Re: 異世界大戦記〜その4〜 ( No.86 ) |
- 日時: 2009/11/18 19:21:35
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- 勇輝『はい!!』
絵美里『OK♪』 章悟『どうせ、他に方法はないんですからね…?』 修治『頼みますよ、氷牙さん!?』
ルイギ『だのむがら、ばやぐぢでぐれぇえええええええ!!!』 テンバ『頭いだいだだだだだだだだだぁ〜!!!』
・ ・ ・
忠「…すんません、短くて…。ミクニさんにつなげます…。」
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Re: 異世界大戦記〜その4〜 ( No.87 ) |
- 日時: 2009/11/18 20:53:43
- 名前: 孝
- 氷牙『魔法世界・ムンドゥス・マギクスにランダム転送!!』
いかな氷牙といえど、ネクロスとの戦いで消耗した後では、400前後の人数を転移させるには一苦労する。
ランダムとは言ったが、指定できたのは世界のみ、その世界のどの辺りに転移するかは流石に分からない。
シュンッ!!
シュンッ!!
闘技場のそこかしこで転移されていく。
最後に氷牙達も転移していき、レイヴォルトの作り出した闘技場はレイヴォルトが転移した時に崩壊を始めた。
魔法世界のとある森
勇輝「う…こ、こは?」 絵美理「森…だよね?」 テンバ「そうみたいやな…ん?ルイギ達がおらへんな」 茶々丸「マスター達もいません…」
勇輝・絵美理・テンバ・茶々丸。
どこかの廃墟…
幸村「つ…つつ…ここは…拙僧は一体?」 章悟「えと……廃墟、みたいですね」 アルフ「父さん達は?」 ルイギ「居ないみたいだな」
幸村・章悟・アルフ・ルイギ。
どこかの泉
エヴァ「くっ、頭が…ここは…魔法世界か?」 修治「そうなのか?」 カイ「いや、俺に聞かれても困るんだが…?」 明日菜「あ、あたし、ここ知ってる。」 刹那「ここは、私達が依然きたときの休息地点ですね」
エヴァ・修治・カイ・明日菜・刹那。
みな、それぞれ離れ離れに散ってしまったようだ。
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Re: 異世界大戦記〜その4〜 ( No.88 ) |
- 日時: 2009/11/18 23:21:28
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- テンバ「…ん〜、周囲の植物を見る限り…わてらがおるトコは、熱帯のジャングルみたいやな…。」
勇輝「みたいですね…。」 絵美里「いにゃ〜ん。蚊とか一杯いそうで嫌だよ〜?」 茶々丸「…この場所は、過去の記憶にあります。ここは、[エリジウム大陸・ケルベラス大樹林]ですね…。」
テンバ「あ〜…、確かこの森におる生物ん中には…[旅人の服だけを溶かして食べる大ダコ]が、生息しとりますさかい…最悪素っ裸にされる可能性が…。」
勇輝「え、ええ〜っ!!?(///)」 絵美里「それ、大変じゃんっ!!?」
茶々丸「ですが、それ以外にも危険な野生のモンスターも多く生息してますのでご注意を…。」
・ ・ ・
一方、廃墟組は………
幸村「佐助ー!!親方様ー!!!」 章悟「いくら叫んでも無理ですよ。…氷牙さん、かなり魔力を消耗させてる身なのに無理して次元転送させてくれたんですから…。」 ルイギ「それでも、ランダム転送は勘弁だぜ。…よりによって、シェリーもいねえし…野郎ばかりだし…。」 アルフ「父さん達、無事かなぁ…?」
・ ・ ・
一方、泉組は………
修治「へえ〜、ここで休息…って事は水浴びとかスかっ!?」
カイ「おい…、どう考えたらそこに行きつくんだ?…カノンノは無事だろうか…。」 エヴァ「あの氷牙の事だ。ちゃんと全員をこの魔法世界のどこかに、転送したはずだ…。それにしても、茶々丸と離れてしまうとはな…」
明日菜「…ルイギよりはマシだけど、こいつも結構…」 刹那「ええ、スケベですね…。もし想像したり覗いたりしたら…」
修治「しねえしねえ。んな事した日にゃ、明日の朝日が拝めねえし…。命がいくつあっても足りねえよ…?にしても、他の奴等は無事かなぁ…?」
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Re: 異世界大戦記〜その4〜 ( No.89 ) |
- 日時: 2009/11/22 16:37:02
- 名前: 孝
- 崖の上
ヴウゥゥゥゥン…
氷牙たちが遅れて到着した。
氷牙「うっぐはっ!?」
ビチャチャッ!
血を吐いて倒れる氷牙。 氷牙「う!がっ!あっ!?」
ブシュッ!
身体中から嫌な音が響き、身体中から血が吹き出る。
ゴキッ!ベキッ!
氷牙「ぐっガァァァァァァァッ!?」
凛「氷牙様!?」
エリー「氷牙!?」
ヴィヴィオ「氷パパ!?」 六子『おじちゃん!?』
氷牙「ぐっ……ヤバい…魔力が、暴走して…ぐぅっ!?」
凛「氷牙様!喋っては行けません!オメガヒール!」
凛と氷牙はエクストラゲインで繋がっている。 その為、少々威力は下がるが、無いよりはマシだ。
氷牙「お、れは、大丈夫だ…ヤバいのは、この魔法世界(ムンドゥス・マギクス)、だ。闘技場世界に、残留した、お、俺達の魔力が、む、魔法世界を、で、デジタル、ワールドと、融合させてしまった…」
エリー「デジタルワールド?なんだそれは?」
ヴィヴィオ「デジモン達が住んでる世界だよ」 エリー「ふむ…興味深い」
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Re: 異世界大戦記〜その4〜 ( No.90 ) |
- 日時: 2009/11/22 22:32:53
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- ブブブブ…
テンバ「ん?虫の羽音…」 勇輝「にしては、大きくないですか?」 絵美里「ねえ皆…、う…上見て… 」 茶々丸「生命反応…、ですがこれは…!!」
ブブブブブブブ!!!
勇輝達の前に現れたのは、蜂の様な大型のデジモン[フライモン]だった。
テンバ「何故に、魔法世界以外の奴がおるんやー!?」 勇輝「し、しかもすでに臨戦態勢みたいですけど…。」 絵美里「いにゃ〜!!こっち来るよぉ〜!?」
・ ・ ・
廃墟組では、岩の身体のデジモン[ゴーレモン]と遭遇していた。
ルイギ「おいおい、一度魔法世界に来た事はあるが…こんなのいたか?」 章悟「いなかったな…多分。しかも俺らを殺す気満々みたいだな…?」 幸村「この幸村、この様な地で死ぬ訳にはいかぁあああん!!!うぉおおおやかたさぶぁああああああ!!!!」
ルイギ「喧しいわっ!!?んな大声出すから、こうゆう目に遭うんだぞ!!」 アルフ「ルイギさんも、充分大声出してるけど…」
・ ・ ・ 忠「…修正しました…。すいませんでした…」
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Re: 異世界大戦記〜その4〜 ( No.91 ) |
- 日時: 2009/11/22 23:02:01
- 名前: 孝(たか)
- ブブブブブブブ・・・
フライモン 成熟期 昆虫型デジモン 必殺技はしっぽの毒針を飛ばす『デッドリースティング』
フライ「デッドリースティング!!」
フライモンは茶々丸達に向けて尻尾の毒針を発射した。
テンバ「あわわわわわわわっ!?あれはきっと毒針やで!?」
フライ「デッドリースティング!デッドリースティング!デッドリースティング!」
デッドリースティングを乱射してくるフライモン。
勇輝たちは当たらないように何度も回避に専念していくしかし…
絵美里「キャッ!?」
木の幹に躓いて倒れてしまった絵美里。
フライ「デッドリースティング!」
そこへ、フライモンのデッドリースティングが襲いかかる!!
絵美里「きゃああああああ!?」
フライモンの攻撃に、思わず目を堅くつぶってしまう絵美里。
??「ウインド・オブ・ペイン!!」
突如、竜巻のような風がデッドリースティングごとフライモンを吹き飛ばした。
廃墟…
ゴーレモン 体の90%が岩で出来ているデジモン。 必殺技は超高温のガスで周囲を一瞬で灰にしてしまうカースクリムゾン!
ゴーレ「カースクリムゾン!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!
ルイギ「ウワチアチアチ!!!!」
章悟「のわあああああああっ!?」
幸村「なんのおおおおおおおっ!!天!覇!絶槍!真田幸村!推して参る!!」
幸村が二つの槍を構えてゴーレモンに特攻をしかける瞬間。
??「ウィニングナックル!!」
ズドゴオオオオオオオオオオオオンッ!!!
ブースター音を鳴り響かせながら、オオカミのような獣人がゴーレモンを殴り飛ばした。
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Re: 異世界大戦記〜その4〜 ( No.92 ) |
- 日時: 2009/11/23 00:12:51
- 名前: カイナ
- ライ「んで、ここどこなんだろ?……父さん母さん、エルフィにアルフはどこいったんだろ?」
ヴォルフ「俺ぁレオさんとメリオルさんの実力なら大丈夫だと思いまさぁ。あんたの彼女と弟さんもかなりの実力者だし」
一方ここはどこかの湖の畔。ライはカノンノ、ヴォルフ、シェリーとここに転移しており、カノンノとシェリーがパシャパシャ程度に水遊びをしているのを眺めながらライはヴォルフと話していた。するとライがヴォルフを見て少しくすくす笑いをしながら言った。
ライ「にしても……狼と何の変哲もなく喋るって凄い貴重な体験だよね」 ヴォルフ「俺ぁ喋る狼なんでさぁ。そんな化け物みたいな言い方は無しですぜ」 ライ「分かってるって。さてと、いきなり飛ばされた後ここまで歩いて疲れたしカノンノさん達が水浴び飽きるまで俺は昼寝してるよ。後よろしく。敵が来たらすぐ起きるから安心して」 ヴォルフ「へいへい……」
ライはそう言うと寝転がって寝息を立て始め、ヴォルフは呆れたように息を吐くと一つ伸びをした後お座りの体勢を取って辺りを見回し始めた。
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Re: 異世界大戦記〜その4〜 ( No.93 ) |
- 日時: 2009/11/23 01:18:25
- 名前: 孝
- ヴォルフが辺りを見回し始めた瞬間。
『ギシャァァァァァァッ!?』
三体のモンスターが水辺から出現した。
カノンノ「キヤァァァァァァァッ!?」
エビドラモン エビ型の成熟期デジモン
ゲソモン ゲソイカ型の成熟期デジモン
シェルモン ヤドカリ型の成熟期デジモン
ヴォルフ「エビ?」
シェリー「…ゲソ?」
カノンノ「貝?」
ライ「………………シーフードミックス?」
寝始めたばかりのライが起きてきた。
……じゅる
誰が出した音かはわからないが、涎を啜る音がした。
『ビクッ』
ゲソモン達がびくつき始めた。
ライ「……なぁ?エビの調理って言ったらなんだ?」
カノンノ「ん〜〜茹でる」 シェリー「……フライ」
エビドラモン「ゆ、茹でる!?エビフライ!?」
ヴォルフ「ゲソイカは…」 カノンノ「そうね、お刺身とか、天ぷらかしら」 ゲソモン「さ、刺身!天ぷら!?」
ライ「貝は…」 ヴォルフ「サザエみたいだし、壺焼きだな」
シェルモン「壺焼き!?」
じゅるり……
今度は複数聞こえた。
ライ「そう言えば…腹減ったな」
ヴォルフ「あぁ、確かに」
カノンノ「あれなら…結構な量があるし…魔法で凍らせれば、多少は保存もきくね」
シェリー「食べ…たい」
キラーン!
三人と一匹の目が怪しく光った。
『ビクビクビクッ!?』
ライ「なら…」
ヴォルフ「やることは…」 カノンノ「ヒ・ト・ツ」
シェリー「……潰す」
『ひ、ヒイィィィィィィィッ!?』
ドガッ!グシャッ!バキッ!ザシュッ!
『お助け〜〜〜!?』
シェルモンは貝殻のお陰で逃げ延び、エビドラモンは左腕と腹辺りの肉が千切れ、ゲソモンは足を八本程切り取られながらも逃げ延びた。
以降、この一行に三体のデジモンが近付く事はないだろう。
カノンノ「じゃぁ、ぱぱっと調理して、夕ご飯にしよっか?」
ライ「賛成。」
ヴォルフ「賛成。」
シェリー「お腹、空いた…」
他の一行と比べると、食料に困らないカノンノ達だった。
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Re: 異世界大戦記〜その4〜 ( No.94 ) |
- 日時: 2009/11/23 19:14:46
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- 忠「…すいませんが、[ウインド・オブ・ペイン]がどのデジモンの技か、ド忘れしちゃって…。[ウイニング・ナックル]と[ブースター音]、そして[青い狼型獣人]のデジモンなら分かりますが…」
・ ・ ・
一方、廃墟組の方では………
章悟「…テンバさん、じゃないな…。背中にあんなロケット付いてないし…というか、リュックの中にあんな装備入ってなかったし…。」 ルイギ「つか、あのゴーレムまた起き上がって来たぞ!?」
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Re: 異世界大戦記〜その4〜 ( No.96 ) |
- 日時: 2009/11/23 21:20:58
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- 忠「あー!!シューツモンでしたか!?おかげで思い出しました。ありがとうございます♪」
・ ・ ・
テンバ「おんわ〜…、鳥の羽根を生やしとるから鳥人族かいな?多分、さっきの奴等と同類やろか…。」
勇輝「…す、すごい…。」 絵美里「助けてくれて、ありがとー♪…で、どちらさま?」 茶々丸「気を付けてください。まだ、味方かどうかは判明しておりません…。」
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