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新リレー小説[ディスガイア・オルタナティブ〜第一幕〜]
日時: 2009/06/15 21:31:36
名前: 忠タロウ+その他の皆様

忠「さあ、いよいよ始まります[ディスガイア・オルタナティブ]!!!まずは第一幕、どうぞ♪」





[プロローグ]

[???]

そこは、薄暗かった。何処かの研究施設だという事は明白である…。
周囲のカプセル群の中にある異形達を見れば、どれほど残酷な実験をしていたか分かるだろう。他種族の生物と融合した物、全身に武器を組み込まれている物。

???「…さて、ようやく我等の悲願達成のための[計画]発動の時がやって来ました。ここまで来るのに、どれだけの時間を費やした事でしょうか…?」

その部屋に響く声。その声の主は、一つのカプセルを見てそう呟いた。そのカプセルの中にいたのは、[       ]だった。

???「まだ赤ん坊の状態ですが、この[       ]が完成した暁には、我等は全世界の永遠の支配者となり得る事でしょう!!ここまで築き上げた技術力と[三邪神]達が築いてきた技術を手に入れた今、もう彼等は用無しです…。」

カプセルの中の[       ]に向かって、喋り続ける人影。

???「さて、まずは異世界をいくつか侵攻してそこに、人造兵士の[量産プラント]を建設させておきますか。兵力は多いに越した事はありませんからねぇ…?ふふふふ…、あの伝説の[凶魔皇帝]の血液は手に入れるのに苦労しましたよ?ですが、これで[       ]の完成が近くなる事間違い無しです!!さあ、この血液を[       ]の体内に注入して…」

カプセル内の[       ]の身体に繋げられたコードの一つに赤い液体が通る。それが[       ]に到達した瞬間、髪の色が黒く染まり瞳の色も変わっていった。

???「おおぉ…。見事にオリジナルの素質を受け継ぎましたね[       ]!!これで、完成まで残り…」

刹那。周囲に震動が起きた。

???「!?…こ、これは一体…!?」

[ここ]で、地震などあり得ない…。まさか!!

人影の予感は当たった。[       ]の入ったカプセルを中心に時空の歪みが強まっているのを確認した。

???「…あまりにも強大過ぎる力が、この[ゆらぎ]を起こしているとでも…!?まずいです!!」

しかし、時既に遅し。[       ]は[ゆらぎ]によって発生した黒い穴に吸い込まれ…消えてしまった。
後に残るのは、砕けてしまったカプセルとその影響を受けてひび割れたり割れてしまったカプセル群。そして………

???「…この様な事は計算外です…。ようやく[一体]奴を完成させたというのに!!!…仕方ありません。[赤子から育てていくの]は諦めて[最初から成体の奴]を創らなければ…まだ例の血液は残っているのですから…。我等[暗黒四神将]全員分の[器(うつわ]を創る分はね…」
人影は[計画]を見直し、先ほど述べた方法を取るために部屋を片付けていた。もう、[       ]には何の興味も残っていなかった。





そして、時は流れ…古の三邪神達と時空の勇者・四聖獣騎士達の戦いが終わり丸一年。新たな物語が今、始まる!!!

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Re: 新リレー小説[ディスガイア・オルタナティブ〜第一幕〜] ( No.31 )
日時: 2009/07/23 19:30:02
名前: 忠タロウ+その他の皆様

一方…

???「…んん?鎖の機能に異常が…どうやら、あの属性魔王神殿は暴れたいご様子で…」

とある研究施設にて、カプセル群の機能をチェックしている矢先に異常発生の指示がモニターに映ったのである。
そのモニターを見ていた男は、研究者の一言が似合いそうな20代後半〜30代前半辺りくらいの男性。髪の色は闇夜でかなり目立つ金髪をしており、顔立ちはそれなりに整っている。(悪く言えば、[TOA]のディスト、よく言えばジェイドの様な感じで)

しかし、その瞳には研究対象以外の事には全く興味ないとでも言いたげな感じが出ている。

???「…まあ、あれだけ暴れれば疲労困憊で簡単に捕らえる事だって出来るでしょう。…さて、私は私で[転生の器]のデータを…」

???「ウィスター。例の部屋で氷牙・アンヴィレントが鎖を引き千切って脱走した。この施設の広さはたかが知れてるが、ここの警備システムなら今の氷牙でも簡単に捕らえられるだろう。」
ウィスター「ああ、グレイス…先ほどモニターにもその異常が出ました。まあ、ものの数分で終わるでしょうが…ね?」





忠「…実は[暗黒四神将]は全員、私的設定でははるか昔に全ての次元世界が一つだった頃に[三邪神]を生み出した[異能の技術者]の生き残りで…全員身体を改造してまで生き延びて来たという設定だったんですけど…もうこうなったら彼等はその末裔で、彼等の血の性(さが)に従って再び全世界を脅かす大事件を起こそうとしている…ってな感じでいきましょうか?て事で、[東方のウィスター]ともう一人[南方のグレイス]の紹介を次の行進で書きます…。」

ウィスター「…まあ、私の性格等はイースティアのをほとんど流用しているとか…」
グレイス「俺の場合は、武人の鏡の様な性格で本当は西方だったみたいだが…カーリーに取られてしまったから…南方に移す事になったそうだ…。」

忠「残るは北方の四神将ですが…どんなキャラにするんですか?ミクニさん。やはり年長者キャラですか?あと、設定会議用に作ったスレッドで[イースティア]とか[ウェスティオン]とかそういう名前の人等を私の方で全部出したかったんですが…こうなっては最早半分はミクニさんの考えたキャラ、残り半分は私が考えたキャラって事にしますね?」

ウィスター「…この人もホントにいい加減ですね?」
グレイス「そんな者に創造された我等は…一体…」
Re: 新リレー小説[ディスガイア・オルタナティブ〜第一幕〜] ( No.32 )
日時: 2009/07/26 18:05:33
名前: 忠タロウ+その他の皆様

忠「…今回の更新は、キャラ紹介のために書き込むのであしからず…。では、暗黒四神将のうち二人[東方]のウィスターと、[南方]のグレイスの紹介です♪あと、異能の技術者の事も書き込みます。」





[アポカリプス・ナイツ]
[暗黒四神将]
[[[東方]のウィスター]]
メイガス・グループに所属する暗黒四神将の一人で、[異能の技術者]の血を強く受け継ぐ科学者。
探究心・向上心などが強く、全ての次元世界の生物(たとえそれが、同族であっても)を、残酷な実験の材料にするなど非情な面を持つも、普段は始終丁寧口調で話す、[見かけ]は好青年。
ただし、自分や自分について来てくれる者以外に対しては[下等種族]とみなし、とにかく見下して研究材料にしてしまうという。
メイガス・グループの下で密かに自分だけの施設軍団[アポカリプス・ナイツ]を組織し、いずれはメイガス・グループを抜けて自分達[暗黒四神将]が全世界の[究極の存在]として永遠に君臨しようと画策している。

[種族]
人間と堕天使のハーフ。

[戦闘スタイル]
科学者ゆえに術師系の遠距離攻撃が主だが、時には専用の特殊戦闘服を身に纏ってビームソード二刀流を振るっての、近距離戦を取る事もある。

[[[南方]のグレイス]]
ウィスターやカーリーと同じく、[暗黒四神将]の一人で幻想界出身の男性剣士。
彼にもいくらか[異能の技術者]の血が流れているためか、[究極の強さ]を求めて己を鍛え続けている。
ウィスターの様に[究極の存在]に対しては興味はあるも、[その者と戦い勝利しても敗北しても悔いは残さぬ]と言う事で、永遠の命にはさほど執着心を持っていない武人である。
四神将の中では[北方]に次ぐ年長者であり、カーリーには剣技を教えたりしている。

[種族]
人間3:魔族1のクォーター。

[戦闘スタイル]
主に、片刃長剣(俗に言う刀(かたな))一刀流での抜刀術などを扱って戦う。また、魔族の血が流れている故に魔術で属性付加を施しての剣技を振るう。

忠「…以上ですが…、ミクニさんに繋げます…。何か悪いトコがあればご意見をお願いします!」
Re: 新リレー小説[ディスガイア・オルタナティブ〜第一幕〜] ( No.33 )
日時: 2009/07/26 22:13:28
名前: 忠タロウ+その他の皆様

忠「次は、[異能の技術者]について説明をば…」

[[異能の技術者]]

巨神木[デリス・カーラーン]の根によって生まれし大いなる大地の果てにて、自分ら以外の異種族を憎み拒むという姿勢を崩さぬヒトの一派。
彼等の技術は、当時の世界の遥か先の文明を築きそれらを用いて他の種族を実験材料にして来たという。
まさしく、今の[諸悪の根源]達の大元になる者達とも言える程である。しかし、[三邪神]を生み出した時に彼等の暴走により殆どが死に絶えてしまった。
しかし、運良くそれから逃れて大地の果てから密かに他の場所に逃げおおせた者達もいた。その末裔こそ、ウィスター達である。

知的探究心・向上心などが非常に強く、それを満足させる為ならたとえ非情なる実験にも手を染める程であるから、生き残った者達の多くもそれによって誰かの手で殺されたりして数も減っていった。
だが、あえて[異種族と交わる]事で子孫を増やし、血筋が絶えるのを防ぐ事が出来たのだから、その執念はかなりのものである。

現時点では、ウィスターとグレイスがその血族の子孫とされている。

忠「………以上です。これについて何かあれば、コメントお願いします…。ミクニさんにバトン・タッチ。」
Re: 新リレー小説[ディスガイア ( No.34 )
日時: 2009/07/27 14:32:42
名前:

兵1『ガ、ガリウス様…』
ガリウス「どうしました?」
先程、歪な嗤っていた男。
メイガスやヴィヴィオ、氷牙を利用しようと企む男、ガリウスは、通信してきた兵を睨む。

兵1『さ、先程、闇の牢獄に捕らえられていた魔王氷牙が、強力なエネルギー・ドレインを放ちながら、聖王の器を探…しに』

ガリウス「?捕獲システムで捕らえられないのですか?」
兵1『ま、魔王氷牙の放つエネルギー・ドレインは……我々の様な生物だけでなく、む、無機物に含まれる…魔力や、電気エネルギーすらも吸収する程、強力な物のようで……ガハッ……』

とうとう兵1は、ガリウスの研究施設全体に蔓延する氷牙のエネルギー・ドレインにより、息絶えた。

恐らく、氷牙は、ヴィヴィオには強力な鎧…聖王の鎧に、氷牙のエネルギー・ドレインは通じない事を確認しているので、敢えてエネルギー・ドレインを解放しているのだと思われる。


ガリウス「………はぁ…どうやら、私が直接出向く必要があるみたいですね……ヴィクターW…魔王氷牙……この私…ヴィクターXガリウスが……ふふふ……」
Re: 新リレー小説[ディスガイア・オルタナティブ〜第一幕〜] ( No.35 )
日時: 2009/07/27 14:58:33
名前: ミクトラン二世


ピピピッ・・・・

ふと、別の部隊から通信が入る。
ガリウス「・・・どうした?」
『す、すみません・・・・・ガリウス・・・・・様・・・・聖王の器・・・・・何者かによって奪われました・・・・』
ガリウス「・・・・・何だと?」





ここはヴィヴィオが捕らえられていた氷牙とは別の場所、現在ここは廃墟同然に完全に破壊されていた。
???「ふぃ〜〜〜、任務かんりょ〜〜〜」
ヴィヴィオ「ありがとう、ご苦労様」
その中心で、金髪オッドアイの少女を肩に担いだ、赤い鎧に身を包んだ人型機械が真っ赤な剣を担いで立っていた。
研究員A「き・・・・貴様・・・・・どうして此処が・・・・・ここは誰にも知られていない場所の筈・・・・・」
???「ん〜〜〜?秘密」
研究員B「ひ・・・・秘密って・・・・・・」
???「あ〜〜も〜〜五月蝿いなぁ〜〜〜〜、僕もう行くよ?」
そう言って機械戦士は研究員を尻目に歩き出そうとする。
研究員A「に・・・・逃がして・・・・なる物か・・・・・」
そういって研究員Aは持っていたスイッチを押す。

バシュゥゥゥッ!!!!

キメラ「ぎしゃあああああああああッ!!!!」
すると近くにあった巨大なカプセルが開き、中からカマキリとトラを足したようなキメラが出てくる。
???「あ、ここキメラの製造もしてたんだ。へぇ〜〜〜〜〜」
ヴィヴィオ「そんなこと言ってないで、大丈夫なの?勝てるの?」
暢気に話をしてるヴィヴィオと戦士の事など気にせず、キメラは二人に襲い掛かる。
???「ダイジョブダイジョブ〜〜♪」

ガシィッ!!!!

キメラ「ガ、がろ!?」
しかし、戦士はそんなキメラを片手で余裕かのごとく受け止める。

???「コイツくらいなら簡単に倒せるよ〜〜〜♪なんたって僕、いや僕等は・・・・」

瞬間、戦士はさっきまで刺していた大剣をとり、そのままキメラを連続で切りつけ、バラバラになったキメラに巨大な炎の塊を浴びせ消滅させる。その間僅か2秒。

六星王SF「六つの元素を統べる武神、紅蓮疾走(グランド・ドライヴ)の六星王だよ?この位大丈夫だよ〜〜〜♪」
Re: 新リレー小説[ディスガイア ( No.36 )
日時: 2009/07/27 15:52:32
名前:

ガリウスの口調は物静かな口調でお願いします。
乱暴な言葉が吐けません。
笑い方はクスクスと笑うか、狂った笑い方の二種類。



ガリウス「……なる程…六星王ですか…よもや、その様なガラクタにここを発見されるとは思いませんでしたよ…」

通信越しに見える六星王を見て、少しばかり落胆するガリウス。


ガリウス「全く……私の邪魔ばかりする不要者は後が絶ちませんね…良いでしょう。私が相手をしましょう。…その昔、平行世界でドクター・ジャッカルと呼ばれた…この私、ヴィクターXガリウスが…」

シュンッ
転移ですぐさま向かうガリウス。

シュンッ

ガリウス「その娘を連れて行かれると困ります。早々に返しては貰えませんか?」
六星王「返す?ヴィヴィオは物じゃないんだよ?僕等の友達なんだ!」

ガリウス「それは失礼しました。ですが、その娘は私の計画に必要不可欠な人物。連れて行かせるわけには生きません。」
六星王「退かないと…怪我じゃすまないよ?」
ガリウス「やれるのでしたらどうぞ?…ま、無理だとは思いますが?」

始終、笑顔を絶やさず、挑発的な声音で話すガリウスに、六星王は…

六星王「じゃぁ…行く…あれ?」
ガリウス「どうしました?」
笑顔を絶やさず、クスクスと笑いながら六星王を見やるガリウス。


六星王「体が…動かない?…なんで!?」

ガリウス「簡単な事です…これが私の能力…いえ、私の、武装錬金…鉄血の武装錬金・ブラッドナイフの特性なのですから…」

六星王「武装錬金?それって!」
慌て出す六星王…まぁ、体が動かないからわかりづらいが…

ガリウス「その様なガラクタなど、相手にするだけ時間の無駄です…お逝きなさい?……DEATH・blood…(デス・ブラッド)」

ズシャシャシャシャシャシャッ!!

突然、六星王の体…いや、体とは形容しがたい。体全体を血色のナイフが内側から生えてきたのだ。
六星王はバラバラのスクラップ…修復不能なまでに残骸にされ、後にはヴィヴィオ以外に、血濡れの子供たちが倒れ伏していた。

ガリウス「念の為、急所は外しておきましたが…何時まで生きていられますかね?では、御機嫌よう」


ガリウスはヴィヴィオを気絶させ、その場から転移した。



ガリウス。
平行世界ではあのドクター・ジャッカルこと赤屍蔵人と同一の存在。
個体としては違うのだが、魂だけは同じ物。
口調も、ジャッカルと同じ。

その強さは、魔王氷牙に近しいとされている。
だが、魔力は普通の魔王よりも若干低いのが悩みらしい。


黒い核鉄と同化しており、ヴィクターXとして覚醒している。
エネルギー・ドレインを意識的に自由に扱える。しかし、氷牙程強力ではないが、ヴィクターTの10倍の出力はあるようだ。

鉄血の武装錬金・ブラッド・ナイフの特性は5つ。
その内の一つが、鋼鉄破壊。
鉄分を含む物に寄生し、内側から破壊する能力。
武装錬金の中でも、間違いなく最強の部類に入る凶悪な武装。
あらゆる生物に鉄分は血に含まれている。
こちらが攻撃する前に、全身を内側から刃物で突き破られるのだ。
たまったものではない。

だが、その代償も大きい…この特性は、コスト上、生物に対しては1日1回が限度なのだが、魔力を大量に消費するのは、生物に対してのみで、無生物に対してはノーコストなのだ。
全魔力の内、半分以上削る為、正に一撃必殺の必殺技だ。
因みに、1日に二回以上使うと自分も内側から刃物で突き破られる。

だが、ヴィクターXであるガリウスは死ぬ事がないので、ひと月もあれば元通りだろう。
Re: 新リレー小説[ディスガイア・オルタナティブ〜第一幕〜] ( No.37 )
日時: 2009/07/27 16:14:53
名前: ミクトラン二世

???「・・・・・な〜んてね」
なんと、スクラップにされた六星王の下から、蒼い忍者装束に身を包んだ六星王がヴィヴィオとともに出現した。
六星王NF(忍者フォーム)「こんな事もあろうかと二号機を囮に使って正解だったよ・・・・あ〜あ、こんなにもボロボロに・・・・これじゃあお母さんに叱られるね」
ヴィヴィオ「それにしてもよく分かったね、あの人が来るって・・・・」
六NF「そりゃあそうだよ、ヴィヴィオちゃんはあいつ等にとっては重要な存在らしいし、それを奪われるなんてことあってはならないからね」
ヴィヴィオ「だね、フォルテくん。もう出てもいいよ〜〜」
ヴィヴィオがそういったとき。

バキンッ!!!ガシャン。

スクラップにされた二号機の背中が外れ、そこからからモンスターボール
が出現しその中から赤いバンダナを着けた黄色い髪をした少年が現れる。
赤「あ〜〜も〜〜、なんで僕が囮なのさ!」
六NF「仕方が無いでしょ?フォルテ兄さんがじゃんけんで負けたんだから」
赤「そりゃそうだけど〜〜〜〜!」
六NF「それより、早くここから離れよう、またアイツみたいなのがくる可能性があるし、ほら、兄さんも早く乗る!」
赤「分かってるよ!まったく・・・・」
そう言ってフォルテはモンスターボールに入ると、背中の開いた六星王NFの収納スペースにセットされる。
六NF「しっかり掴まっててね、ヴィヴィオちゃん」
ヴィヴィオ「うん、わかった」
そう言って六星王NFは高速で印を結ぶ。
六NF「忍法ッ!!!超時空移動の術ッ!!!」
瞬間、六星王NFの下に八卦の魔方陣が出現し、六星王NFとヴィヴィオは掻き消えた。



超時空移動の術:六星王NFが別世界に移動するために使う術で、本人が行きたいと思った世界に移動できる。しかも追跡阻害魔法も働いており、現在の技術ではメイガス・グループの誰であろうとも追跡不可能。余談だが、この術はフォルテシモが父親が趣味で集めている特撮ドラマDVD『ウル○ラマンA』を見て何となく思いついたらしい。
Re: 新リレー小説[ディスガイア ( No.38 )
日時: 2009/07/27 16:44:28
名前:

ガリウス「……私としたことが…よもや、あの様な子供達とガラクタに、騙されるとは……」

ガッ!

ヴィヴィオと思いこんでいた物…それは、フォルシテモの技…"みがわり"で作った分身を、ヴィヴィオ形にしたものだった。

転移で自室に戻ったガリウスは、違和感を覚えたヴィヴィオに目を向けると、ネズミの人形に変わっていた。


ガリウス「………ふふふ…彼らも、私を楽しませてくれるのでしょうか?久々に、血沸き肉踊る戦いが…待ち遠しいですね?クックックックッ…ふはははははははは!!」
Re: 新リレー小説[ディスガイア・オルタナティブ〜第一幕〜] ( No.39 )
日時: 2009/07/27 17:31:01
名前: 忠タロウ+その他の皆様

ウィスター「…何と言う事でしょう…!!?まさか…[聖王の器]及び[ブラッディ=ロード]に逃げられてしまうとは…。ですが、今回のデータを参考に極氷魔王神・氷牙の[エネルギー・ドレイン]対策などをたてるとしましょう…。」

グレイス「…ガリウスから連絡が来てるが?先の事で、どうやら奴の[スイッチ]が入ってしまった様だ…。」
ウィスター「こちらとしても、四神将全員で出るというのは目立ちますからねぇ…?それに、ガリウスの持つ武装錬金は一日に二回以上使ったら、自滅は避けられませんし…。まあ、ヴィクターXである彼なら一月で完全回復しますから…、本人の好きな様にさせてあげましょう…。」

グレイス「…あと、カーリーから」
カーリー『こちら、カーリー!!輸送の準備は完了したわよ〜♪』

ウィスター「…カーリー、通信の際に大声で話すのは慎んでほしいですね…?」
カーリー『ああ、メンゴメンゴ♪…でもさ、ウィスターだって研究に夢中の時は周りの声何か一切聞こえなくなっちゃうんだもん?』

ウィスター「…はいはい、それで…輸送の準備とは、例の[アレ]…ですか?」
カーリー『そうよ〜?』

ウィスター「…では、メイガス社長に連絡しておきます。あなたはこれから、それがちゃんと取引相手に届くようしっかりと警護して下さい。念のため、私が造った[彼等]も数体ほど警護につけさせましょう…。非常時のためにと、いいデータ採取を期待して…ね?」

カーリー『…りょうか〜い…。』
グレイス「…さて、こちらはこちらで[アポカリプス・ナイツ]の指揮をするが…次はどの次元世界を攻める?」
ウィスター「…次の次元世界は…、北の辺境次元世界の一つ[ヴィルワース]です…。」
グレイス「…では、デス・キラーA二体と[マッド・ソルジャー]十体の十個隊を先遣部隊として送り込もう。その世界の文明レベルや技術などを調べてもらうためにな…。」

ウィスター「ええ、そうして下さい。…まあ、万が一の時は[戦闘を許可する]と命令しておいてください。」
グレイス「分かった…。」





忠「…ところで、ガリウスは[北方]の四神将とみていいですか?孝さん…。違うなら、ごめんなさい…」
Re: 新リレー小説[ディスガイア・オルタナティブ〜第一幕〜] ( No.40 )
日時: 2009/07/28 19:27:29
名前: 忠タロウ+その他の皆様

メイガス「何だと!?[聖王の器]が…[スマッシュ・ブラザーズ]の者達に奪還された!?しかも、[極氷魔王神・氷牙]まで闇の牢獄から脱出しただとぉ〜!!?」

この二つの報告に、驚愕の顔色を露わにするメイガス。通信モニターにはウィスターとグレイスの顔が映っている。

ウィスター『ええ、その様で…ですが、[聖王の器]はガリウスに任せてこちらは例の[アレ]の取引に厳戒態勢をしいておけばいいだけです。」

メイガス「…しかし、あの[属性魔王神]の一人の魔力を[新たな聖王のゆりかご]の動力源として供給していたのだぞ…?これでは、また何人もの人間や他の種族を捕らえなければいけないじゃないか!?」

ウィスター『…まあ、確かに氷牙殿は賢者の石こと黒い核鉄を心臓の代用品にしてますから…それによるヴィクター化でエネルギー・ドレインをされてしまったら、すぐに回復してしまいますね?ですが、同じヴィクターでgXのガリウスと戦えば…どの様になるでしょうかねぇ…?』
メイガス「…ウィスター…、この状況でガリウスすら実験台にするとはさすがだな…。とにかく、今回の取引については…」

グレイス『カーリーと、念のため[彼等]を数体ほど警護につけさせておきます。』
メイガス「おおっ♪それならば…カーリーならいくら奴でも多少は躊躇するだろう…。それに、ウィスターとガリウスの造りあげた人造人間[ネオ・ヒューマン]達がつけば最早…確か、[鬼に金棒]と言うんだったな?」

グレイス『…概ね、それで合っているかと…』
ウィスター『…今回は、警護に相応しき能力を持った者達ですので取引の成功を…祈っております。』

メイガス「ああ、それでは通信を終了する…。そちらも気をつける事だ…。」





忠「…さて、氷牙さんは一体どこを走ってるんでしょうか?無事、施設から脱出できるんでしょうか…?孝さんにバトンタッチ♪」

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