Re: [ディスガイア・オルタナテ ( No.62 ) |
- 日時: 2009/10/23 20:01:50
- 名前: 孝
- 氷牙「……で、お前も来たわけだ?」
ピカ「そうですよ。何か問題でも?」
氷牙「いや、多分だけどな、カービィは別にヴィヴィオ達を見捨てたわけじゃねぇと思うぞ?」
ピカ「……は?いや、だって…「ほれ」…これは?」
氷牙「さっき、タクトから送られてきたこの間したルーンエンジェル隊の健康診断のカルテ」
ピカ「いや、それはわかるけど、なんでこんな物を?」
氷牙「そこに書いてあるルーンエンジェル隊の新人…カービィの娘だぞ?」
事も無げに言う氷牙。 それに三人は…
…………………………………………………………
「「「…………エェェェェェェェェェェェェ!?」」」
なのは「カービィさんにキービィちゃん以外にも娘さんが居たんですか!?」
氷牙「ああ、みたいだな」 ユーノ「なんか軽いノリですね!?」
氷牙「俺も知ったのはさっきだけどな」
ピカ「じゃぁなんで、そんな平然としてんですか!?」
氷牙「あ?いや、カービィだってもう良い年だろ?子供の二人や三人居たって不思議な歳じゃあるまいし」
なのは「た、確かにそうですね」
ユーノ「う、うん。考えてみればそうだよね?」
ピカ「え?じゃぁ何?他人の子より自分の子優先したってこと?」
氷牙「あ?誰だって自分の子が一番だろ?俺は実子だろうが養子だろうが関係なく優先するけどな?どちらかと言えば神音達が怪我しても分身送るがな?」
なのは「なんでですか?」
氷牙「俺本人が行ったら"こんな所で油売ってる場合か"って怒る奴らだからな。顔さえ見れれば分身でも構わんらしい。まぁ、あいつ等が子供の中で一番年上だからな。お兄ちゃん、お姉ちゃんは我慢とかそんな所だろ」
なのは「は、はぁ…それって、深い信頼があるって事でいいんですか?」
氷牙「もちろん」
ピカ「お、俺って奴は…自分の思慮の浅さに自己嫌悪…」
氷牙「あ〜〜〜まぁ、ドンマイ。その内良い事あるって…所で、後でエリー殴って良いか?」
握り拳を作りながら素晴らしい笑顔で聞く氷牙。
ピカ「………なぜ?」
氷牙「お前の話聞いてたらエリーも勘違いしてるそうじゃねぇか?なんか、アイツに言われると無性に腹が立つ」
ピカ「…………確かに。"あの"エリーに言われると無性に腹が立つかも…いや、腹が立つ!行きましょう旦那!」
氷牙「おう!!」
ガシッと握手したピカチュウと氷牙は、エリーに主婦とはなんたるかを叩き込みに、なのはを巻き込んでエリーの元へ爆走しだした。
なのは「なんで私までェェェェェェェェェェ……」
ドップラー効果を残しながら二人に連れて行かれたなのはだった。
ユーノ「えっと………僕の立場は?」
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第二幕〜 ( No.63 ) |
- 日時: 2009/10/23 20:26:14
- 名前: ミクトラン二世
- お〜いタカさん、一応キービィはこの作品ではもぅ16だけど流石になのはより年下っす
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Re: [ディスガイア・オルタナテ ( No.64 ) |
- 日時: 2009/10/23 22:29:01
- 名前: 孝
- 失礼した。
ならちゃん付けでOK?
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第二幕〜 ( No.65 ) |
- 日時: 2009/10/25 20:19:07
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- ネクロス「…その、何だ…今の私には、君にかける言葉が[元気を出せ]しか見つからん…。」
一連の騒ぎを見て、どうすればいいか分からずともかく慰めの言葉をかけるネクロスであった。
・ ・ ・
一方、三千院家・別邸のゼロム一行は………
ゼロム「あ、このお茶美味しいです♪」 マリア「ありがとうございます。」
現在、ティータイム中であった。
ルイギ「…菓子ぐらいじゃ、あんま腹が膨れねえな…。」 シェリー「…もきゅもきゅ…」
テンバ「文句ばっか言うなや…。せやけど、これからどないしまひょか?」 ラキウス「ここは、テンバさん達の知っている人達に逢えそうな所に行くのが妥当かと…。」 テンバ「そりゃそうやな。この世界にも、ネクロス・グループの支店があるんやし…行ってみた方がええわな?スカイはん達が拾った、金属片の分析とかもできそうやし…」
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第二幕〜 ( No.66 ) |
- 日時: 2009/10/26 14:11:25
- 名前: ハイパーカイザー
- スカイ「そのネクロス・グループって何だ?」
テンバが言ったことの中に、聞きなれない単語を聞いたスカイは質問をする。
テンバ「それはやな・・・」 レオ「それよりも互いの自己紹介がまだじゃないか?」
テンバの言葉をさえぎってレオが逆に質問する。 そういわれて、確かにやっていないことに気づき。
スカイ「そういえばそうだな、じゃあ・・・俺は大空 空、スカイって呼んでくれ。こっちは俺の弟のソウル。」 ソウル「大空 魂だ。ソウルと呼んでくれ。」 瞳「私はスカイの妻、大空 瞳です。よろしくお願いします。」
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第二幕〜 ( No.67 ) |
- 日時: 2009/10/27 10:20:21
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- ルイギ「俺様は、[不死身のルイギ]!!どれだけ不死身かというと、たとえ首チョンパされようが真っ黒焦げに燃やされようがすぐに復活できる!!それがこの俺よ!?」
テンバ「わては、こいつを[旅の護衛兼盾]として雇っとる行商人のテンバですわ。一応種族は半人狼やがな…。で、こっちの嬢ちゃんはルイギの養子でシェリーや、よろしゅうな〜♪」
シェリー「…よろしく…。」
ゼロム「ぼ、僕は[ゼロム=シュバイツァー]と言います。」 ラキウス「私は旅の神父の[ラキウス=フォーレンス]です。…神父と言っても、破戒僧ですが…。」
ルイギ「ちなみに言っとくが、俺とシェリーは[生体兵器]だ。俺は元人間で、昔[ネクロス・グループ]に改造されて以来[不死身の身体]と[合成獣の身体]…二つの能力を持つ生体兵器になっちまった。まあ、これはこれで使い勝手がいいからな♪…シェリーは別の組織に造られた奴でな?何故か俺に、懐いて来たから…まあ、養子として連れて行こうと…」
シェリー「…ルイギと一緒にいると…落ち着く…。」 ルイギ「まあ、俺も悪かったかもだが…出会ったのはとある異世界の大都市の廃墟エリアだったな。…つい男としての性か、シェリーを…[色んな意味]で襲おうとしちまったんだよな…。」
テンバ「まあそん時に、シェリーに腹を貫かれたんでっしゃろ?」 シェリー「…ごめんなさい…。」 ルイギ「過去の事だ。気にすんなって?」
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第二幕〜 ( No.68 ) |
- 日時: 2009/10/27 19:39:44
- 名前: カイナ
- レオ「お前そんな事したのかよ……相変わらずというか何と言うか……」
ルイギの言葉にレオが呆れながら茶を飲みつつ答える。するとゼロムが首を傾げながら尋ねた。
ゼロム「そういえば、レオさんとルイギさん達って知り合いなんですか?」 レオ「ん?あぁ、昔勇輝……こいつの仲間と勘違いでやりあってな。その類で知り合った」 テンバ「確か勇輝はんの勘違いやったっけなぁ。しかしそれをあっさり退けるレオはんもレオはんやで」 レオ「いや、あの歳であそこまで戦えるんだから充分だろ?そういうのはライやアルフ、エルフィくらいしか見なかったからこっちも楽しめた」
テンバの言葉にレオはどことなく嬉しそうな表情でそう返した。
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第二幕〜 ( No.69 ) |
- 日時: 2009/10/30 21:33:11
- 名前: ハイパーカイザー
- スカイ「勘違いでやりあうっていったい・・・」
ソウル「その実力についていけるやつがいるとは・・・」
レオ達の言葉に多少漫画汗をかく二人。
テンバ「・・・ところであんさんらは、別の世界から来たと言うてましたけど、いったいどういう方法で・・・?」 ルイギ「それに、なんかわけありな感じみたいだしな。」
テンバ達の質問にスカイ達は答える。
スカイ「ま、簡単に言えば俺達は[ゲート]っていう扉と、[世界の狭間]っていう異空間を通ってこの世界に来たんだ。」 ソウル「[世界の狭間]はいわばパラレルワールド・・・簡単に言えば、アニメやゲームのような世界と世界の間にあるといわれている。」 スカイ「俺達は闇の人間と呼ばれるやつらと戦っているんだ。もっとも、現在では残党のみだが。」 ソウル「その残党を探していたとき、この世界から異常なまでの魔力系エネルギーを感知したんだ。その中にやつらから発生する闇のエネルギーを見つけたため、この世界に調査をしに来たんだ。」 瞳「本来なら、後三人仲間、というより私達の息子達と彼らの幼馴染も一緒だったのですが、この世界に入ったとたんどこかに飛ばされたらしく、行方不明なんです。」 スカイ「ま、そういうことだ。」
と、いったん区切って改めてルイギ達に質問する。
スカイ「で、そのネクロス・グループって何なんだ?」
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第二幕〜 ( No.70 ) |
- 日時: 2009/11/01 15:21:59
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- ルイギ「…ん〜、昔は軍事兵器の開発・量産などをしてそれらを他所の世界の戦争屋に売りつけて利益をあげていた闇企業でな?俺もその[ネクロス・グループ]製の生体兵器の一体って訳よ。まあ、今はそれからは手を引いて別の事で大きな企業になってるがな…?」
テンバ「…その社長はんが[古の三邪神]の一人[ネクロス・マスク]って奴や。…まあ、あの人はあの人なりに世界を変えようとしたんやけど…先ほどレオはん達が言っとった、わてらの仲間の勇輝坊ちゃん達と属性魔王神のお二方がそれを止めたっちゅう訳何や…。」
ゼロム「…す、すごいですね〜…。」 ラキウス「邪神と属性魔王神…、あまりにも次元がかけ離れてますが…」
ルイギ「ちなみに、ハヤテの奴も昔氷牙―つまり属性魔王神の一人に助けられたんだよな?」 ハヤテ「あ、はい。あの時は熊に襲われて…氷牙さんはそれを素手で倒しちゃうんですから、びっくりでした。あと、その時に熊鍋を頂きました♪とても美味しかったです。」
シェリー「…(ジュル)」 テンバ「こらこら、ヨダレ出とるで?」
ルイギ「…ところで、スカイ達の仲間の残り三人の事だが…それも[ネクロス・グループ]に頼めばすぐ見つかるぞ?色んな異世界に自分等の支店を出してるからな?」 テンバ「…専用の携帯を買った時は、ホンマにびっくりしたで…?…あまりの金額の高さに…わて一瞬気ぃ失ってしもた…。」
・ ・ ・
ジジジ…ブォオオオオンッ!!!
三千院家・別邸の庭の一角にて、次元転移の魔法陣が現れた。そこから、黒を基調としたゴスロリドレスを纏い、頭の上に犬の耳を左右にゴート系の角を持つ少女と十数匹のペンギンの様なヌイグルミが出現した。辺境世界ヴィスワールでゼロムが会った悪魔の少女[フィアリス]達である。
フィアリス「…ホントにここにいるんですの?」 プリニー1「もちろんっス!苦労して、ようやくあの剣士の居場所を特定したっスよ!!」 プリニー2「…まあ、いきなり[ゆらぎ]とやらに巻き込まれてったんで次元座標の特定に、手間取ったっスけど…今度は大丈夫っス!」
フィアリス「…もし[今回も]間違ってたら…今度は2、3匹ほど夜空の星と化す事になりますわよ♪」
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第二幕〜 ( No.71 ) |
- 日時: 2009/11/01 20:14:45
- 名前: ハイパーカイザー
- ルイギ達の話を聞き、ほっとするスカイ達。
瞳「そうですか。よかった。」 ソウル「とりあえず安否が確認できればそれでいい。」 スカイ「ああ。」
と一方で、スカイは考え事をしていた。
スカイ(・・・なんであいつらはどこかに飛ばされたんだ?偶然か、はたまた・・・)
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