Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第二幕〜 ( No.22 ) |
- 日時: 2009/10/13 21:41:27
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- 忠「…ていうか、ルイギは[人間相手なら実年齢・魔族とかなら外見年齢で]判断しますので…彼の眼から見ればメリオルさんは彼の対象外…という訳です。いくら能力を扱う時の影響で若くなるとしても…」
・ ・ ・
テンバ「おや、レオはんが倒してくれたんでっか?あんがとさん♪」
レオ「と言っても、急所は外したがな…。もしかすると、依頼人が言ってた異変について知ってるかもしれないからな?」 ルイギ「…つか、さっきのはあんまりな扱いじゃねえか!!?」
ゼロム「あの…そちらの方は…?」 ラキウス「恐らく、ルイギ達のお知り合いみたいですね…。ですが、一人で奴を倒すとは…かなりの腕を持っていると見えますが…」
レオ「それより、今はこいつから…」
バチバチバチ…!!
レオ「ってあれ…?…久々だったから加減間違えた。」 ライ「父さん!!何やってるの!?」
どうやら、当たり所が悪かったのかD・ケンタルナイト2の身体から火花らしきものが出ていた。つまり………
チュドォオオオン!!!
爆発するという事である。もちろん、全員すぐにその場を離れたため無事である。
ルイギ「…おい、レオ…。この責任は、どう取ってくれるのかな?…難なら、お前等の依頼主とやらが頼んだ事を…教えてもらおうか…。嫌と言っても無駄だぞ?[サトリ・ブレイン]で考えてる事を覗く事だってできるんだからな…。」
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第二幕〜 ( No.23 ) |
- 日時: 2009/10/13 22:08:01
- 名前: ハイパーカイザー
- 瞳「まあまあ。落ち着いてください。」
瞳がルイギを抑える。その間に、スカイとソウルは爆発したD・ケンタルナイト2に近寄っていた。
スカイ「ったく・・・派手に爆発しやがって。」 ソウル「破片は残っているようだが・・・ま、貴重な証拠ではあるか。」
そう言って、ソウルはD・ケンタルナイト2の破片を回収した。
ゼロム「あの・・・何かわかるんでしょうか?」 ソウル「さあな。わかるとしても材質ぐらいだろう。」
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第二幕〜 ( No.24 ) |
- 日時: 2009/10/13 23:16:43
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- 忠「…孝さんの更新、よくよく見たら[玄武]の[げん]が間違ってます!!玄人(くろうど)の玄ですよ…?」
・ ・ ・
テンバ「…で、どないして材質を調べるつもりでっか?調べるなら、あの街ん中の[ネクロス・グループ]支店に行けばええでっしゃろ。」 ルイギ「あ〜…、ディロムの奴か。あいつに任せれば、すぐに分かるだろうぜ…。」
ゼロム「…!!(ゾクッ!)…な、何だか嫌な予感が…」 ラキウス「どうしました?」 ゼロム「…じ、実は僕…よくよく不幸な目に遭う所為か、その辺の感覚が鋭くて…」
ルイギ「…つまり、今この場に何か悪い事が起きる…とでも?」 ゼロム「は、はい…。何が起こるかまでは、僕にも予測できませんが…」
そのゼロムの嫌な予感は……
すなわち、次元転移現象[ゆらぎ]の発生である。
ズズズズズズズ…!!
シェリー「…うう…っ!!?」 ルイギ「んなああっ!!?こんな時にかよー!!」 テンバ「ここ最近、発生率低うなっとるから安心と思ったら…これでっか…。」 ラキウス「かなり当たる様ですね…。ゼロム君…?」 ゼロム「ごご、御免なさい…!! 」
・ ・ ・
忠「…ちなみに、ゼロム君達がこれによって行く事となる転移先は…[ハヤテのごとく!]世界の三千院家別邸の庭の中の予定です。…もし他にも転移先について意見がありましたら、お願いします。」
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第二幕〜 ( No.25 ) |
- 日時: 2009/10/14 01:11:33
- 名前: カイナ
- カイナ「え?そうなの?てっきりそれなりの歳の女性なら見境なく襲うのだとばかり」
ルイギ「お前は俺をどう見てたんだよ……」 カイナ「だってそうとしか思えなかったもん」 ―――――――――――――――――――― レオ「いや、別に謝る必要はねえよ……それよりもまた面倒事になりそうだな」
レオはゆらぎを見上げながらはぁと息を吐く。それと同時にその場にいた全員がゆらぎに呑み込まれ、姿を消していった。
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第二幕〜 ( No.26 ) |
- 日時: 2009/10/14 16:50:09
- 名前: ハイパーカイザー
- 一方そのころ、スカイたちと離れてしまった銀河たちはとある森をさまよっていた。
銀河「・・・いつになったらこの森から出られるんだよ。」 聖夜「まだ一時間しかたっていないぞ。」 林華「・・・でも、本当にここどこなのかしら。」
ゲートを潜り抜けた瞬間にこの森に来てしまったため、銀河たちは皆目検討がつかないまま移動していた。
林華「聖夜、本当にマップが表示できないの?」 聖夜「ああ。それに父さんたちと連絡がつかないことから、おそらく別世界に来たと推測できる。」 銀河「なんにしても、早いとこ出口を・・・ん?」
そういいかけた銀河が目にしたのは、光だった。
銀河「まさか、出口か!?」 林華「行ってみましょ!」 聖夜「おい!・・・ったく。」
飛び出していった銀河と林華を追う聖夜。 そして彼らの目に飛び込んできたのは、町だった。
銀河「町だ!」 林華「よかった〜」 聖夜「だが、まだ距離があるな。」 銀河「何だっていい。行こうぜ!」
そして銀河たちは町へと向かっていった。
このとき、銀河たちはまだ知らなかった。 この町で、出会いと再会が待っていることを・・・
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− この森は、BASARAと恋姫の融合世界の森です。
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第二幕〜 ( No.27 ) |
- 日時: 2009/10/15 16:06:52
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- さて、銀河達が向かって行った町の中では………
和風の装いの町並みに似つかわしい人間が一名、路上で演奏(すなわちゲリラ・ライブ)をしていた。
その青年こそ、昔[ネクロス・グループ]の技術で[キメラ・ヒューマン]に改造された人間―イカズチである。
イカズチ「イエ―イ♪皆ぁー!!俺様の魂の唄を聴いてくれぇーい!!!」
「うーわ…何なんだ、あの琵琶弾きは…?何か喧しい音を出しとる…」 「でも、なかなかいい男じゃない?それに、この曲…南蛮の国で流行ってるのかもしれないよ♪」
そこに、赤い甲冑を纏う一人の青年が団子を食べながらやって来た。
??「ぬう…?何だか、賑やかな曲を弾いているな…あの琵琶弾きは…。」 イカズチ「HEI!!そこの赤い旦那…その姿を見るだけで、魂の炎がバーニングしちまう・ZE!?イェア―♪」
ギュイイ〜ン♪
??「ぬっ!?…拙者の事か。某(それがし)は、[真田幸村]!お主は何だ!?」 イカズチ「俺は、雷鳴を呼ぶミュージシャン…[イカズチ]様だぜぇ〜い!!?」
バチバチバチッ!!
真田「うおっ!?…貴様、まさか妖怪の類か!!」 イカズチ「おおっと、ついテンション上げ過ぎちまった・ZE…。でも、勘違いしないでくれ…。俺はただ、音楽を奏でたいだけだ・ZE?」 真田「…むうう…。だが、最近この町の中でも妖(あやかし)騒ぎがよく起こっているのだ…!!お主とて、それは聞き及んでいるだろう!?」
イカズチ「WOW(ワオッ)!?それは確かに聞いたぜ?…だけど、それなら俺は犯人じゃない…。その犯人たる妖怪は何を使った?」 真田「…確か、佐助が集めた情報だと…火を操っていたな…。」 イカズチ「だ・RO?俺は雷しか扱えないし、俺の能力はテンションの上がり下がりで威力が変わるから・NA?
・ ・ ・
忠「…イカズチの紹介をキャラ紹介に書き込みますんで、少々待って下さい…。」
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第二幕〜 ( No.28 ) |
- 日時: 2009/10/15 17:10:34
- 名前: ハイパーカイザー
- 忠タロウさん、町に向かったのは銀河たちですから。
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銀河「やっと着いた・・・にしては、和風な町だな。」
そのころ銀河たちは、町の入り口にいた。
聖夜「なんか、京都にある撮影所みたいだな。」 林華「とにかく町に着いたんだから、さっさと情報収集しましょ。」 銀河「ま、その前に散策してみようぜ。」 聖夜「まったく・・・遊びに来ているわけじゃないんだぞ。」
聖夜が銀河をとがめるが・・・
銀河「だってさ、この世界に関してなーんもわかっていないんだから、それぐらいやってから情報収集しても遅くないだろ。」 林華「・・・一理あるかも。」 聖夜「ったく・・・」(ため息) 銀河「というわけで、レッツゴー!!」 林華「おーー!」 聖夜「・・・大丈夫か、こんな調子で・・・」
言い知れぬ不安を抱く聖夜を尻目に銀河たちは町の中へと入って行った。
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第二幕〜 ( No.29 ) |
- 日時: 2009/10/15 17:35:35
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- その時だった。
ボボォオオオオッ!!!
「ひゃあああっ!!火事だぁ〜!!」 「きゃああっ!?また例の妖騒ぎよぉ〜!!」
銀河「んん!?…事件か。」 林華「これは…私達の出番だね♪」 聖夜「ああ…。」
・ ・ ・
イカズチ「ワオッ!…どうやら、これで俺の疑惑は晴れた・ZE?」 真田「いや、まだだ…。とにかく、例の妖怪を早く捕らえねば…!!真田幸村、参る!!!」
イカズチ「俺も行く・ZE?お手伝いくらいはさせてく・RE。」 真田「ならば、遅れずについて来い!!」
そう言って、幸村は騒ぎの中心へと駆けだす。その後をついて行くイカズチ。そこで見たのは………
???「オラオラァ〜!!てめえら全員焼き尽くすぞぉ〜!!?」
まるで、炎の塊の様なモンスターだった。数は数匹程度で顔は大きく、両手はあるがその身体は丸くフワフワと宙に浮いている。
イカズチ「…確かこいつら、幻想界の[ボム]ってモンスターだったな…?でも、何でこの魍魎界に…」 真田「奴等の事を知っているのか!?…やはり貴様等は」 イカズチ「NONNONNON!!こことは別の世界で見た事あるだけで、奴等とは仲間じゃない・ZE!?」
ボム1「おい、そこのお前!!俺らの身体の色を真似てんじゃねえよ!?爆発して焼き尽くすぞ!?」
真田「この幸村…、貴様等程度の炎では焼かれぬぞ!?天!覇!絶槍!!真田幸村、ここに見参!!」 イカズチ「HEIHEI!!お前等のおかげで勘違いされたじゃない・KA!?…観念して、悪さはやめな・YO?」
ボム2「るせえんだよっ!!!俺らだって、自分のいた世界に戻りてえのにてめえらが邪魔しやがるんだからよぉっ!?」
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第二幕〜 ( No.30 ) |
- 日時: 2009/10/16 11:54:15
- 名前: カイナ
- ライ「……ここ、どこなんだろ?」
一方ゆらぎに巻き込まれた面々は森か草原を思わせる場所に立っており、最初にライがそう口を開く。するとレオが右手首についている腕輪を左手でいじりながら返した。
レオ「ちょっと待ってろ……げっ、さっきのゆらぎのせいで時空を調べる部分が故障してやがる……まあ魔術行使機能と武装具現機能は問題ないみたいだからましか。くそっ」
レオはそう呟いて両手を下ろし、どうやらメリオルも結果は同じらしく両手を下ろす。すると何かを気にしていたらしきゼロムがライに尋ねた。
ゼロム「あの、ゆらぎに呑み込まれる前から気になってたんだけど……君さっきこの人の事を父さんって言ってなかった?」 ライ「げっ!?しまった!?」 アルフ「兄さん!焦ったら逆に怪しまれるよ!」 レオ「アルフもライを兄さんって呼んだら同じだろうが……ったく。説明ややっこしいし面倒だから嫌なんだよなぁ」
ゼロムの言葉にライが焦りアルフが突っ込むがそれにレオは呆れたように言ってから説明を始める。
レオ「まず名乗っとく。俺の名は空時レオ、こっちは妻のメリオルに息子のライとアルフ、娘のエルフィだ」 メリオル「初めまして、よろしく」 ライ「ども」 アルフ「よろしく」 エルフィ「正確には義理の娘だけどね。まあよろしく」
レオがそう言うと共にメリオル達が順々に挨拶していき、ゼロムもにこっと微笑んで返した。
ゼロム「へぇ〜、若作りなんですね。10代後半にしか見えません」 レオ「もう慣れたよその反応も……ライとアルフ、エルフィは実年齢だけど俺とメリオルは時空を越える時の体質上の問題やらで18前後に言ってみりゃ若返るんだ」 ルイギ「ま、それはいいとしてだ。さっきはうやむやになっちまったが、お前らの依頼主が依頼してきたこと、教えてもらおうか?それともサトリ・ブレインで頭の中覗かれるのとどっちがいい?」
レオが説明を終えるとルイギがそうにやにやと笑いながら言い、レオは息をつくとそれに返した。
レオ「分かった分かった、だが俺達も詳しくは知らされてないぞ。ここ最近様々な時空で妙なエネルギーが観測され、また異変が起きているらしくってな。俺らはその調査を頼まれたんだ、知ってるのはこれだけだぜ。あっちも色々あってまだ詳しく分かってないらしい」 テンバ「大雑把やな……よくそないな依頼受ける気になったの」 レオ「まあな、でも分かりやすくていいだろ?異変調べて調査するんだから。色々ついてきた方がめんどくせえよ」
レオの説明にテンバが呆れたように言うとレオは肩をすくめながらあっさりと返す。すると突然背後の草むらから誰かが現れ、レオ達は瞬時にそっちを向く。
???「だ、誰ですか!?あなたがたは!?」
そこに立っていたのは執事服を着た、童顔で癖のある髪型をした少年だった。
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Re: [ディスガイア・オルタナティブ]〜第二幕〜 ( No.31 ) |
- 日時: 2009/10/16 13:31:46
- 名前: 忠タロウ+その他の皆様
- ルイギ「…へ?お前…ハヤテか…。相変わらず幸薄そうな顔だな…?」
ハヤテ「…幸薄いとかは余計です…。というか、何故僕の名前を…あっ!!」
テンバ「おお、思い出した様やな♪」 ハヤテ「ええ、お久しぶりです。お二人とも♪…まあ、ルイギには遭いたくはありませんでしたけど…」
ルイギ「一言余計だぞ、お前…!?」 ハヤテ「お互い様です。…それと、そちらの方達は…?」
ゼロム「あ、初めまして…僕はゼロム=シュバイツァーと言います。」 ハヤテ「へえー、つまり外国人ですか?…いや、テンバさん達と一緒にいる辺り、異世界の人って事も…」
ラキウス「ずばりその通りです…。私は旅の神父の[ラキウス=フォーレンス]と言います。以後、お見知り置きを…」 ハヤテ「あ、これは御丁寧に…。僕の名前は、綾崎ハヤテと言います。」
ルイギ「…お前がここにいるという事は…、ここはどうやら[三千院家別邸]の庭の中か。…俺、金持ちとか貴族とかは嫌なんだよなぁ…?」 レオ「おいおい、この森か草原が庭!?広いな…。」
ハヤテ「まあ、本宅に比べれば…まだ狭い方ですし…。」 ライ「…うわ〜、マジかよ…!?」
ゼロム「ひ、広いですねぇ〜…?」 テンバ「わてらから見れば、無駄に広すぎと思うんやけど…」 ルイギ「今回ばかりはテンバに賛成ー。つか、金持ちは無駄に広い家に住みたがるのは何故だろな…。」
シェリー「…広い…。」 ハヤテ「あ、こんな所で立ち話も何ですし…屋敷にご案内しましょうか?」
ルイギ「金持ちは嫌いだが、美味いメシが食えるなら行くぞ!?」 シェリー「…おー…♪」(ジュルリ♪)
テンバ「こらこら、ヨダレ出とる出とる…。 」
ゼロム「…一体どんな人が住んでるんだろ…?」 ラキウス「…空気が何だか私達のいた世界とは違いますからねぇ…?正直に言うと、少し息苦しい様な…」
テンバ「ああ、[物質界]は文明の利器やらが多いからな?色々と工夫しとるんやけど、それでも大気汚染やら何やらで…」 ラキウス「げに恐ろしきは、人の業…という訳ですか…。豊かな生活に慣れすぎてしまった為に、自然の恵みへの感謝が薄れているのですね?」
テンバ「まあ、そんな人らばかりやないのも確かやで?…ってあら…スカイはん達は?」
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