Re: 感想・ダメ出し・アイディア求む その2 ( No.71 ) |
- 日時: 2008/05/29 23:08:09
- 名前: 孝
- 氷「だがその前に・・いっぺん殴らせろスティル!!!!」
ヨミ「へへへっ!」 ガシャアアアアアアアアンッ!! スティルの前に立ったヨミ。 ヨミの大斧と氷牙のルミナスアーク(巨槍)が激突する!
氷「(こいつ!?ガキの癖になんつうパワーだ!!?少なくとも神音と同程度はありやがる!?)」 ヨミ「ねぇ?"おじちゃん"誰?」 氷「(ぐっさあああああああ)・・・お・・おじちゃん・・・」
ず〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んlllllll
あまりのショックに戦闘中だということも忘れ、闘技場の隅で闇を背負う氷牙
ス「あ〜らら・・おちこんじゃったよ・・・」 音「相当ショックだったみたいだな・・・?」 鏡「何を今更・・魔族の僕達は人から見たら老人なんだから"おじいちゃん"ていわれないだけマシじゃん・・それに相手は半人半魔の子供だよ?子供に言われたぐらいで・・」 ヨミ「あ!黒髪のおじちゃんの方は確かあそこの刀振り回してる翼人のお姉ちゃんに"バ鏡"っていわれてたんだよね?」
鏡「(ぐさあああああああっ)・・バ・・鏡・・馬鹿神?」
ず〜〜〜〜〜〜〜〜〜んlll
いつも温厚な鏡夜でも、やはりバ鏡には耐えられなかったようで、氷牙の横で同じく闇を背負ってしまった。
鈴「鏡夜兄様!!?」 音「あの二人を言葉だけで戦闘不能に!?さすが子供だ!」 ス「(こいつ一番弱いはずなんだけどなぁ・・・ll)」
ヨミ「???????何なのさいったい・・まぁいいや・・ねぇ?お兄ちゃん達は僕を楽しませてくれるの?」 音「・・(ちっ戦闘快楽者かよ?子供の癖にえげつねぇ性格してんなぁ)」 鈴「(こいつ・・嫌い)よくも鏡夜兄様達を・・子供だからって容赦しないわよ・・?いくわよ神音!」 音「おう!」
ヨミ「あはははははははははっ!!?」 音「てりゃあああああ」 珍しく飛針以外の武器・甲爪で切りかかる神音。 キンキンキンキンキンキンキンキン!!!! それを大斧で器用に受け流していくヨミもさすがといえよう。 音「(なかなかやるじゃねぇか・・だがな!?)」 バッ! 突然攻撃を止め、サイドステップでよける神音。 鈴「アイスヴェレ!!」 数百の氷塊が吹雪のごとく降り注ぐ!! ヨミ「わわわわわ・・」 ビュビュビュビュビュッ!!!
それを避け続けているヨミだが、数十発はよけきれず、あたってしまう。 ヨミ「ううう・・いたたた・・」 音「おっと!休む暇はあたえねぇぜ!?」 キンキンキンキンキンキンキンキン!!! ヨミ「くっ・・うっ」 押され始めていくヨミそこへ!
ハルナ「わ〜〜ちょっとちょっと!タンマタンマ神音さん!?」 音「わとととっ・・!?ハ、ハルナ!?」 ハルナ「こんな子供に何してるんですか!?」 突然ヨミと神音の間に滑り込んで戦闘をとめに入ったハルナ! 音「馬鹿!?そいつはここを襲ってきた敵の一人だ!?」 ハルナ「へっ!?・・"ドスッ"・・え?・・こふっ」 突如ハルナの腹部から大斧の先端・槍上になっているものが貫いた。
それをなしたのは誰あろう・・ヨミだ。 ズボッ・・ ハルナ「かっ・・はっ・・」 ドサッ・・
「「「「「!!?!?!?!」」」」」 ヨミ「・・せっかく楽しんでるのに・・邪魔しないでよ、眼鏡のお姉ちゃん」 音「て・・めぇ・・何をやったかわかってんのか!?」 怒り・・知り合いを傷つけられて冷静でいられるものは少ない。 ヨミ「??何が?戦闘(お楽しみ)の邪魔者を排除しただけでしょう?」 ハルナ「はぁ・・はぁ・・か・・ぁ・・」
ヨミ「人間の癖に邪魔しないでよ・・ね!」 そういってハルナを蹴り飛ばそうとするヨミ!
ドオオオオオンッ!! ヨミ「ぎゃっ」 氷「・・・・・・・・・・・・・・・・・」 左足を上げた状態で静止している氷牙。 すぐさま足を下ろし、ハルナの治療にあたる。 ハルナ「氷・・牙さ・・・」 氷「しゃべるな・・傷にさわる・・」 ポゥ・・・ 氷牙の左手が光り、ハルナの腹部にあてがう。 氷「今は・・寝ていろ・・な?」 ハルナ「は・・い・・・・すぅ・・すぅ」 ついでに催眠の魔法で眠らせる氷牙。 ハルナの傷は完全にふさがり・・そして、さされた記憶も消しておく。
氷「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 ヨミ「いたたたたたた・・もう!痛いじゃないか!」 氷「うるせぇ・・・ガキが調子に乗るんじゃねぇ・・」 静かな怒り。 ヨミ「何だよ!ガキ扱いするなんて!」
鏡「氷牙・・ここは僕に任せてくれる?」 氷「・・・・・・・・・あぁ」 鏡夜に戦闘を任せ、ハルナを安全な場所に移すため移動する氷牙。
ヨミ「今度はそっちのおじちゃんの番?」 鏡「・・・・いくら僕でも、許容できることと、できないことがあるよ?」 ヨミ「だからなんだよぅ・・」 鏡「君のお仕置きには、僕より適任者がいるってこと・・」 ヨミ「????わけがわからないよ?」
鏡「(紅夜(アカヤ)・・出ておいでよ・・僕は止めないから・・)」 紅「(ふふふふふふ・・いいんだ?僕、手加減しないよ?)」 鏡「(・・いいよ?この子に戦闘は楽しいものじゃなくて、恐ろしいものだって教えてあげて・・僕だと・・"苦しめる前に殺してしまいそうだから")」 紅「(ふふ・・いいよ・・お望みどおり、彼には絶対的な恐怖を味わってあげればいいんだね?)」
鏡「(うん・・)・・君・・二度と戦闘したいなんて思えないくらい痛めつけてくれるらしいよ?」 ヨミ「・・?結局?おじちゃんは僕と戦うのが怖いから他人任せにするってこと?」 紅「くすっ・・・あはっははははははっはははっははは!!!!!!」 ヨミ「?!??」 突然鏡夜の雰囲気が変わったことで、いきなり恐怖に表情が引きつるヨミ。
ヨミ「(な・・なに!?この背筋がゾクゾクする感じ・・!?)」 紅「くくっ、僕は紅夜・・鏡夜の中に潜む狂人格・・鏡夜に頼まれたから・・君に・・絶対的な恐怖を与えてくれって・・ふふふふふ・・・あはははははははっはあっはははあはははははっ・・・」 ヨミ「ひっ・・(ガタガタブルブルガクガク・・ガチガチガチッ)」 身体全体が震るえ、歯がガチガチといってしまう。
そして・・・紅夜と・・・目が・・・合ってしまった。 ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!! ヨミ「!!?!?!!?!?!!?」 突如ヨミの頭の中を紅夜の殺気が蹂躙する。 数千通りの虐殺・惨殺・拷問による殺戮が、ヨミの思考を完全にのっとる。
紅「ふふふ・・殺戮の精神破壊(マインド・クラッシュ)!!」 ヨミ「(ビクッ!!?!?)・・・・・・・・・」 ドサッ・・ ヨミの体が人形のように崩れる。 ス「!!!?何を・・・!?」 慌ててヨミを抱き起こすスティル。 鏡「(ありがとう紅夜・・)」 紅「(いいよ・・君が僕に自分から体を貸すなんてめったにないからね?)」 鏡「(確かにね・・)何って?文字通り絶対的な恐怖を味わってもらって、精神を破壊させてもらっただけだよ?」 ス「精神破壊だと?」
鏡「当然だよ・・人を人とも思わないような君達にはおあつらえ向きの処罰だと思うけど?」
圧倒!紅夜の力!
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Re: 感想・ダメ出し・アイディア求む その2 ( No.72 ) |
- 日時: 2008/05/29 23:14:29
- 名前: 孝
- 小太郎「ああああああああああああああ俺らの出番が!?」
ネギ「ただでさえ本編でも活躍できないのに・・・僕・・一応主人公らしいのに・・」 小太郎「お前なんてまだええやんけ!?ワイは今のところ修学旅行編でしか出番あれへんやん!?」 ネギ「僕だって!さかのぼってみると結構登場数少ないんだからね!?」
本気でなきながら口論する二人であった。
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Re: 感想・ダメ出し・アイディア求む その2 ( No.73 ) |
- 日時: 2008/05/30 07:43:10
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- スティル「……うわ〜、白目剥いて泡吹いてる…」
スミヨシ「重症だな…。ならば、てい!!」
ゴキッ!
ヨミ「げふっ!?…けほっ、こほっ…はっ!!」
スミヨシの医術で正気を取り戻したヨミ。しかし・・・
ヨミ「嫌ああああああああ!!!やめて許してもう何もしないから〜!!!!うわああああああああああん 」
完全に鏡夜―もとい紅夜にトラウマを植え付けられ、泣き出したヨミ。
スティル「あ〜あ…。俺らと同じ六大幹部とはいえ、子供にトラウマ植え付けないでよね?」
氷「阿呆が!!人を人と思わねえお前等にはいい薬だ!?」
スミヨシ「スティル……。このガキを黙らせていいか?正直この泣き声はうるさくて堪らん。」 スティル「いいよ…ただし、麻酔でね?」 スミヨシ「分かってる。」プスッ! ヨミ「はうっ…」ドサッ・・・ ヨミ「くか〜、すぴ〜…」
スミヨシ特製の麻酔薬を注射され、ヨミはその場で倒れて眠ってしまった。
スミヨシ「これで戦闘不能になった幹部は、二人。…六大幹部のうち二人もやられたぞ?」 スティル「死んでないだけまだマシじゃ〜ん!!」 氷牙達の攻撃をかわしつつ、スティルは言った。 スミヨシ「……(仕方ない。[あれ]はまだ実験段階だが、今ここで使うしかあるまい…)」 スミヨシは白衣の懐から、どす黒い紫色の液体が入った注射器を取り出した。 スティル「げっ!?…あれは…」 鏡「……バ鏡……バ鏡……」 いまだ落ち込んでいる鏡夜であった。閉話休題。
氷「ん?…おい、何なんだあの薬は!?やばそうな感じびんびんするじゃねえか!!」 スティル「あの薬は、あいつの切り札…[デーモン・ダーツ]さ。あの中の薬―[デーモン・エキス]は、あいつのもといた世界のとある帝国が作った滋養強仕剤[善滅丸]を改良して高濃度に凝縮した液体なのさ。」 スミヨシ「キヒヒヒヒ♪そしてこれを、キメラ・ヒューマンや影虫どもにも使っているのだよ。……まだ最後の人体実験は済んでないが…今ここで、私の身体に使ってやる!!!」 氷「マジかよ!?」 スミヨシ「キヒャヒャヒャヒャ!!スミヨシ流手術(オペ)真拳奥義[デーモン・ダーツ]!!」 プシュッ!チュウウウ・・・
ネギ「なっ…、なんて事を…」 小太郎「ど、どうなるんや…あのおっさん…!?」 ハルナ「くぅ〜すぴ〜…」
ドクン!ドクン! スミヨシ「ギッ、ギギッ…!!」 シュオオオオ…!! 氷「(なっ!?あいつの身体から、邪気が溢れ出してやがる!)」 スティル「ちなみに知らない人達には説明するけど…、善滅丸は人の心の良心を溶かして邪悪なる心のチカラを開放させる…。しかもスミヨシが使ったのは、より反動を低くより効果を高めたのを、高濃度に凝縮させた奴を使ってる…。あいつが言うにはあれでレベル1ってトコかな?」 音「あれで…、レベル1!?悪魔みたいな邪気を放出してるじゃねえか!!」 スティル「だから、デーモン・ダーツ。文字通り悪魔のごとく邪悪なチカラを持つ事ができるのさ…、身体能力もそれに近しいものになるけど…。」 鈴「その前に…」 スミヨシ「トメルとでも?ギヒヒヒ♪」 鈴「!?」 いつの間にか神鈴の後ろにまわっていたスミヨシ。その身から凄まじい邪気が溢れ出しており、その目は血の様に紅(あか)い。 スミヨシ「ハレヤカなキブンだ…。ギヒャヒャヒャヒャヒャ♪」 ドゴォッ!! 鈴「かっ・・・はっ・・・」 スミヨシ「ン〜、ゼッコウチョウ♪レベル1だけで、スバらしいデータがトレル。ギヒヒヒヒヒ!!」 スティル「(何か喋り方変わってる…。漢字全部カタカナだし…、キヒヒがギヒヒになってる…)」 スミヨシ「ギヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!」
はたして、どうなる!?
一方、本社では… モニター画面に映る現状を見ていたフェイロンは、驚愕の顔色を隠せなかった。 フェイロン「あの生物バカが!!よりによって、あの薬を使ったな!?」 ディロム「ふ〜む…。それだけ追い詰められた…という訳ですね?」 対照的に冷静に分析しているディロム。ヨミの代わりに送られてくる情報の処理をやっている。 フェイロン「お前は何落ち着いている!?あの状態になったスミヨシは、敵味方関係なく攻撃するぞ!!」 ディロム「うちのスティルにスミヨシの攻撃が当たる訳ないでしょう?」 フェイロン「それはそうだが・・・。」 ?「騒がしいと思って来てみたら…、スミヨシの奴が何かやらかしたか?」 そこに現れたのは、フルフェイスで頭を覆っている屈強な体躯の男。浅黒い肌をしており、その声色は渋い。その手に持っているのは、六角形の金属盤。 ?「ヨミの奴、肝心の[紫核鉄(むらさきかくがね)を忘れて行った様でな…。届に来たのだが…遅かったか?」 フェイロン「ああ。たった今、鏡夜の別人格[紅夜]に精神崩壊された。ディロムに次いで二人も負けたのだぞ!?ガルゼム!!」 ガルゼム「何と!!…ディロムとヨミに勝つ奴等がいるとはな…」 そう言って、映像を見るガルゼム。そのフルフェイスの下は、どの様な表情をしているのか・・・。 ガルゼム「…ならば、私も行こう。ヨミに渡しておきたい物もあるしな…。」
続く!?
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Re: 感想・ダメ出し・アイディア求む その2 ( No.74 ) |
- 日時: 2008/05/30 18:04:14
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- 一方、唯一の安全地帯の実況席では・・・
零「あんたが忠タロウか…。話はだいたい聞かせてもらった、後は俺達に任せて…」 忠「はい逃げます♪…けどその前に…、過去のヴェルダイムからあの人達を呼び出します!!」 小「過去の、ヴェルダイム!?てゆーかそんなんどうやってやるんじゃ!!」 忠「実は、この実況席にビルラ式の次元転移装置を取り付けてあるんです。これで…」 零「過去のヴェルダイムから、あんたが言うあの人達を呼ぶ…という訳か?」 忠「はい。では行きます!!時間軸設定・次元座標固定・対象ロック!いざ、次元転移!!!」
闘技場舞台
スティル「あ〜も〜、スミヨシの奴手当たり次第に攻撃しやがって〜。ヨミにまで当たるじゃないか!?」 半悪魔化したスミヨシの[一斉集中治療陣(デスペラード・オペ)]で投げつけて来た大量のメスを避けたり、ヨミに当たりそうなのを弾きつつスティルは言う。
一方の氷牙達も、[ブレイブ・シールド]のエネルギーバリアの中でスミヨシの攻撃が止むのを待っていた。
氷「くそ〜…、これは簡単に倒せんぞ?神鈴ですら対応できないスピードで動けるとは」 鏡「でも、かなり増長してるみたいだよ。…殺るなら今じゃないかな?」
そんな彼等の真後ろに、転移陣が現れた。 氷「なっ!?敵の奇襲か!!」 ネギ「でも、形が違いますよ!?これって…」 ラハール「ヌウウ…、忌々しきこの魔力は…」 エトナ「もしかして…、あの…」 フロン「もしかしなくても、そうですよ♪」
忠「過去の皆さんなら、お呼びしても大丈夫ですよね♪」
バシュウウン!!
?「ん?…ここはどこだ!?」 ?「なんなんじゃ?何が起こったというのじゃ!?」 ?「あっきゃあ〜!!魔神エトナに魔王ラハールまでいますよ!?どうなってんのこれは!!!」 ?「ここは…、闘技場の様でござるが…この荒れ様は…」 ?「気をつけろ、雪丸!凄まじい邪気が前にいるぞ!!」
上から順に、アデル・ロザリンド・ティンク・雪丸・斧雪。
氷「んな…、んだとぉ〜!!!!????」 氷「アデル達!?しかも過去の!?」
スティル「むむっ!!なんとぉ!?さらに援軍!?なんて事してくれんのあそこの人達…。こうなりゃ…」
そう言ってスティルは指を鳴らした。彼の周囲にいくうもの転移陣牙現れる。スミヨシもそれに気づき、攻撃をやめた。
スミヨシ「オイ、スティル!!まさか援軍が…」 スティル「来た…と言った方が適切だね。こっちも増援を呼ばなきゃ…ね!」 再び指を鳴らした瞬間、転移陣から数十体程の増援が現れた。
その姿は、人型ロボットの上半身の下にメカっぽい装甲に身を包んだサソリ型の生体兵器がくっ付いている。 右手にはパイルバンカー式の大槍を装備しており、サソリの尾と連結されている。サソリの方は鋭い鋏をカチカチ鳴らしながら、氷牙達を見据えている。
スティル「こいつ等はスミヨシとディロムの合作、[スコルピオ・ライダー]さ。援軍の方々には、こいつ等と戦ってもらうよ?」
スミヨシ「ノコリは、ワレワレとタタカってもらうぞ!?ギヒャヒャヒャヒャ♪」
アデル「何だかやばいトコに呼ばれちまった様だな…。面白え!やってやるぜ!?」 ロザリー「仕方のないコトよ。…早めにすませるぞ!?」 ティンク「ボボボ僕ちんはちょびぃ〜っとちびりそうなので、カエルはカエル〜」 雪丸「これも修行と思えば…、行くぞ兄者!!」 不雪「うむ。行くぞ、雪丸!!」
ネギ「す、すごい!この人達から凄まじい魔力を感じる…!!」 カモ「イェ〜イ♪忠タロウのおっさん、いい仕事してくらるじゃねえか!!こいつぁいけるぜ!?」 氷「ちっ…、呼ばれて来てしまった以上共にやるしかねえか!?」
夕映「……というか、カモさんが喋ったのはここに来て初めてですね…。」 ルイズ「私らもなかなか出番ないし…」
はたしてどうなる!?
続く!?
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Re: 感想・ダメ出し・アイディア求む その2 ( No.75 ) |
- 日時: 2008/06/01 08:12:40
- 名前: 孝
- 氷「……あの野郎…余計なことをしやがって…ウサギ!」
ウサギ「あ、はい。私ですか?」 氷「……いい加減その着ぐるみ脱いだらどうだ?あ?」 ウサギ「(ぎくっ)な、何のことですか?私にはさっぱり…」
氷「…………」 がしっ…
氷牙はおもむろにウサギの耳を掴むと、空いた手で顔面の肉を掴み…べりっ 肉…もとい布を破いた。
でんっ 中から出てきたのは……ちょいと渋く且つダンディーに成長した…斧雪。
忠タロウが呼ぶ以前に斧雪はナレーターウサギとして会場にいたりした。
氷「斧雪……お前窮屈なもんに入る趣味まだ直ってなかったのか…?」 斧「あ、いや…その…」 氷「修行とかいって…雪丸を凛に預けてはや10年…お前ももう300だろうが…え?どうなんだ」 斧「い、痛いところを…」
何をやってんだコイツら……?
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Re: 感想・ダメ出し・アイディア求む その2 ( No.76 ) |
- 日時: 2008/06/01 12:36:24
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- スティル「……知らなかった。この俺でも斧雪の趣味がそんなんだとは…全然知らなかったよ…。」
顔に手をつけつつ、天を仰いでスティルは言った。
ブオオン!!
スミヨシ「ギヒ!?」 スティル「お♪…この魔力は、ガルゼムか!!」
ガルゼム「…ヨミの忘れ物を届けに来たのだが…戦況はどうだ?」
転移陣から現れたのは、フルフェイスで顔を覆っている大柄な男。スティル達の倍近くある長身で浅黒い肌、屈強な体躯を持っている。声色は渋い。
スティル「あ〜…、かんばしくない。スコルピオ・ライダー達に頑張ってもらってるけどねぇ〜…。あとヨミは鏡夜に精神破壊された挙句トラウマになっちゃってさ…」 スティルの言葉を聞いて、ガルゼムは・・・ ガルゼム「…確かにその様だな…。…ふんっ!!」 ゴキッ! ヨミ「ぐへっ!?…何だよ〜、痛いじゃないか〜!?…あ〜!ガルゼムのおじちゃん♪」 スティル「…相変わらず、魔導具作り以外の事は豪快だなぁ…」 ガルゼム「よく聞け、ヨミ。我々は何のためにネクロス・グループにいるのだ!?…我々の様な半人半魔(ハーフ・ガイスト)が、差別されぬ世界を創るためではないか!!?」 ヨミ「そんなの知らないよ〜。僕はただ気に入らない奴を殺すだけ…」 ガルゼム「馬鹿者ぉ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!」
ゴオオオオォッ!!! ガルゼムの気を込めた一喝。その衝撃波は鏡夜達にまで及んだ。
鏡「おおっ!?…何この気迫…、あの半人半魔、ヨミとは何か違う感じがする…。」 氷「…あいつも、半人半魔だからと差別を受けた者の一人か。恐らくヨミも…」 ヨミ「ひゃううっ!?」 ガルゼム「…忘れたか?我々は人間と魔族、二つの異なる種族の間に生まれた混血種…。それ故に人間にも魔族にも入れない…中には殺そうとする者達までいる。」 ヨミ「だ、だから返り討ちに…」 ガルゼム「逆に人間を、魔族を殺せば我らも奴らと同じだ!!そんな世界を変えるために私は、ネクロス・グループに入った。お前も当初の目的は同じ筈…」 ヨミ「……僕は…、僕は…」 スミヨシ「まあ、ワレワレはそれぞれジブンのモクテキをハタスために、いるモノタチばかりだからな」 スティル「…まあ、俺も社長に命拾われた恩を返すためなのが本音だけどね♪…たとえこの手が血に染まろうと…目的を果たす…」 ヨミ「スティル兄ちゃん…」 ガルゼム「ほら…、忘れ物だ。」 ガルゼムは、ヨミの手に本社から持って来た[紫核鉄]を渡した。 ヨミ「ああ!?[紫核鉄]!!すっかり忘れてた〜」
鏡「嘘!?核鉄!!?それも紫!!」 氷「…奴らの技術なら、鏡夜のより硬い核鉄を作れても不思議じゃないな…。しかし、あんなの見た事ねえぞ!?黒核鉄なら知ってるが…」
ヨミ「これは…、僕だけの核鉄。全ての武器の複製を創造する武装錬金を創り出す…」 そう言って、ヨミは大斧を推奨の中にしまい、核鉄を鏡夜達に向けた。その顔は、先ほどまでただ戦いを楽しんでた子供の顔ではなかった。
チャンプル「ふうむ…、あの少年どうやらガルゼム殿の一喝が効いた様ぞな。すっかり漢(おとこ)の表情(かお)であるぞなもし」 ヨミ「逝くよ…。武装錬金!!!」 パキィン!!ブワアアアアア…!!
鏡「(な、何これ!?…氷牙の武装錬金にこんなのあったっけ…!!?)」
鏡夜達が見たのは、C・Bのシルバースキンを構成する金属粒子(ただし、薄紫色をしている)が、ヨミの周りに大量に渦巻いている。
ヨミ「これが…、[アーティファクト・マスター]の二つ名の所以たる武装錬金…。複製武器(レプリカ・ウェポンズ)の武装錬金[サウザンズ・フィクション]!!特製は…」
すると、ヨミの周りの金属粒子が次々とヨミがあげた手の方に寄り集まり、一つの大槍と化した。氷牙のルミナス・アークそっくりの。
氷「な、何ぃ〜〜〜!!?俺のルミナスを!!」 スティル「ヨミの武装錬金の長所は、質量が続く限り相手と同じ武装を創り出す事ができる。一番大きく強力な武器だって創り出せるよ?例えば――、雅のレーザー砲付き人工衛星アカツキとか――」
「「「「「…な、何ぃ〜〜〜!?!?!?」」」」」
スティル「(まあ…最も俺が驚いてるのは、ヨミのトラウマがガルゼムの一喝でなくなっちゃった事だけど…、ココロ読まれてないよね?ガルゼム謹製イヤリング型魔導具[サトリの爪]。鏡夜が読心術の使い手でもあるから付けているんだけど…効果あるみたい…。)」
ガルゼム「なお、私もこの戦いに参加する事とするが・・・いいかな?」
チャンプル「気を付けよ!!あ奴の様な者が一番手強い。絶妙なる旨さを引き立てる秘伝のダシのごとく―」
はたして、どうなる!?
続く!?
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Re: 感想・ダメ出し・アイディア求む その2 ( No.77 ) |
- 日時: 2008/06/01 14:20:06
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- スティル「ちなみに、ヨミの武装錬金は、いくつもの武器を創り出す事もできるけど、その質量にも限界がある。それが短所さ…。
たとえば、最大でサテライト・レーザー付き人工衛星二つ分、大槍くらいなら数百本は出せるよ?」
「「「「「多いわ!!!!」」」」」
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Re: 感想・ダメ出し・アイディア求む その2 ( No.78 ) |
- 日時: 2008/06/01 18:21:50
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- スティル「あと、複製した武器の特性はある程度コピーできるんだ。ただし、明日菜のハマノツルギは形はコピーできても能力―魔法無効化を完璧にコピーはできない。」
ヨミ「そんな事しなくても、僕は強いよ!!見せてやるよ〜!?」
スティル「余った質量分の金属粒子は、大・中・小の自働防御シールド板になるから。それに[紫核鉄]は、ネクロス・グループ製特殊超合金を溶かしてスミヨシが作った[デーモン・エキス]に大量に浸からせた物が材料だから。」
「「「「「おい!!!」」」」」
ガルゼム「さて……、[魔創具王(まそうぐおう)]のガルゼム。六大幹部の年長者にして魔導兵器開発担当である。我等の理想を叶えんがため、いざ!参る!!」
ガルゼム [戦闘パターン] 主に魔導具技師時代に創った魔導具を用いた戦闘が中心。その他、異世界の体術[六式]も扱う。
[使用武器] 滅龍砲・改 テンバの魔導具コレクションの一つ[滅龍砲]の改良版。連射性能、破壊力ともに強化されている。
竜神刀 竜神の体内で生成されるという紅玉を材料に作り上げた、片刃剣。計三本あり、色によって属性が違う。 (赤―炎・青―水・紫―雷)
白虎の爪 四聖獣の一体、白虎(びゃっこ)を模した白いかぎ爪手甲。その斬れ味は、鏡夜の藍染&凱亜と同じ。この武器は、六大幹部になってしばらく後に創ったもの。
玄武の盾 四聖獣の一体、玄武(げんぶ)を模した六角形の盾。その硬さは、ギーシュのデュナミスの盾と同じ。以下同上。
魔武具シリーズ(レプリカ)
魔斧[ディアボロス・レプリカ] その名の通り、とある世界の魔武具シリーズの一つのレプリカ。しかし、オリジナルと同じ威力と呪いの力故に製作者のガルゼム以外にヨミだけしかその呪いの力に耐えきれなかった。 この魔武具レプリカシリーズが、彼を魔導具技師の世界から追い出される原因である。
魔剣[ソウル=イーター・レプリカ] その名の通り、魔武具シリーズの一つのレプリカ。以下同上。
魔装[アポカリプス・レプリカ] その名の通り、魔武具シリーズの一つのレプリカ。以下同上。
魔双剣[ネビリム・レプリカ] その名の通り、魔武具シリーズの一つのレプリカ。以下同上。
邪剣[ファフニール・レプリカ] その名の通り、魔武具シリーズの一つのレプリカ。以下同上。
[技] 竜神刀・三段裂き 三本の竜神刀で、連続抜刀斬り。赤→青→紫の順で一本につき二回、合計六回相手を斬る。
滅龍砲・激鱗 怒り狂う龍のごとく、連続射撃。下段・中段・上段の順で撃ちあげ、そして相手の真下からとどめの最大出力の波動弾。
虎牙白爪連撃 白虎の爪で、四連続薙ぎ払い、その後アッパー。
冥府魔道・魔武具五段撃 魔武具レプリカシリーズ全てを使用した、五段階の連続攻撃。 「我が罪の重さ、その身に受けよ!!」 まず、魔双剣[ネビリム・レプリカ]で連続斬り十回。次に邪剣[ファフニール・レプリカ]で連続斬り五回。魔剣[ソウル=イーター・レプリカ]で連続突き十回。魔装[アポカリプス・レプリカ]で五段蹴り。そして、魔斧[ディアボロス・レプリカ]でとどめの叩きつけ。 「これが、我が罪の重さなり。お前達も我の様にはなるな・・・」
てな感じの流れでの必殺技の一つです♪
スティル「では、続きをどうぞ♪」
続く!?
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Re: 感想・ダメ出し・アイディア求む その2 ( No.79 ) |
- 日時: 2008/06/02 19:53:55
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- ガルゼム「では、行こうぞ!!」
そう言って、ガルゼムはマオ達めがけて突っ込む。
マオ「魔導具使いとやらか…。面白い!!我が四十八の殺人技の実験台にしてくれるわ!!」
ガルゼム「できるか?…我が罪をも超えるチカラとやらを見せれるのか!?」
ガルゼムは腰の水晶―ディメイションから、三本の刀を取り出した。赤・青・紫の三色に分かれている。
アルマース「な、何だ!?あの剣は一体…」 ガルゼム「喰らえ!竜神刀・三段裂き!!」 ガルゼムはまず、赤の竜神刀を抜いてマオに斬りかかる。その刃には炎が噴き出している。
マオ「何と!!その剣は属性が分かれているのだな!?」 そう言ってマオは、ガルゼムの竜神刀・赤をかわすが、次の竜神刀・青の斬撃は避け切れなかった。
マオ「ぐおああああ!?」 アルマース「マオ!!」 ガルゼム「最後だ!!竜神刀・紫の紫電の斬撃、喰らうがいい!!」 そう言ってガルゼムは、竜神刀・紫を抜いて斬りつける。刃に纏われし雷が容赦なくマオを襲う。
バチバチバチッ!!ズババァッ!!
マオ「ぐあああああああああああ!!?」
チャンプル「ぬぬぬ…、あの男の実力はまさしく六大幹部の座に入るだけあるぞなもし。…おそらくその強さは…」
スティル「ガルゼムは六大幹部NО.3に入る強さなんだ。ちなみに俺が、NО.1だけどね♪」
零「待てぇい!!」 ガルゼム「むっ!?」 そこへ、駆け付けた零児の火燐とガルゼムの竜神刀・青の刃が混じり合う。甲高い金属音が、周囲に響く。
鏡「…あの剣、材料はきっとかなりレアな物っぽいね〜。」 氷「零児って奴の武器も、銃や剣が一揃いだからな〜。」
ガルゼム「ほほう。…なかなかいい腕をしているな…、名を名乗れ。」 零児「有栖零児。特務機関[森羅]のエージェントだ!!金(ゴールド)!!」 マグナム銃[金]が火を吹く。だが、ガルゼムの片手に突然現れた六角形の盾に防がれた。 ガルゼム「これぞ玄武の盾。どの様な攻撃もこの盾で全て防いでくれる。滅龍砲・激鱗!!」 竜神刀をしまい、その手に大型の銃を出したガルゼム。零児めがけて連続射撃を行う。
零児「おおっと!?」 ガルゼム「ふむ、動きは悪くないな。さすがだな・・・」 零児「これで飯を食ってるんだ。負ける訳にはいかない…!!」
小牟「ふいぃ〜…、ようやく追いついたぞ…。全く、実況席からここまで遠すぎるぞ!?」 文句をたれながら、闘技場舞台に着いた小牟(シャオムゥ)。舞台を見ると、零児とガルゼムの激戦がすでに繰り広げられている。
小牟「ぬぬっ!!押されとるなー零児。…男ならもっと押しを強くして行けぇ〜い!?」 そう言って小牟は、舞台に上って零児に近づく。
ネギ「あの…、すいませんが…」 小牟「ぬ?何じゃ、そこのメガネ坊主。わしに何か用か?」 ネギ「[森羅]って組織、僕達あんまり知らないんですけど…」 小牟「…あ〜、まあわしらの所属しちょる組織はお主ら魔法使いとは別の意味で裏の世界で活躍しとったんじゃよ?…ただ、あの沙夜とかいう女狐が大変な事しでかしてくれたんじゃ。…異世界を一つにする…とな!?」
ネギ「せ、世界を一つに!?」 小牟「うむ。しかし、わしと零児は異世界の仲間達と共に沙夜率いる逢魔(おうま)の構成員と、異世界の悪どもを倒してやったんじゃ♪」
ネギ「す、すごいです!!!」
スティル「なあなあ、その沙夜さんって…この[ヒト]の事かな〜?」 スティルは指を鳴らし、再び転移陣を出した。その時!!
零児「!!ぐうう!?」 零児は突然の頭痛に苛まれた。それも発生源は、側頭部の傷。
鏡「どうしたんだろ?零児って人、頭痛持ち?」 氷「…いや、何か様子がおかしい。スティルが転移陣出した途端にこれだ。…もしかすると…」 小牟「お主ら…、まさか…」 スティル「ネクロス・グループの複合技術は、あの世の死者すら蘇らせるのさ♪」 スティルの言葉に反応するかの様に、転移陣から現われたのは――
?「は〜い♪久しぶりね、零児。元気だった?」 黒を基調とした、ナイスバデイな身体を見せつけるかの様に露出している服を着こなす女性。その頭には小牟と同じ耳(色は灰色に近い銀色だが)。
零児「くう…、沙夜!!…あの時、お前は俺が…!!」 ネギ「…えええ〜〜〜っ!!?どどど、どうなってるんですか〜!?」 小牟「いきなりわしに聞くでない!!ただ一つ言える事といえば…!!」
沙夜「んふふ♪あの人達が、必要な人材確保って訳であたしを蘇らせてくれたのよvvv」 スティル「さぁ〜て、こちらの戦力もどんどん増やしてくよ〜♪」
一体、この先どうなる!?
続く!?
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Re: 感想・ダメ出し・アイディア求む その2 ( No.80 ) |
- 日時: 2008/06/02 20:19:40
- 名前: 孝
- ていうか…………零児とかシャオムゥて…………誰?
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