Re: 新リレー小説[ディスガイア・オルタナティブ〜第一幕〜] ( No.82 ) |
- 日時: 2009/09/10 20:34:59
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- 忠「そうスか…。でも、それは私の知らない作品と知ってる作品がごっちゃになってるので難しいっス…。」
ルイギ「それをどうにかしろっつの!?つか、ゼロム編はどうなってんだ!!!俺らと[ヴィルワース]の首都[ヴァーミリア]で出会うって展開予定なんだろう!?」
忠「…すいません、まだ先になりそう…。最悪、第二幕の方になりそうです…」
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Re: 新リレー小説[ディスガイア・オルタナティブ〜第一幕〜] ( No.83 ) |
- 日時: 2009/09/13 19:33:02
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- 忠「それよりも、本編の続きを…今回は、その頃のゼロム君編です。あの後どうなったでしょうか…?」
・ ・ ・
あれから数日後………
ワイルド・ボアの群れから何とか逃げ切り、残った食糧で食いつないで旅を続けていたゼロム。 そして、ついに[ヴィルワース]の首都[ヴァ―ミリア]に到着したのだった。
ゼロム「……よ、ようやく着いた〜…。 …たった数日だけど色々大変な目に遭ったなぁ〜…?」
多少ボロボロな姿となっているゼロム。道中でも色々と不幸な目に遭っていた様だ…。とにかく、首都の中へと入ろうと街門へ向かう。そこで一人の衛兵と出会う。
衛兵「…おや?君は確か…」 ゼロム「あ、こんにちは。衛兵さん…僕のこと、覚えてますか?」
実はゼロムは昔、親に連れられて何回か首都に来た事があったために、その衛兵とは面識があるのだ。
衛兵「忘れるハズないよ、ゼロム君。あのシュバイツァーさんの息子だものな?とうとう夢を叶えにこの街に来たんだな。昔は、半年に一回両親と共に来てたんだろう?…それにしても、その姿は…いつもの不幸体質かね?」
ゼロム「…は、はい…。 」 衛兵「…でも、よく一人でここまで来たね。それだけでも立派だ…さすが、[風精剣技]の正統継承者だ。」
ゼロム「ありがとうございます。…ところで、ギルドのある場所は…」 衛兵「…あ、もしかして山賊にお金取られたとか…?」 ゼロム「…おおむね、その通りです…。」 衛兵「まあ、ここ最近じゃ珍しい話だ…。ギルドに所属してない冒険者でも一応依頼をこなして、報酬をもらってるから、旅路のお金は大事だよね。…まあ最近じゃ、以来は小さなものばかりだけどね…?それに、街は[ネクロス・グループ]やらが進出してすごい賑わいだから、人ごみには気を付けてね?一応街の地図を渡しておくよ。」
ゼロム「はい!!…衛兵さん、ありがとうございます♪」 衛兵「いや、礼には及ばんよ?頑張れ、ゼロム君!!」 ゼロム「はい!!」
衛兵「…チェック完了。では、通って良し!!」
許可を得たゼロムは、街門を通って街の中へ向かって歩いた。
最近は、いくつかの辺境世界にも異世界間を移動できる技術を持つ[ネクロス・グループ]の支部が辺境世界の首都などを中心に進出しているご時世である。もちろん、[ヴァ―ミリア]も例外ではない。
次元転移装置により、異世界の人々の交流が盛んになり街並みも変わりつつあるのだった。他の世界の住人が観光に来たりしている程でもある。
ゼロム「うわぁ〜…。首都もだいぶ変わったなぁ…?魔族も天使族もいる〜♪(魔界の人達も、最初はみんな悪党なのかなって思ってたけど…それは間違いだった。だって、彼らだって僕等人間みたいに心を持つヒトだから…)」
そんな事を思いながら街の人ごみの中を歩くゼロム。 しかし、まさかこの街で[彼等]と出会い…彼等と共に異世界を渡って旅をする事になるとは彼自身思いもしなかった。
・ ・ ・
街の一角にある飲食店。その周りにかなりの人だかりができていた。 その原因は………その飲食店の名物である[うちの店のスペシャル・メニューを30分以内に食べ切れたら賞金をお渡しします♪]に挑戦している薄いオレンジ髪の少女に注目しているからである。
そのスペシャル・メニューとは、東洋の国の中華料理[ギョーザ]を数倍の大きさにしたものである。その[巨大ギョーザ]を少女は難なく食していった。すでに残るは三分の一以下である。
????「…むぐむぐ…」 ???「いいぞ、シェリー♪そのままいけば賞金は俺らのもの〜♪」 ???「気張ってってや〜!!?」
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Re: 新リレー小説[ディスガイア・オルタナティブ〜第一幕〜] ( No.84 ) |
- 日時: 2009/09/24 11:24:37
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- 丁度その近くを通りがかったゼロムは、人ごみの向こうの様子を見て驚いた。
ゼロム「うわっ!?…すごいなぁ、あの娘。あの巨大ギョーザをあそこまで食べ切ってる…。あのお店のを食べ切れる人って殆どいなかったからなぁ…」
ドンッ!!
ゼロム「わっ!」 「気ぃつけろ!何所見て歩いてんだっ!?」 ゼロム「ああ、すすすいませんっ。」
すると、通行人の一人とぶつかってしまいとにかく謝ったゼロム。しかしすぐに気付く事となる。 先ほどのは通行人は[わざと]ぶつかって来たのだ。その手には、いつの間にか…財布が握られていた。
ゼロム「…ん?あれ…あれれっ!?」 懐を触って、違和感に気づくゼロム。…そして…
ゼロム「……す、スリだぁ〜っ!!?」
スリの犯人「っちぃ、もう気づきやがった…!!」
スリの犯人はゼロムの叫びを聞き、すぐさま駆け出した。ゼロムもスリの犯人を追いかける。
ゼロム「僕の財布、返せぇ〜!!!」
スリの犯人は小さな横道に逃げ込もうと入って行った…が、そこで彼は………
スリ「…あ?何だてめえは…そこ退けぇっ!!」 ????「その様な罪深い事からは、足を洗った方がいいですよ?」
ジャキッ!
スリ「いっ!?…し、神父様が銃を使って…いいのかよ…。」 ????「尤もな意見ですが、私は破戒僧なのであしからず…さあ、その財布を持ち主に返してきなさい…。」 スリ「…っ!!!」
ゼロム「ゼエ、ハア…あ、見つけ…た…って、何なんですかこの状況…?」 ????「ああ、この犯人は私が止めておきましたので…財布を取り返すなら、今のうちですよ?」
・ ・ ・
???「…ん?何か声がしなかったか、テンバ?」 テンバ「ああ、さっきのか。…この近くでスリに遭うた坊ちゃんが叫んだんで、スリをした奴を坊ちゃんが追いかけてったんや…。まあ、ともかくシェリーのおかげで賞金が手に入ったで〜♪それもこれもあんさんが暴飲暴食が過ぎるからやで?ルイギ…」 ルイギ「へいへい…。だからシェリーにこの店の巨大ギョーザ早食いに出てもらったんだろ?相変わらず金の情報にはよく聞き耳立てるよな…お前は…。」
シェリー「…けぷ…♪」
・ ・ ・
忠「さて、一方、氷牙さん達はどうなったんでしょうか…?孝さん達にバトンタッチ!!」
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Re: 新リレー小説[ディスガイア・オルタナティブ〜第一幕〜] ( No.85 ) |
- 日時: 2009/09/25 21:16:49
- 名前: ミクトラン二世
『待って!!』
氷「ッ!?」 ピカ「・・・・何だ?テレパシー?」 ふと、二人の頭に少女の声がよぎったかと思うと、純一達とピカの前で閃光が走り、そこから純白の羽と一緒に黒いボディースーツを着た黒髪の少女が出現する。 スティル「社長!!」 ネクロス「間違いない・・・・『転生の器』だ」 そう、この少女こそピカチュウやネクロスが探していた転生の器であった・・・・! 純一「ぎ・・・がああああああああああッ!!」 ???「ッ!!」 途端、その少女を襲おうと二人が動いたが、少女は聞いたことがない呪文を唱える。すると光の壁が現れ、純一と琴子の攻撃を受け止める。 氷「!?(何だ・・・この呪文・・・聞いたことがないぞ・・!!)」 ピカ「(オイオイマジかよ・・・・こりゃあコレットが使ってる天使術のスペルじゃねぇか・・・!)」
ぱち・・・ぱちぱち・・・
ふと、三人の魔力がいつの間にか漏れ出し、同調し始める。 ピカ「!!!!ヤベェ・・!」 氷「ッ!?」
チュゴオオオオオオオオオオオオオンッ!!!
そして同調した魔力は反発し合い、大爆発を起こした。 ピカ「ぐっ・・・・・!」 氷「ちぃ!?」
ジジジ・・・・・
純一「!?」 琴子「!!」 ???「!!いけない!!」 そして爆発と同時に三人の体を光が包みこんでいく。 純一「ぐああああああああああああああああああ!!!」 琴子「きゃあああああああああああああああああ!!!」 ???「!!だめ!!」
バシュウウウウウウウウウウウウウウウ・・・・・・・
そして光とともに三人の姿が消えた。 ピカ「・・・・・そんな」 氷「・・・・・」
ピピピッ!!
ピカ「・・・・・俺だ」 カービィ『た、大変だよピカチュウ!!今すぐこっちに帰ってきて!!』 ピカ「んだよ、今俺はそれどころじゃ・・・」 カービィ『いいから早く!!緊急事態なんだよ!!』 氷「緊急?それはどういう意味だ?」 カービィ『・・・・・なんで氷牙がいるの?』 ピカ「あ、ああ、ちょっとな・・・・」 カービィ『いいから来てね。氷牙はそこら辺にでも捨ててきていいから』 氷「!?オイオイオイ!!それはないだろ!?」 カービィ『1年間もみんなの事ほったらかしてた奴の事なんか知らないね。多分全員同じ反応だとおもうよ?』 氷「だ・・・・だけどよぉ・・・」 カービィ『ピカチュウ、こんな馬鹿ほっといてネクロスと一緒にこっち来て。どうせなのはにも二度とヴィヴィオに会う事を禁止されるような無責任男のことなんかどうでもいいから。じゃ』
ピッ!
ピカ「じゃ・・・・じゃあ・・・・俺はこれで・・・・」 スティル「お粗末さまです・・・・」 ネクロス「・・・・ではな」 そういってピカは足元に魔方陣を出現させ、魔方陣ごと三人は光に包まれて消える。そして一人取り残された氷牙の背筋にひゅ〜〜っと風が吹いた。
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Re: 新リレー小説[ディスガイア ( No.86 ) |
- 日時: 2009/09/25 21:28:59
- 名前: 孝
- 氷牙「俺だって………俺だって!好きで居なくなったんじゃな〜〜〜〜〜い!!!」
ビューーーンッ!!
氷牙はピカチュウ達の魔力を追って駆け出した。
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Re: 新リレー小説[ディスガイア・オルタナティブ〜第一幕〜] ( No.87 ) |
- 日時: 2009/09/25 21:34:05
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- 氷牙「………納得いかねぇえええええええええええ!!?確かに一年もの間、不覚にもヴィヴィオと共に捕らえられてたが…せめて俺のいない間何が起こったかくらい説明して行け〜!!!!!」
不満全開で、独り異空間に取り残された氷牙は思いっきり叫んだ。
・ ・ ・
スティル「…さっきの閃光は…、恐らく魔力の暴走ですね…。しかし、何故[転生の器]があんな所に…奴等がカプセルから出したんじゃ…」 ネクロス「…いや、あの少女が自力で出た可能性が高い…。尤も、周囲への影響は大きいかもしれんが…。ともかく、今一体どの様な状況となっているのか説明を…」
ピカ「…ん〜、とにかく詳しい事はカービィに聞かなきゃな?こっちだ…」
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Re: 新リレー小説[ディスガイア・オルタナティブ〜第一幕〜] ( No.88 ) |
- 日時: 2009/09/26 22:46:38
- 名前: ミクトラン二世
- 『スマッシュブラザーズ前線基地・ミッドチルダ支部』
シュウウウウウウウン・・・
三人が転送された先は、まるで一流のホテルを連想させるようなレントランスであった。 ???「お帰りなさいませ」 ふと、三人の前から緑の髪をしたスーツの女性がこちらに向かってくる。 ピカ「今帰ったぜQちゃん。カービィは?」 Qちゃん「カービィさんは現在なのはさん、マリオさん、マスターの三人と一緒に会議室にてお待ちしております。あと今先ほどピアニシモちゃんから連絡が貴方様あてに入りましたのでお伝えしておきます」 ピカ「で?なんて?」 Qちゃん「『昨日誘拐されたヴィヴィオちゃんを救出、現在追っ手を振り切りながら世界を移動中。帰りは遅くなるので晩御飯は自分で作るかお母さんに作ってもらってね』とのことです。」 ピカ「そうか・・・たしかヴィヴィオ1年前に何者かにさらわれたからな・・・・わかった、なのはにも伝えておく。」 Qちゃん「わかりました。後同封としてフォルテシモ君から犯人のアジトからハッキングした時にコピーしておいたデータもありますので後で転送しておきます」 ピカ「ありがとう、そうしてくれ」
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Re: 新リレー小説[ディスガイア・オルタナティブ〜第一幕〜] ( No.90 ) |
- 日時: 2009/09/29 15:09:50
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- 忠「ですよね。流れが間違ってますよ、ミクニさん。氷牙とヴィヴィオちゃんは同じ日に襲撃を受けて一緒に捕まっちゃったんですよ!?これだとつじつまとか合わないんですが…?私の考えでは、一緒に捕まった後で氷牙さんは新たな[聖王のゆりかご]のエネルギー供給にまわされ、ヴィヴィオちゃんは別の方に収容されてそのDNA情報を取られた…そして、暗黒四神将のカーリーが誕生…て、そうゆう訳ですよね?」
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Re: 新リレー小説[ディスガイア・オルタナティブ〜第一幕〜] ( No.91 ) |
- 日時: 2009/09/29 21:14:02
- 名前: ミクトラン二世
- いえ違います、カーリーは本来ヴィヴィオと同じ日に誕生したという設定でお送りしています。そして俺はあのときに居たのはヴィヴィオじゃなく偶然そこで時間を潰していたカーリーで氷牙が気づかずに近づいてしまったという内容を考えてたのですよ。ちなみにそのときヴィヴィオはスマブラ屋と呼ばれるスマブラメンバーのアジトにいたという設定考えてたんです。
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Re: 新リレー小説[ディスガイア・オルタナティブ〜第一幕〜] ( No.92 ) |
- 日時: 2009/09/29 21:23:16
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- 忠「……え〜 、そうゆう設定ですか〜…。で、孝さん。これは如何に致しましょうか…?」
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