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[ディスガイア・オルタナティブ]〜第二幕〜
日時: 2009/10/02 19:11:36
名前: 忠タロウ+その他の皆様

忠「…さて、この作品も第二幕を出す事となりましたが…」

ハヤテ「で、何故僕がここに呼び出されたんですか?」
忠「もちろん、ゼロム君達が最初に行く異世界ですから♪だって、同じ不幸体質同士気が合いそうですから…これはもう、決定事項です!!!」
ハヤテ「…ハア…そうですか…。 (なんか、複雑な気分…)」

ルイギ「だがその前に、ゼロムと俺らがヴァ―ミリアで[アポカリプス・ナイツ]の送り込んだ先遣部隊との初戦闘が!!」

テンバ「はてさて、どないなるんやろか…?」
シェリー「…それでは…」
ゼロム「[ディスガイア・オルタナティブ]第二幕の…」
『スタートですっ!!!(だ!!)(や!!)』
シェリー「…すた〜と〜…。」

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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第二幕〜 ( No.32 )
日時: 2009/10/16 17:28:31
名前: ハイパーカイザー

そのスカイたちは、ゼロムたちの後ろでノートパソコン・・・ワールドコンピュータを使って何かを調べていた。

ルイギ「何調べているんだ?」

とルイギが聞くが、三人はそれに答えず深刻な表情をしていた。

スカイ「・・・なあ、ソウル。これは間違えじゃないんだな?」
ソウル「ああ・・・認めたくはないが・・・さっきのは間違いなく[ゆらぎ]だ。」
スカイ「何でこんな世界に、あの現象があるんだ?零児たちの世界にしかないはずのあの現象が・・・!」
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第二幕〜 ( No.33 )
日時: 2009/10/16 17:57:50
名前: ミクトラン二世


異世界の空も青かった。

それが現在風来坊の姿で町を歩いている純一の感想である。



純一「あ?捜索すか?」
士「ああ、異世界で俺らはまず辺りを捜索してこの世界が何の世界か、この世界での俺らの役割を探すんだ。ちなみに・・・・」
そう言って士さんは後ろにある絵を指差す。龍の装飾が施された巨大な薙刀と二本の三又で赤いのヤリが夫々重なりその前では黒い綺麗な長髪を靡かせて左手にさっきの龍の薙刀を持った女性と赤い槍を両手で持って赤い鎧を身につけた短髪の男の後ろ姿が書かれていた。
士「あれもその世界のヒントらしい・・・俺には分からないがな」
琴子「へぇ・・・面白そうですねぇ・・・・」


そう思って俺らはまだ目覚めない少女を光さんに任せて外に出たんだが・・・・いつの間にか俺の衣装が風来坊、琴子が谷間とヘソがクッキリ見え、さらにはミニスカという何処ぞの風俗店のギャルを思わせるようなチャイナ服。そして士さんが・・・・何故か蒼い鎧の武者と、何か見ようによっては異様な三人にんにしか見えない後景である。
士「どうやらこの世界ではこういう服装が主流らしいな」
純一「ってオイ琴子ッ・・・・!お前あんまりくっ付くなよ・・・!」
琴子「え〜〜〜?いいじゃない。ホレホレ」

むにぃ〜〜〜〜♪

純一「ちょ!?ま、待て!!腕に胸が・・・!」
琴子「あはは!純ちゃんったら♪そらそら〜〜〜♪」
純一「だあああああああ!!!!!待て待て!!止めろ!!」
士「お前ら・・・・少し静かにしろ・・・・」
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第二幕〜 ( No.34 )
日時: 2009/10/16 19:16:32
名前: 忠タロウ+その他の皆様

ズドォオオオッ!!

純一「うおっ!?」
琴子「わひゃっ!?」
士「…喧嘩かなにか…どころじゃないスケールの騒ぎだな…?」

彼等が見たのは、丸い炎の塊の様なモンスターと戦っている二人…一人は写真館で見せてもらった絵と同一人物の武者だが、もう一人は明らかに純一達がいた世界にいそうな服装の青年―だった。

イカズチ「OK!レッツ・パーティータイム!!」

イカズチはそう言って、軽快にエレキ・ギターを鳴らす。すると同時に、身体からパリパリと雷が放出されていくのが目に見えて分かる。

ボム2「んあっ!?んなので俺らを攻撃する気か!?それじゃあてめえらも巻き添え食うぞっ!!」
イカズチ「オットト…ソーリー…。忘れてたぜ…、こいつら自体が[爆弾]だったって事を…」

真田「なぬっ!…それは真か!?」
イカズチ「イエス…。電気でも炎でも引火させたら爆発。数匹いた場合、連鎖爆発でかなりの被害があるんだ・ZE?俺じゃどうしても身体から雷を出しちまうし…かといって何もしないでいるってのは…」

ボム1「…そうさ、俺らは爆弾みたいなモンスターさ。だが、俺らだって好きでこんな世界に来た訳じゃねえんだよ!?どうすりゃもといた世界に戻れんだよ!!」

イカズチ「そう言われても…NA?この世界に[ネクロス・グループ]の支店があれば話は別だけど…」

純一「(…ん?ネクロス…どっかで…?)」

ボム2「ああ、もしかするとこの町にもあるかもって思って入って来たら、この騒ぎだ…。どこにあるんだよ!?」
イカズチ「ん〜…多分、[元上司]は色々とお忙しいかもだし…それにこの世界の文明レベル考えたら…進出してねえかも…NA?」

??「ちょっとちょっと〜?こんな往来で何やってんの?」
イカズチ「WOW!?…ヨミか…。良い所に♪」

そこに現れたのは、おそらく13歳くらいの紫色の髪の少年。この世界に相応しい服装をしているが、六大幹部と言っても信じてもらえなさそうな似合いぶりである。

ボム1「ああっ?ガキ?」
ヨミ「ガキ扱いはよくないな…。これでも、[ネクロス・グループ]六大幹部の一人、ヨミ様だよ?…君等はちゃんともといた世界に転移させてあげるからさ。」

ボム3「ホントか!?」
ボム4「イヤッホー♪戻れるぜ〜♪」

真田「……???」

純一「…何なんだ、あのガキ…。」
琴子「何だか、あっという間に騒ぎ解決しちゃったね…?」
士「…」
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第二幕〜 ( No.35 )
日時: 2009/10/16 20:44:17
名前: ハイパーカイザー

一方、銀河たちはようやく現場に到着した。

銀河「・・・なんだ、あれ?」
聖夜「どうやら解決したようだな。」
林華「でも・・・だれなのあれ?」

少年・・・ヨミと喜んでいるボム、さらにこの町に合わない服装のギタリストイカズチ、武士の格好をしている真田を見て林華が疑問を口にする。

銀河「さあな。けど、あの火の玉のやつを除けば、あの三人かなり強い。」
聖夜「わかるのか?」
銀河「ま、なんとなくね。」

そうこうしているうちに、見物人がまばらになってきたところで、銀河たちは思いがけない人物を見かける。

銀河「・・・え?あいつって・・・?!」
聖夜「どうし・・・な!?」
林華「なに・・・ええ!?」

その声に、その人物・・・士が銀河たちに気づき・・・

士「・・・!おまえら!」
三人「「「士!?」」」
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第二幕〜 ( No.36 )
日時: 2009/10/16 22:29:29
名前: ミクトラン二世

???『・・・・やっと帰ってきたか』

ヴゥオン・・

ふと、ピカの近くで小さなモニターが起動する。
ピカ「おう、エリー。只今帰ってきたz・・・・」
自分の妻に挨拶しようとしたピカだが、何故か絶句する。そして不審に思った全員が同じくモニターを見て、全員唖然となる。そらそうだ、現在写っているのは右目に皮の眼帯をした金髪ショートの女性が映っている。それは問題ない。その女性が黒のレース下着とタオルだけというものすごい危ない格好さえしてなければ。
エリー『ん?どうした?私の顔に何か付いてるのか?』
ピカ「おぃいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!何裸で出てんだよ!!」
エリー『仕方が無かろう。さっきまでお前を待ち侘びていたから風呂に入っていたのだしな』
ピカ「だからってせめてシャツ位着ろよ!!!恥ずかしいだろ!!!まさか今までそんな風に会議出てたわけじゃねぇだろうなぁ!?」
エリー『アホ、私はそんなに馬鹿ではない。それに別に減るものではないだろ』
ピカ「減るわあああああああ!!!・・・・っててめぇ、何か後ろにカップ麺のゴミがあるんだが・・・・お前こまめに掃除してるよな?」
エリー『うむ、かれこれ1ヶ月はしてないな。ここ最近出張続きだったし、なによりめんどくさいしな』
ピカ「てめえええええええええええええ!!!!!!!俺何時も言ってんだろ!!!掃除しろって!!!一体全体何時になったらそのズボラ癖治るわけよ!!!と言うか今すぐそっち行って掃除させろおおおおおおおおおお!!!!!!!あと服着ろおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!(怒)」
エリー『おお、久々に見たな。お前の意外な綺麗好き。』

ピカチュウは『意外な綺麗好き』の称号を・・・・

ピカ「くだらねぇこと言ってないで早く服きやがれえええええええええええええええええええええ!!!!!!あと掃除もしろやああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!(怒)」
Re: [ディスガイア・オルタナテ ( No.37 )
日時: 2009/10/17 00:29:23
名前:

ズゴンッ!!!!!


ピカ「ぺぷしっ?!」


氷牙「喧しいわ。子供達の昼寝の邪魔すんな。子供にとって、昼寝は大事な事なんだぞ。昼寝をしない子供は病気がちになるからな。」

氷牙は分身を作り出してピカを蹴り飛ばしたのだった。

エリー『おぉ〜相変わらず惚れ惚れする程の蹴りじゃな』

氷牙「テメェはさっさと服着やがれ。情操教育上に悪いわ。なんちゅうズボラな生活しとるんだ。親の顔見せろ」

親の顔が見てみたい所か見せろとまでいう氷牙。

エリー『お主も言うか』

氷牙「当たり前だ。子供が真似したらどうするつもりだよ?淫乱のレッテル貼られて、あまつさえそこらの浮浪者に犯されて人生終わるぞ」

エリー『む。それは困るな。』

氷牙「だったら母親らしくしろ。つーかそのズボラな性格から直せ。人生負け組」

エリー『人生負け組!?』

ちょっとショックを受けたエリー。

氷牙「ひと月経っても治らねぇなら、俺が1から主婦とは何かたたき込んでくれる」

エリー『そ、それだけは!?』

氷牙「な・ら・治・せ。子供は親の背を見て育つもんだ。コイツ等の反面教師になってどうする」

エリー『う…すまぬ』

氷牙「俺に謝っても意味がないだろうが。一旦通信終わり、着替えたら通信してこい。以上」


ぷつんと、通信を切った。



一同『おぉ〜』


パチパチパチと氷牙に小さめの拍手が送られた。


ユーノ「あのエリーさんを説教だけで…」

なのは「伊達に長生きしてる訳じゃないね」

ネクロス「う〜〜む」
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第二幕〜 ( No.38 )
日時: 2009/10/17 13:16:50
名前: 忠タロウ+その他の皆様

一方、純一達の方では………

純一「…えっと、士さん?この人達、知り合いなんすか?」

士「ああ、この人達は[ワールド・ブレイブ・レスキュー]略してWBRの人達だ。…だが、人数が合わないが…スカイ達は?」

銀河「ここに転移している途中で逸れてしまったんだ。だから、この町に来た訳だが…」
林華「そこでこの騒ぎを聞きつけたって訳なの。」

ヨミ「あれ?…そこの人達は、この次元世界の人達じゃないね。観光してるの?」
イカズチ「オーウ♪俺と同じ物質界の人達が一杯だ・ZE!!」
真田「…お前達も、この者達とは知り合いなのか…!?」

ヨミ「ううん。初めて会うけど、この人達の雰囲気からしてこことは別の世界の人達だって事は分かるよ♪それに…本物の仮面ライダーにも会えるなんて嬉しいな〜♪」
イカズチ「HEI!いいから、ボム達をもといた世界に戻したらどうだい?」
ヨミ「分かってるよ…五月蝿いな〜…。」

そう言って、ヨミは懐から携帯を取り出し、通信を始めた。

真田「ぬう?…その箱は一体何なのだ?」
ヨミ「説明メンドイから聞かない方がいいよ?…あ、ディロム?実は、[ハグレ]のモンスター達がいたんで彼等をもといた次元座標に転移してくれない?あと、社長は?」
ディロム『はい、分かりました。…あと社長は、現在スマッシュ・ブラザーズ基地に出てます。スティルは先ほど戻って、今度は四聖獣騎士のいる次元世界に向かいましたが…』
ヨミ「え〜?社長もスティル兄ちゃんも留守〜?…ハア、まあいいや。さっさと転移を始めて?」

ブォオオン!!

ボム1「おおっ!?これがそうか…。ありがとよ♪またいつかお礼しに来るかんな♪」
ヨミ「いいっていいって♪じゃ、ばいば〜い。」





そして、[ハヤテのごとく!]世界では……

ルイギ「零児達の事、知ってるのか?あいつらとも仲間だったんだが…」
テンバ「ああ、そう言えばそうやな。今頃どうしとるんやろな…お二人さん?」
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第二幕〜 ( No.39 )
日時: 2009/10/17 15:01:41
名前: ハイパーカイザー

スカイ「!お前ら、零児達を知っているのか!!」
ルイギ「うお!ちょ、おちつけ!」

ルイギ達の言葉を聞き詰め寄るスカイ。

ソウル「・・・仲間と言っていたな。」
テンバ「ああ、せやけど・・・どうしたんや?」

驚いているスカイ達にテンバが質問する。

瞳「もしかしてここは・・・?」
ソウル「いや、その可能性はない。」
ルイギ「何の話だよ?」
スカイ「・・・」

スカイ達は沈黙し、やがて・・・

スカイ「・・・実は俺達は、ここともさっきとも違う世界から来た・・・次元勇者なんだ。」


−−−−−−−−−−−−−−−−
レオ達は次元勇者を噂程度に知っていることにしてください。
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第二幕〜 ( No.40 )
日時: 2009/10/17 16:09:40
名前: カイナ

カイナ「はい、別にいいですよ」
――――――――――――――――――――
レオ「次元勇者?……どこかで聞いた事あるような……」
メリオル「あのねぇ……ラグ達が話したことあるでしょ?簡単に言うと様々な時空を守るために働いてる組織って」
レオ「ああ……そうだっけ?」

レオの言葉にメリオルが呆れたように返すとレオはまた頭をかき、それから言った。

レオ「まあ別世界の存在ってんなら俺達も似たようなもんだしな。俺達にそんな勇者なんてかっこいい二つ名はついてないけどな、つかそもそもそういうのは趣味じゃないし、傭兵で充分だ」

レオはそう言って笑い、メリオル達も少し微笑んだ。
Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第二幕〜 ( No.41 )
日時: 2009/10/17 16:39:42
名前: ハイパーカイザー

レオ「で、その次元勇者がどうしてここに?」
スカイ「・・・それを話すと長くなる。だから・・・ハヤテと言ったな。向こうで話すよ。」
ソウル「どっちにせよ、あんまり待たせるのもよくないからな。」

その言葉に、ハヤテ苦笑し。

ハヤテ「それでは、ご案内します。」

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