Re: 異世界大戦記(仮) ( No.48 ) |
- 日時: 2009/05/21 17:43:41
- 名前: カイナ
- カノンノ「は〜い、こちらはAブロックです」
カイ「マリオ対ルイギもついに決着といきそうだな」
カイはそう言いながら会場に目を向ける。と全身が焦げまくり、打撲も見えるルイギが息が上がり、膝をつきかけているマリオを見下ろしていた。
ルイギ「これで終わりだな。キメラ・ボディ=タイガー・アーム!!」
ルイギがそう叫ぶと、ルイギの右腕が虎のようになり、その直後その腕を振るってマリオを攻撃する。
マリオ「ちっ!」 ルイギ「なっ!?」
しかしマリオは必死に身体を後ろに動かし、その攻撃を回避するとその直後両手に力を込める、とその両手には燃え盛る炎が込められていた。
ルイギ「げげぇっ!!?」 マリオ「これで、どうだぁっ!! マリオファイナル!!!」
マリオがそう叫んで両手を突き出す、とルイギなんて軽く飲み込める大きさの炎が出現してルイギを呑みこんだ。
ルイギ「ぎゃあああぁぁぁぁ!!!!!」
ルイギの断末魔とも言える悲鳴が会場に響き渡り、巨大な炎が消え去ると流石に限界だったか、ルイギは気を失っていた。というか身体のところどころが軽く炭化している。ルイギで無けりゃ病院行きじゃすまないだろう。そう考えながらカイはジャッジを下す。
カイ「Aブロック一試合、勝者はマリオ・グランカーナ選手!!!」 カノンノ「次の試合は……あれ?ヴォルフ、次の試合の人の名前書いた紙知らない?」 ヴォルフ「いや、まだ来てないみたいっすけど」 カイ「しゃあねえなぁ。んじゃ他のブロックに応答回してみるか」
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Re: 異世界大戦記(仮) ( No.49 ) |
- 日時: 2009/05/21 19:46:24
- 名前: 孝
- 孝「はい。こちらDブロックで〜〜す……。」
マイキーD「孝さん?ずいぶんお疲れのようですが?」 孝「39度の熱出したまま6時間仕事してきた。そんで今、これ、投稿、した。」 マイキーD「寝てなさいよ!?」
孝「あと、ついでに忠タロウの身勝手さにうんざりしかけているのも含まれてる。未だに氷牙と鏡夜の性格掴み切れてないし…他ブロックの解説を無断でしたり?終わってもいないブロックの次試合勝手に決めやがるし?普通は第二試合からは各ブロック担当者が決めるもんだろう?」 マイキーD「まぁ、確かにそうですよね…」
真田「うおおおおおおおおおお!!?!?!天・覇!絶・槍!!これが某の渾身の一撃!!!」 シラ「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!???」
真田はシャイングレイモン・ライジングモードの必殺技・フレイム・パニッシャーを槍を器用に使い、横に飛ぶことで回避した。
その後、双槍の刃に燃え盛る炎を纏わせ、ライジングモードに突撃していった。
ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!
二人が衝突し、激しい土埃が舞い、二人の姿が視認できないが、辛うじて、舞台に大きなクレーターが確認できた。
孝「…真田、生きてるのかねぇ?」 マイキーD「一応、氷牙選手の結界魔法が効いているので死んではいないでしょう。おおっと!?」
モクモクと砂塵が薄れていくと…そこに真田幸村が左の槍を地面に突き立て、ボロボロの右槍を天に掲げている。
マイキーD「おおおおおお!?勝ったのは、真田「待て」は?どうしました?孝さん?」 孝「よく見ろマイキーD。真田は…」
真田「……………」
孝「既に気を失っている」 マイキーD「立ったままですか!?」
大「くっ…はぁ!はぁ!はぁ!…ラ…ライジングモードの攻撃を受けて、立ったまま気を失うたぁ…男…いや、漢だぜ!真田幸村!!」
マイキーD「さ、真田幸村選手が気を失ってしまった為、この試合、大門大選手&アグモンペアの勝利です!!!」
わああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!
大歓声!!
マイキーD「なお、第二試合は、第一試合全て終了してからの発表になります。それでは、Bブロックはどうなっているでしょうか?Bブロック担当の、ミクトラン二世さ〜〜ん?」
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Re: 異世界大戦記(仮) ( No.50 ) |
- 日時: 2009/05/21 19:47:53
- 名前: ミクトラン二世
- ルイギ「あぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!」
カイ「ッ!!!」 カノンノ「な、なになに!?」 突然ルイギの悲鳴が聞こえる、2人が見ると、ルイギが大太刀を片手で持った金髪サングラスの男に滅多刺しされていた。 警備員「ぴ、ピチュー選手ッ!!お願いですから落ち着いてくださいッ!!!」 ピチュー「五月蝿いッ!!!僕はね、僕はねぇ!!自分の娘を蹂躙しようとしたこのゴミ野郎を叩きのめすんだぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!!!!!」 凄まじいくらいの殺気と憤怒の形相を浮べているピチューを抑えている警備員、予断だが、その後ろにはビリビリに破れた制服を着てすすり泣いている緑の髪をした15位の少女がいた。 ピチュー「よくも内気で優しいあの子に狼藉を働こうとしたなぁ!!!!殺すッ!!!!!あと2000回殺すッ!!!!!」
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Re: 異世界大戦記(仮) ( No.51 ) |
- 日時: 2009/05/21 20:15:12
- 名前: 孝
- 氷牙「……」
バキッ!ボキッ!ベキッ!
両手と首の骨を鳴らしながらルイギを睨む氷牙。
鏡夜「……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
始終笑顔で、それもとてつもなく冷めた目でルイギを睨みながら両手に光と闇の魔法陣を展開する鏡夜。
氷牙「覚悟は出来てるな?出来てて当然だよな?」 鏡夜「もちろん、答えを聞くつもりは毛頭ないけどね?」
ルイギ「に、逃げ…」
氷牙「アルケミック・チェーン!!」
突然ルイギの足もとに魔法陣が敷かれ、数十の鎖がルイギにからみついた。
バインド系の魔法だ。
ルイギ「ぐあ…くそ…とれねぇ!!」
氷牙「我が意に従い!」 鏡夜「我が手に集うべし!」
氷牙は氷と土の魔法陣を展開する。 鏡夜は先ほどから展開している魔法陣が輝きを増す。
氷牙「静かなる繁栄の海 母なるウンディーネの安息!」 上位水・氷系統の呪文詠唱。
鏡夜「闇の深淵を覗きし者よ 漆黒の波動により、混濁の贄(にえ)と化せ! 虚無への慟哭を響かせよ!」 上位闇系統の呪文詠唱。
氷牙「躍動する大地の力 我らを見守る、ノームの総意」 上位土系統の呪文詠唱。
鏡夜「其(そ)は総ての生命への畏怖 魂の祝福を超え、浄化されし光明!」 上位光系統の呪文詠唱。
氷牙「同時詠唱!ダイヤモンドダスト!ガイアバースト!」
鏡夜「ブラック・ホール!ルナ・ライト!」
煌めく吹雪がルイギを凍てつかせ、砕けた大地がマダンテの如く破裂し、ルイギに降り注ぎ…
全てを飲み込む深淵の闇が、ルイギを喰らわんと覆い尽くし、光の柱がルイギを包み込む。
チームアタック・魔王達の抱擁。
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Re: 異世界大戦記(仮) ( No.52 ) |
- 日時: 2009/05/21 21:27:47
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- 全てが終わった時、ルイギの姿は…あまりにも変わり果てた姿と化していた。
もうどう説明していいか、分からないくらいに………
ルイギ「………か………あ…………」
忠「…あ〜、とうとうクルミさんに襲い掛かるほどに…。創造した自分が言うのも難ですが…、呆れ果てましたよ、色欲魔人…。」 テンバ「…つか、Bブロックの第一試合の状況は!?あと、ルイギ…ええ加減学習せいちゅうとるやろ?」
ルイギ「……ご…め…なさ…」
・ ・ ・
真田「はあっ!!?…こ、ここは…」
一方、Dブロックで熱き試合を繰り広げた真田幸村。現在は、闘技場内の医療室のベッドの上にいた。
佐助「いや〜ホントに、負けちゃったねえ?真田の旦那。」 真田「佐助…。いや、実に有意義な試合だった。独眼竜との死合以上に熱き戦いだった…!!!」
武田「うむ!!常に精進あるのみだ!幸村ぁ〜!!」 真田「親方様ぁ〜!!」
武田「ゆきむらぁああああ!!!!」 真田「うおぉ親方さむぁあああああ!!!」
佐助「あの〜、二人とも?ここ、怪我人他にもいるからそうゆうのは余所で…」
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Re: 異世界大戦記(仮) ( No.53 ) |
- 日時: 2009/05/21 22:02:03
- 名前: ミクトラン二世
- ピチュー「いや、ルイギが襲ったのはクルミじゃない・・・・本娘のセフィーナだ、」
ジャック「あの野郎・・・・・よくも僕の彼女に・・・・潰す・・・・」 セフィーナ「ふぐ・・・・ふぇぇぇ・・・・あう・・・・・」
ピチュー「兄貴・・・・少し手ぇ貸して・・」 ピカ「おぅよ・・・・・俺も少し切れた所だ・・・・」
ユニゾン・アタック『ダブル・ボルテックス・コネクション』・・・・ピカのボルテッカーでピチューの電磁砲の威力を増加し、氷牙の最強防御技すら簡単に打ち破る超巨大ビーム砲を放つ技。
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Re: 異世界大戦記(仮) ( No.54 ) |
- 日時: 2009/05/21 22:32:49
- 名前: カイナ
- カイ「ったく、ルイギは……」
ヴォルフ「呆れを通り越してなんも言えねえよ……」
変わり果てたルイギを解説席から見ながらカイは額に手を当てて呆れたようなため息を吐いており、ヴォルフも首を横に振ってため息をつく。それから二人(正確には一人と一匹)揃って部屋を出て行こうとし、カノンノがそれを見て不思議に思ったか尋ねる。
カノンノ「どうしたの?」 カイ「とりあえず俺もちょっとむかついたんでルイギ撲滅に参加してくる。Bブロックに応答回して、第二試合目のメンバーが決定したら連絡頼む」 ヴォルフ「俺も行ってきまーす」
そう言いながらカイとヴォルフはそれぞれの武器を確認しながら部屋を出て行き、カノンノは息を吐いて「もう」と呟いた。
カノンノ「二人とも勝手だなぁ……えーっと、Bブロックはどうなってますかー?」
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Re: 異世界大戦記(仮) ( No.55 ) |
- 日時: 2009/05/21 22:41:34
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- ルイギ「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」
テンバ「…あ〜、最早トラウマになっとる…。自業自得やけど…」 忠「…Bブロックは、どうなってますかー?私も、気になってるんですけど…。あと、間違えてすいません。そして、うちのルイギがご迷惑をおかけしました…」
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Re: 異世界大戦記(仮) ( No.56 ) |
- 日時: 2009/05/22 00:37:05
- 名前: 孝
- 氷牙の防御魔法を簡単に突き破る?
氷牙「ほう?ではピカ達は大会に参加出来なくなるな?」 忠タロウ「え?な、なぜですか?」 氷牙「お前なぁ…そんな攻撃してみろ、対戦相手即死、試合中止、哀れピカ達は忠タロウのせいで牢屋行き。ピカ達の創造主の許可なくそんな技を覚えさせたお前は犯罪者の仲間入り…ご愁傷様」
忠タロウ「ひ!?」
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Re: 異世界大戦記(仮) ( No.57 ) |
- 日時: 2009/05/22 07:49:45
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- 忠「その様な技、絶対使用禁止!!!使ったら…私の責任になるんですから!?…ルイギへの処罰はもう充分じゃないですか…。」
ルイギ「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい……」
氷「つか、まだ精神崩壊中か…。まあ、この方がいいがな?」
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