前: ていと

ライナス「GAAAAAAAAA!!」

ルイギ「!?なんだ!?めちゃくちゃはや・・・ッ!!」

カイ「ッだあ!!」

ライナスの攻撃を、カイが何とか防ぐ。
カイは忍者だ、自分の速さには自身がある。
しかし。

カイ「(なんだよ・・・!ここまで速くなるなんて!?)」

氷牙「いい加減・・・頭を冷やせ!!」

氷牙の恐ろしい一撃が迫るも、ライナスもそれを紙一重でかわす。

ライナス「死・・・・・・ね・・・・・・」

再び、地面を殺す。

ルイギ「畜生・・・!!!」

Page: 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |